擬音語・
擬態語の
語幹: × + つく
名詞 : × + づく(
一部例外あり)
良子:
高い
山が
紅葉してきたわねえ。
一ヶ月もしないうちに
東京の
紅葉も
色づくわね。
李 :「
秋来たりなば
冬遠からじ」だね。
良子:あれ?それって「
冬来たりなば
春遠からじ」だったんじゃないかしら。
李 :いちいち
揚げ
足を
取るなよ。むかつくなあ。
補助動詞「〜つく」は
多くの
畳語形式の
擬音語・
擬態語の
語幹について、「ぎらぎら→ぎらつく/がたがた→がたつく」のように
自動詞を
作ります。これらは「ぎらつく=ぎらぎらする/がたつく=がたがたする」のように「〜する」を
使っても
表せます。
多くの
擬音語・
擬態語につくので、
応用度の
高い
接尾語です。→
例題1)
また「〜づく」は
名詞について、「
片づく・
気づく・
勢いづく・
色気づく・
怖じ
気付く・
傷つく・
調子づく・たてつく…」のように「そのような
事態や
傾向になる」という
意味の
自動詞を
作ったり、「ゴルフづく・
小説づく・
客づく…」のように「
頻繁に〜する/
盛んに〜する」という
意味の
自動詞を
作りますが、
語彙として
覚えた
方がいいでしょう。
1.
変な
男が
家の
回りをうろついていて、
気味が
悪いわ。
2.
新婚早々だし、
言いたくはないんだけど、そんなに
人前でいちゃつかないでくれよ。
3.
彼女のことが
頭の
中でちらついて、
勉強どころではない。
4.
海外に
進出した
企業がその
土地に
根づくには、
色々苦労がある。
5.さあ、
勝負しようじゃないか。それとも、
今になって
怖じ
気づいたのか。