061 〜きっての
名詞
(
めいし
)
(
集団
(
しゅうだん
)
・
組織
(
そしき
)
を
表
(
あらわ
)
すもの): × + きっての +
名詞
(
めいし
)
♪
会話
(
かいわ
)
♪
李
(
り
)
:
日本
(
にっぽん
)
きっての
名勝
(
めいしょう
)
古跡
(
こせき
)
というと、どこかなあ。
良子
(
りょうこ
)
:
難
(
むずか
)
しい
質問
(
しつもん
)
だけど、
私
(
わたし
)
なら
京都
(
きょうと
)
の
嵐山
(
あらしやま
)
を
挙
(
あ
)
げるわ。
李
(
り
)
:あそこもいいけど、
奈良
(
なら
)
のひなびた
雰囲気
(
ふんいき
)
も
捨
(
す
)
てられないなあ。
良子
(
りょうこ
)
:
人
(
ひと
)
によって
好
(
す
)
きなところは
違
(
ちが
)
うってことね。
近
(
ちか
)
くでは
箱根
(
はこね
)
が
一番
(
いちばん
)
好
(
す
)
きよ。
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
「きっての」は「〜の
範囲
(
はんい
)
内
(
ない
)
で
最
(
もっと
)
も
優
(
すぐ
)
れている」という
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらわ
)
します。
前
(
まえ
)
に
来
(
く
)
る
語
(
かたり
)
は
組織
(
そしき
)
・
団体
(
だんたい
)
などの
名称
(
めいしょう
)
です。これは
最上級
(
さいじょうきゅう
)
を
表
(
あらわ
)
す
比較
(
ひかく
)
文型
(
ぶんけい
)
の
一種
(
いっしゅ
)
でしから、「この
町
(
まち
)
きっての
物知
(
ものし
)
り=この
町
(
まち
)
で
一番
(
いちばん
)
の
物知
(
ものし
)
り」のように「〜の
中
(
なか
)
で、
一番
(
いちばん
)
の〜」を
使
(
つか
)
っても
表
(
あらわ
)
せます。
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.○○
先生
(
せんせい
)
は
当代
(
とうだい
)
きっての
日本
(
にっぽん
)
画家
(
がか
)
としての
誉
(
ほま
)
れが
高
(
たか
)
い。
2.
何
(
なん
)
と
言
(
い
)
っても、
彼女
(
かのじょ
)
はわが
校
(
こう
)
きっての
秀才
(
しゅうさい
)
と
言
(
い
)
えるだろう。
3.
彼
(
かれ
)
はこの
町
(
まち
)
きっての
人気
(
にんき
)
者
(
しゃ
)
で、
何
(
なに
)
か
催
(
もよお
)
し
物
(
もの
)
があると
引
(
ひ
)
っ
張
(
ぱ
)
りだこだ。
4.
専務
(
せんむ
)
は
会社
(
かいしゃ
)
きっての
切
(
き
)
れ
者
(
もの
)
と
噂
(
うわさ
)
されている。
5.わが
社
(
しゃ
)
きっての
歌
(
うた
)
自慢
(
じまん
)
と
言
(
い
)
えば、
李
(
り
)
君
(
くん
)
をおいてほかにいないだろう。
★
例題
(
れいだい
)
★
1)
村
(
むら
)
(あっての/きっての)
力
(
ちから
)
自慢
(
じまん
)
だったが、
東京
(
とうきょう
)
に
来
(
らい
)
(てみると/てみれば)、
上
(
うえ
)
には
上
(
うえ
)
がある(のだ/ものだ)と
思
(
おも
)
い
知
(
し
)
らされた
2)
彼
(
かれ
)
はこの
会社
(
かいしゃ
)
きって( )
中国
(
ちゅうごく
)
通
(
どおり
)
という
評判
(
ひょうばん
)
だ( )、
果
(
は
)
たして
本当
(
ほんとう
)
なん(だ→ )か。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1) てあげる/かわりに(
交換
(
こうかん
)
・
代償
(
だいしょう
)
)/くれないか(→
文型
(
ぶんけい
)
182)
2) を(
他
(
た
)
V)/に/が(
自
(
じ
)
V)/の(→
文型
(
ぶんけい
)
354)
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日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る