001 *〜(あいだ)に/*〜(あいだ)
名詞(めいし) :     の           + (あいだ)(は/が)
動詞(どうし) :普通(ふつう)(がた)一般(いっぱん)動詞(どうし)は「ている」(かたち))    (あいだ)に(は)
形容詞(けいようし):<イ(かたち):ーい・ーくない>       (あいだ)の+名詞(めいし)
    <ナ(かたち):ーな・ーでない>


♪ 会話(かいわ) ♪
() :先生(せんせい)(なが)(あいだ)無沙汰(ぶさた)し、(まこと)(もう)(わけ)ありませんでした。これはつまらないものですが、・・・。
恩師(おんし):ありがとう。せっかくだから遠慮(えんりょ)なく。それにしても、しばらく()ない(あいだ)に、ずいぶんたくましくなったね。
() :そうですか?日本(にっぽん)企業(きぎょう)(つと)めていると、(なに)かと(きた)えられますし、それに子供(こども)()まれましたから。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜(あいだ)」は期間(きかん)(あらわ)します。動作(どうさ)状態(じょうたい)継続(けいぞく)(ちゅう)(あらわ)すので、状態(じょうたい)動詞(どうし)(ある・いる・できる・わかる・()る)を(のぞ)けば、動詞(どうし)接続(せつぞく)するときは「ている」(かたち)(ある)いは「ない」(かたち)になります。
 問題(もんだい)は「〜(あいだ)」と「〜(あいだ)に」の(ちが)いですが、()のように「〜(あいだ)(は/が)」はその期間(きかん)ずっと継続(けいぞく)する動作(どうさ)を、「〜(あいだ)に」はその期間(きかん)(ない)完了(かんりょう)した動作(どうさ)(あらわ)します。作文(さくぶん)(じょう)注意(ちゅうい)(てん)としては、従属(じゅうぞく)(ぶし)主語(しゅご)(つね)に「が」で(あらわ)しますから、()主語(しゅご)(ぶん)(なか)では「Aが〜ている(あいだ)に、Bは〜する」の(かたち)()ります。→例題(れいだい)1)2)
  ()あり

§ 例文(れいぶん) §
1.(わたし)夏休(なつやす)みの(あいだ)都会(とかい)喧噪(けんそう)(はな)れ、ずっとふるさとの実家(じっか)()ごした。
2.夏休(なつやす)みの(あいだ)に、この原稿(げんこう)()()げたいと(おも)っている。
3.「(わか)(あいだ)苦労(くろう)()ってでもせよ」とよく()われる。
4.(わたし)がしばらく留守(るす)にしている(あいだ)に、泥棒(どろぼう)(はい)った。
5.夫婦(ふうふ)どちらも元気(げんき)(あいだ)はなんとかなるが、どちらか一方(いっぽう)病気(びょうき)(たお)れたりしたら、わが()はお手上(てあ)げになる。

★ 例題(れいだい) ★
1) 鎮痛(ちんつう)(ざい)が(()く/()いている)(かん)(に/は)まだよかったが、(くすり)()れる((とき)/と)、とたんに虫歯(むしば)(うず)()した。
2) (わたし)()(ねん)ほど日本(にっぽん)( )留学(りゅうがく)(する→     )(かん)( )、上海(しゃんはい)町並(まちな)みはすっかり()わってしまった。


001(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)