動詞・
形容詞:て
形<ナ
形ーで> + は
は 〜 ては
(
注:
口語では「〜ては→ちゃ/〜では→じゃ」となることが
多い)
山田:
中国語講座を
録音しては
聞いているうちに、
簡単な
会話なら
聞き
取れるようになったよ。
李 :それは
素晴らしいね。ところで
異国関係もいいけど、
異性関係の
方のその
後の
進展はどう?
山田:
彼女のこと?
誘っては
断られ、
誘っては
断られさ。こんなに
冷たくされては、もうあきらめるしかないよ。
「〜ては」(「〜ては」「〜では」→
口語形「〜ちゃ」「〜じゃ」)は、
例文1〜3のように「〜たら」(
仮定・
既定)の
意味を
表すことがあります。この「〜ては」は「〜たら、
当然の
結果〜」という
意味を
含んでいて、
後件で
望ましくない
事態を
招く
時しか
使えない
特徴を
持っています。
雨が
降ったら(・
降っては)、
中止するしかないね。<
悪い
事態>
雨が
降ったら(×
晴れては)、
水不足が
解消する。 <いい
事態>
もうひとつは、
例文4、5のように
動詞について
動作の
反復を
表します。
例えば、「
酔って
喧嘩をする」は
一回の
行為ですが、「
酔っては
喧嘩をする」は
習慣的に
反復されている
行為になります。この
場合、「〜ては〜ては〜/〜ちゃ〜ちゃ〜/〜じゃ〜じゃ)〜」の
形で、
反復を
強調する
表現もよく
使われます。
1.「
壁に
耳あり
障子に
目あり」。この
話は
人に
知られてはま ずい。
声を
抑えて。
2.
見ちゃ
駄目、
今、
着替えているところだから。
3.そこまで
馬鹿にされては、
黙って
引き
下がるわけにはいかない。
4.
達磨のように
転んでは
立ち
上がり、
雑草のように
踏まれ ては
強くなる、そんな
人間になりなさい。
5.
飲んじゃくだまく、くだまいちゃまわりの
客と
喧嘩をす る。なんと
酒癖の
悪い
奴だ。