016 *〜うちに/*〜ないうちに

名詞(めいし) :     の           +  うちに
動詞(どうし) : 普通(ふつう)(がた)一般(いっぱん)動詞(どうし)は「ている」)    うち(が/は)
形容詞(けいようし):<イ(かたち):ーい・ーくない>
    <ナ(かたち):ーな・ーでない>


♪ 会話(かいわ) ♪
真理(まり):さあさあ遠慮(えんりょ)しないで、()めないうちに()()がれ。でも、お(くち)()うかしら?
佐藤(さとう)真理(まり)さんの手料理(てりょうり)なら、()めてもおいしいですよ。
真理(まり): まあ、佐藤(さとう)さんったらお上手(じょうず)ね!どんどんお()わりしてね。
佐藤(さとう):うまい!お(ふくろ)(あじ)(おも)()しましたよ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜うちに」は「〜の状態(じょうたい)(あいだ)に 〜する」という意味(いみ)(あらわ)表現(ひょうげん)で、「〜(あいだ)(あいだ)に」(→文型(ぶんけい)002)とほぼ同義(どうぎ)表現(ひょうげん)ですが、状態(じょうたい)変化(へんか)関心(かんしん)をおいたのが「〜うちに」で、時間(じかん)問題(もんだい)にしたのが「〜(あいだ)に」です。
 どちらも動作(どうさ)状態(じょうたい)継続(けいぞく)(ちゅう)発生(はっせい)したことを(あらわ)すので、状態(じょうたい)動詞(どうし)(ある・いる・できる・わかる・()る)を(のぞ)いて、「〜ている」(かたち)か「〜ない」(かたち)接続(せつぞく)します。また、時間(じかん)だけを問題(もんだい)にするのであれば、「〜ないうちに」は「〜する(まえ)に」に()()えることができます。
  あなたが()ている(×()る)うちに、地震(じしん)があったんですよ。
  子供(こども)(かえ)らないうちに(≒ 子供(こども)(かえ)(まえ)に)、掃除(そうじ)する。
 なお、「〜うちに」<事態(じたい)完了(かんりょう)>と「〜うちは」<事態(じたい)継続(けいぞく)>の関係(かんけい)は「〜(あいだ)に」と「〜(あいだ)は」と(おな)じです。→例題(れいだい)1)2)

§ 例文(れいぶん) §
1.(てつ)(あつ)いうちに()て。
2.あの先生(せんせい)授業(じゅぎょう)退屈(たいくつ)で、()いているうちに、いつも(ねむ)くなる。
3.()きてるうちが(はな)なのさ。()んで花実(はなみ)()くものか。
4.あ、もう()()ですね。(くら)くならないうちに(かえ)りましょう。
5.そうそう、(わす)れないうちに(はな)しておこう。(じつ)は・・・

★ 例題(れいだい) ★
1) うとうと(する/している)うち(に/は)、(つい/うっかり)(たたみ)にタバコの()()として()がしてしまった。
2) この(けん)につきましては、この()での即答(そくとう)は(いたす→     )()ねますので、一旦(いったん)会社(かいしゃ)()(かえ)り、上司(じょうし)相談(そうだん)(うえ)一両日(いちりょうじつ)( )うち( )()連絡(れんらく)(もう)()げたいと(おも)います。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) (えら)ばれた(受身(うけみ)(かたち))/(うえ)は/べく(→文型(ぶんけい)382/→文型(ぶんけい)385)
2) あろう(未然(みぜん)(かたち)+と:→文型(ぶんけい)437)/()まった/は


(ぜん)(ぺーじ)016(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)