名詞 : × + まで
動詞・
形容詞:
普通形<ナ
形ーな> までに
までになる
良子:「くそばばあ」なんて
言ったのよ。どこまで
親を
馬鹿にするつもり。
今日という
今日は
堪忍袋の
緒が
切れたわ。
今度そんな
口を
利いたら、
出て
行ってもらうわよ。
李 :そこまで
言わなくてもいいんじゃないか。
小平、
言っていいことと
悪いことがあるぞ。そのことがわかるまで、しばらくそこで
正座して
反省していなさい。
「〜まで」の
副助詞の
用法で、
事態がどの
程度まで
達しているかを
表しています。「〜ほど」(→
文型392)も
程度を
表しますが、「〜まで」は
程度の
最終段階を
表すのに
対し、「〜ほど」は
程度の
例示や
形容です。
足が
痛くなるまで(・ほど)
歩いた。
納得がいくまで(×ほど)
調べる。
上の
例はどちらも
使える
例ですが、「〜まで」は
足が
痛くなった
段階で
歩くのをやめていますが、「〜ほど」は
歩いているときの
程度を
形容しています。
下の
例は「〜ほど」が
不自然です。
逆に、「〜まで」が
使えないのが
次の
例です。→
例題1)
死ぬほど(×まで)
驚いた。
目の
玉が
飛び
出すほど(×まで)
高かった。
1.
喉元まで
出かかった
言葉だったが、
思いとどまった。
2.
結果がどうなるかはともかく、
自分が
納得がいくまでやってみたいんだ。
3.その
検事は
恐ろしいまでに
頭が
切れる
男だった。
4.
彼と
碁の
対戦をしたが、
全く
歯が
立たず、
完膚なきまでに
打ちのめされた。
5.
日本では1910
年代の
終わりには、99%の
児童が
学校教育を
受けるまでになっていた。