165 〜つく
動詞
(
どうし
)
:[ます]
形
(
かたち
)
+ つく
♪
会話
(
かいわ
)
♪
李
(
り
)
:
競馬
(
けいば
)
でとった
五
(
ご
)
万
(
まん
)
円
(
えん
)
を
飲
(
の
)
んじゃった。すっかり
酔
(
よ
)
っちゃってさ、
家
(
いえ
)
まで
帰
(
かえ
)
りつくのがやっとだったよ。
良子
(
りょうこ
)
:
悪銭
(
あくせん
)
身
(
み
)
につかずとはよく
言
(
い
)
ったものね。
李
(
り
)
:やはり
一番
(
いちばん
)
落
(
お
)
ちつけるところは、わが
家
(
や
)
だなあ。
悪
(
わる
)
いが、ふとんを
引
(
ひ
)
いてくれ。すぐ
寝
(
ね
)
るよ。
良子
(
りょうこ
)
:その
前
(
まえ
)
に、お
風呂
(
ふろ
)
に
入
(
はい
)
って
酔
(
よ
)
いを
覚
(
さ
)
ましたら?
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
補助
(
ほじょ
)
動詞
(
どうし
)
「つく」は
動詞
(
どうし
)
の[ます]
形
(
かたち
)
について、
到着
(
とうちゃく
)
・
密着
(
みっちゃく
)
・
定着
(
ていちゃく
)
などの
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらわ
)
します。
漢字
(
かんじ
)
を
使
(
つか
)
うと「
着
(
つ
)
く・
就
(
つ
)
く・
付
(
つ
)
く」と
書
(
か
)
くように
多義
(
たぎ
)
になります。<
到着
(
とうちゃく
)
>
行
(
い
)
き
着
(
つ
)
く・
追
(
お
)
いつく・
帰
(
かえ
)
り
着
(
つ
)
く・
泳
(
およ
)
ぎ
着
(
つ
)
く・たどり
着
(
つ
)
く…<
密着
(
みっちゃく
)
>
噛
(
か
)
みつく・しがみつく・
抱
(
だ
)
きつく・
吸
(
す
)
いつく・すがりつく・
食
(
く
)
いつく…<
定着
(
ていちゃく
)
>
落
(
お
)
ちつく・
染
(
し
)
みつく・
住
(
す
)
みつく・
考
(
かんが
)
えつく・
錆
(
さ
)
びつく…<
完全
(
かんぜん
)
に〜した
事態
(
じたい
)
>
凍
(
い
)
てつく・
焦
(
こ
)
げつく・
焼
(
や
)
けつく・
凍
(
こお
)
りつく…
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.
足
(
そく
)
が
棒
(
ぼう
)
のようになって、やっとふもとにたどり
着
(
つ
)
いた。
2.
単
(
たん
)
なる
思
(
おも
)
いつきのプランじゃ
駄目
(
だめ
)
だよ。
3.インクが
服
(
ふく
)
に
染
(
し
)
みついて、いくら
洗
(
あら
)
っても
落
(
お
)
ちないわ。
4.
余
(
あま
)
りに
悲惨
(
ひさん
)
な
光景
(
こうけい
)
に、
私
(
わたし
)
の
心
(
こころ
)
は
氷
(
こおり
)
のように
冷
(
つめ
)
たく
凍
(
こお
)
りついた。
5.
焼
(
や
)
けつくような
太陽
(
たいよう
)
が、さんさんと
頭上
(
ずじょう
)
に
輝
(
かがや
)
いていた。
★
例題
(
れいだい
)
★
1)
旅
(
たび
)
は
帰
(
かえ
)
るところがある(から/ので)
楽
(
たの
)
しいんだ。
落
(
お
)
ちつく
場所
(
ばしょ
)
もない
流浪
(
るろう
)
の
旅
(
たび
)
の(どこ/だれ)が
楽
(
たの
)
しいと
言
(
い
)
える(だろうか/だろう)。
2)
足下
(
あしもと
)
( )(すがる→ )ついて
泣
(
な
)
いた
娘
(
むすめ
)
の
姿
(
すがた
)
が、
今
(
いま
)
も
目
(
め
)
に(
焼
(
や
)
く→ )ついて
離
(
はな
)
れない。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1) ときたら(→
文型
(
ぶんけい
)
229)/おだてると(→
文型
(
ぶんけい
)
203)/づく
2) きら/し(
理由
(
りゆう
)
の「し」→
文型
(
ぶんけい
)
107)/ぶら
↑
前
(
ぜん
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
165
↓
次
(
つぎ
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る