311 *〜に
先立
(
さきだ
)
って/*〜に
先立
(
さきだ
)
ち
名詞
(
めいし
)
: × + に
先立
(
さきだ
)
って
動詞
(
どうし
)
:
原形
(
げんけい
)
に
先立
(
さきだ
)
ち
に
先立
(
さきだ
)
ちまして
に
先立
(
さきだ
)
つ +
名詞
(
めいし
)
♪
会話
(
かいわ
)
♪
李
(
り
)
:
新
(
しん
)
製品
(
せいひん
)
の
販売
(
はんばい
)
開始
(
かいし
)
に
先立
(
さきだ
)
って、
商品
(
しょうひん
)
在庫
(
ざいこ
)
をどれだけ
積
(
つ
)
み
増
(
ま
)
していくかは、
本当
(
ほんとう
)
に
難
(
むずか
)
しいよ。
山田
(
やまだ
)
:
在庫
(
ざいこ
)
を
抱
(
かか
)
え
込
(
こ
)
むと
大変
(
たいへん
)
だからなあ。
下手
(
へた
)
をすると
次
(
つぎ
)
の
新
(
しん
)
商品
(
しょうひん
)
開発
(
かいはつ
)
に
先立
(
さきだ
)
つ
資金
(
しきん
)
ぐりがつかなくなる
恐
(
おそ
)
れだってあるしな。
李
(
り
)
:かといって、
商品
(
しょうひん
)
が
足
(
た
)
りなくなると
追加
(
ついか
)
生産
(
せいさん
)
が
大変
(
たいへん
)
だよ。
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
「〜に
先立
(
さきだ
)
って/〜に
先立
(
さきだ
)
ち」は「〜に
当
(
あ
)
たって」(→
文型
(
ぶんけい
)
286)とほぼ
同義
(
どうぎ
)
表現
(
ひょうげん
)
で
相互
(
そうご
)
に
置
(
お
)
き
換
(
か
)
えられる
表現
(
ひょうげん
)
ですが、「〜に
先立
(
さきだ
)
って」は
事前
(
じぜん
)
の
準備
(
じゅんび
)
という
意味
(
いみ
)
が
強
(
つよ
)
く、「〜に
先立
(
さきだ
)
って〜ておく」と
呼応
(
こおう
)
することが
多
(
おお
)
いでしょう。
また、
例文
(
れいぶん
)
5のように「〜の
先頭
(
せんとう
)
に
立
(
た
)
って」という
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらわ
)
したり、お
金
(
かね
)
を
表
(
あらわ
)
す「
先立
(
さきだ
)
つもの」、
先
(
さき
)
に
死
(
し
)
ぬを
意味
(
いみ
)
する「
親
(
おや
)
に
先立
(
さきだ
)
つ
不幸
(
ふこう
)
」のような
慣用
(
かんよう
)
的
(
てき
)
な
言
(
)
い
方
(
いかた
)
があります。
つきあいたいが、あいにく
今日
(
きょう
)
は
先立
(
さきだ
)
つものがないんだ。
先立
(
さきだ
)
つ
不孝
(
ふこう
)
をお
許
(
ゆる
)
しください。
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.
披露宴
(
ひろうえん
)
を
始
(
はじ
)
めるに
先立
(
さきだ
)
ちまして、
媒酌人
(
ばいしゃくにん
)
でもある
社長
(
しゃちょう
)
から、お
祝
(
いわ
)
いの
言葉
(
ことば
)
をいただきたいと
存
(
ぞん
)
じます。
2.
出発
(
しゅっぱつ
)
に
先立
(
さきだ
)
ち、
忘
(
わす
)
れ
物
(
もの
)
はないか、
各自
(
かくじ
)
点検
(
てんけん
)
してほしい。
3.
開演
(
かいえん
)
に
先立
(
さきだ
)
ち、
主催
(
しゅさい
)
者
(
しゃ
)
を
代表
(
だいひょう
)
してご
挨拶
(
あいさつ
)
申
(
もう
)
し
上
(
あ
)
げます。
4.
明日
(
あした
)
の
決勝
(
けっしょう
)
戦
(
せん
)
に
先立
(
さきだ
)
って、もう
一度
(
いちど
)
、
作戦
(
さくせん
)
について
意思
(
いし
)
統一
(
とういつ
)
を
図
(
はか
)
りたい。
5.
日本
(
にっぽん
)
はアジア
諸国
(
しょこく
)
に
先立
(
さきだ
)
って
非
(
ひ
)
軍事
(
ぐんじ
)
平和
(
へいわ
)
国家
(
こっか
)
の
道
(
みち
)
を
進
(
すす
)
み、
模範
(
もはん
)
となるべきだ。
★
例題
(
れいだい
)
★
1)
競技
(
きょうぎ
)
を
開始
(
かいし
)
する(に
先立
(
さきだ
)
って/にあって)、
審判
(
しんぱん
)
(に
対
(
たい
)
して/として)、
諸君
(
しょくん
)
に
一言
(
ひとこと
)
注意
(
ちゅうい
)
し(ておく/てある)。
2)
中華
(
ちゅうか
)
料理
(
りょうり
)
とは、
調理
(
ちょうり
)
( )
先立
(
さきだ
)
つ
下
(
した
)
準備
(
じゅんび
)
( )
時間
(
じかん
)
をかけ、そして
一気
(
いっき
)
に(
作
(
つく
)
る→ )
上
(
あ
)
げる
火
(
ひ
)
の
芸術
(
げいじゅつ
)
だ。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1)
終
(
お
)
える(
他
(
た
)
V)/に
際
(
さい
)
し(〜
際
(
さい
)
→
文型
(
ぶんけい
)
098)/
方々
(
かたがた
)
(
敬語
(
けいご
)
)
2) を/に/に
↑
前
(
ぜん
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
311
↓
次
(
つぎ
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る