もう
少しで 〜
動詞:
原形 + ところだった
危うく
すんでのところで
(
注:「〜したところだった」の
形も
希にある)
良子:いいところに
帰ってきたわ。
買い
物に
出かけるところだったのよ。
早く
普段着に
着替えて。
李 :
会社から
帰ってきたばかりなのに、
何だよ。
良子:
近くのスーパーで、
魚やお
肉の
大安売りがあるの。いい
物は
早く
行かないとなくなっちゃうの、
急いで。
李 :
何かと
思ったら、
買い
出しの
手伝いかい?
「ところ」は「〜するところ/〜しているところ/〜したところ/〜しようとするところ/〜しようとしたところ」などの
形で
動詞と
接続して「
時」や「
場面」を
表します。
しかし、「〜ところだった」の
形があり、
多くは
動詞の
原形と
接続して、「そうなるかもしれない
寸前の
事態だった」という
意味を
表します。
最悪の
事態になる
寸前だったことを
表す
場合が
多いでしょう。
副詞「もう
少しで/
危うく/すんでのところで」と
呼応することが
多いので、
一緒に
覚えておきましょう。
なお、この「〜ところだった」は、
以下のように「〜そうになった」を
使っても
表せます。
危うく
階段から
落ちるところだった。
落ちそうになった。
1.あっ、
危ない!
危うく
車にひかれるところだった。
2.すんでのところで、
対向車と
衝突するところだった。
3.やばい、
先公が
来たぞ。タバコを
隠せ。やれやれ、もう
少しで
見つかるところだった。
4.
君が
私のアリバイを
証明してくれなければ、
私は
犯人にされるところだった。
5.もう
少し
手当が
遅れていたら、
君は
死ぬところだったんだよ。