名詞: の +
度に
動詞:
原形
山田:
君んとこに
行く
度に、
大歓迎を
受けて
悪いなあ。それに、
良子さんも
見る
度にますます
垢抜けてきたな。
李 :
俺とお
前の
仲だろう。
取ってつけたみたいなお
世辞はやめろよ。でも、お
前も
来る
度に
株が
上がってるぞ。
山田:それはうれしいな。
近所でもぴか
一のケーキを、いつもお
土産にしてるからかなあ。
「〜
度に」は
例文1〜3のように、
多くは「〜とき、いつも/
毎回〜する」という
意味を
表します。この
場合、「〜と、いつも」「〜と、
決まって」とほぼ
同義表現で、「〜
度に」は
毎回の
反復を
強調した
表現になるでしょう。
春になる
度に
と、いつも
と、
決まって
蓮華の
花が
咲いた。
違いが
現れるのは「〜
度に」が
例文4、5のように「ますます〜になる」と「〜につれて」(→
文型330)と
同じく
変化を
表す
表現として
使われるときで、この
場合は「〜と、いつも」「〜と、
決まって」が
使えません。→
例題1)
1.この
写真を
眺める
度に、
昔のことが
思い
出される。
2.
日ごろから
復習をしていないから、
試験の
度に
大慌てするんだよ。
3.
私の
家はJR
中央線の
側にあって、
電車が
通る
度に
家が
揺れます。
4.
彼は
試合を
重ねる
度に
腕を
上げている。
5.「
君は
結婚してから、
会う
度に
美しくなるねえ」「まあ、あなたこそ、
会う
度に
口が
上手になるわ」