409 *〜()きだ/*〜()けの/*〜()きがある

名詞(めいし): ×  +  ()きだ
          (むかい)きの + 名詞(めいし)
          ()きに + 動詞(どうし)形容詞(けいようし)
動詞(どうし): 原形(げんけい) +  ()きがある


♪ 会話(かいわ) ♪
() :そのセーターは色合(いろあ)いといい(がら)といい、(わか)女性(じょせい)()きだね。どう()ても(きみ)()きじゃないよ。
良子(りょうこ):ねえ、それどういう意味(いみ)?もう(わたし)はおばんだとでも()いたいの?
() :おいおい、そう()きになるなよ。(ぼく)はただ・・・。
良子(りょうこ):ただ(なに)なのよ。はっきり()ってみなさいよ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜()き」は「〜に適合(てきごう)している/〜に適当(てきとう)だ」という意味(いみ)(あらわ)します。ほとんど名詞(めいし)直接(ちょくせつ)接続(せつぞく)しますが、「若向(わかむ)き」のように形容詞(けいようし)につく(れい)(すこ)しあります。
  このワインは甘口(あまくち)女性(じょせい)()く ・ このワインは甘口(あまくち)女性(じょせい)()きだ
 その()、「()き」には「動詞(どうし)原形(げんけい)()きがある」の(かたち)で、「〜(ぎら)いがある」(→文型(ぶんけい)063)と(おな)じように「〜する傾向(けいこう)がある」を(あらわ)したり、方面(ほうめん)方面(ほうめん)(ひと)(あらわ)す「御用(ごよう)()きはなんですか/反対(はんたい)する()きが(おお)い」などの用法(ようほう)もありますので、用例(ようれい)例文(れいぶん)()()れておきました。

§ 例文(れいぶん) §
1.このスキーコースは勾配(こうばい)(きゅう)だから、初心者(しょしんしゃ)()きではない。
2.(くん)はすぐかっとなる()きがあるから、教育(きょういく)(しゃ)()きじゃない。
3.(にん)には()不向(ふむ)きがあるのだから、自分(じぶん)()きの仕事(しごと)()つけることが大切(たいせつ)だ。
4.どうも日本人(にっぽんじん)()きに(つく)られた中華(ちゅうか)料理(りょうり)は、(あじ)淡泊(たんぱく)本来(ほんらい)濃厚(のうこう)風味(ふうみ)(うしな)(きら)いがある。
5.表向(おもてむ)きは大衆(たいしゅう)()きのスナックのように()えますが、(うら)では盗品(とうひん)売買(ばいばい)をしているという(うわさ)です。

★ 例題(れいだい) ★
1) 「御用(ごよう)の(()き/()け)は(なに)でしょうか」「((かる)い→   )海外(かいがい)旅行(りょこう)()き/()け)の(かばん)(さが)しているんです」
2) 外国(がいこく)(じん)()き( )(やさしい→     )(()いた→     )日本語(にほんご)文法(ぶんぽう)辞典(じてん)はありませんか。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) ×/に(連用形(れんようけい))/()える(()V)
2) が(()V)/馬鹿(ばか)(ナ(かたち))/が(()V)


(ぜん)(ぺーじ)409(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)