動詞:た
形 + らどう?/らどうですか/らどうでしょう?
らいかが?/らいかがですか/らいかがでしょうか
動詞:て
形 + はどう?/はどうですか/はどうでしょう?
はいかが/はいかがですか/はいかがでしょう?
部長:
今度のA
社との
商談、
李君に
任せてはどうだ?
課長:お
言葉ですが、
今回ばかりは
佐藤が
適任かと
思います。
何事にも
適材適所というものもございますし。
部長:
李君のやり
方に
問題があるのなら、はっきり
注意したらどうだ。
君も
彼を
高く
買っていたんじゃないのか。
課長:デリケートな
商談には、
彼は
不向きと
考えます。
「〜たらどうですか/〜てはどうですか」は、
相手にどうしたらいいかを
提案する
表現です。「いかが」
系は「どう」
系よりも
丁寧な
言い
方で、「〜ですか」を「〜でしょうか」にすればもっと
丁寧になります。もっとも
短い
形は「〜たら?」、もっとも
丁寧な
言い
方は「〜たらいかがでしょうか」になります。
しかし、
例文4、5のような
例や、
発話時のイントネーションでは、どの
表現も
詰問の
語感が
生じます。
中でも「〜たらいいじゃないですか」は、「どうしてそうしないのか」といった
詰問・
非難の
語感が
強く
現れます。
1.みなさん、お
疲れの
御様子、もうお
休みになったらいかがでしょうか。
2.さあさあ、
遠慮せずにもっと
召し
上がったら?
3.まだ
雨も
降っていますし、もう
少しごゆっくりなさってはいかがですか。
4.
人にすぐ
聞くんじゃなくて、
少しは
自分で
調べたらどうなんだ?
5.
好き
嫌いばかり
言わないで、
食べたらどうなの?