436 *〜(よ)うか〜まいか/〜(よ)うか〜(よ)うか

動詞(どうし)未然(みぜん)(かたち)<〜(よ)う> + か、〜 まいか
動詞(どうし)未然(みぜん)(かたち)<〜(よ)う> + か、〜 (よ)うか
動詞(どうし)未然(みぜん)(かたち)<〜(よ)う> + か、どうしようか


♪ 会話(かいわ) ♪
山田(やまだ)担当(たんとう)(しゃ)があの会社(かいしゃ)契約(けいやく)しようかすまいか(まよ)っている(とき)に、いきなり「やめろ」なんて、課長(かちょう)乱暴(らんぼう)だなあ。
() :課長(かちょう)としては、先方(せんぽう)会社(かいしゃ)経営(けいえい)実態(じったい)()て、リスクの(ほう)(おお)きいと判断(はんだん)したみたいだよ。
山田(やまだ)担当(たんとう)(しゃ)クラスだと、つい目先(めさき)のノルマに()(うば)われて、大局(たいきょく)(あやま)るってこともありがちだからね。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜(よ)うか〜まいか」は二者択一(にしゃたくいつ)表現(ひょうげん)(つく)ります。「〜するか〜ないか」が行為(こうい)選択(せんたく)だとすれば、この文型(ぶんけい)意志(いし)選択(せんたく)だと()えるでしょう。例文(れいぶん)3のように第三者(だいさんしゃ)相手(あいて)気持(きも)ちを推量(すいりょう)した表現(ひょうげん)もありますが、ほとんどの用例(ようれい)主語(しゅご)が「(わたし)」の一人称(いちにんしょう)(ぶん)です。注意(ちゅうい)(てん)は、「〜(よ)うか〜まいか」は相手(あいて)行為(こうい)選択(せんたく)(せま)場合(ばあい)使(つか)えないことです。→例題(れいだい)1)2)
  ()くか()かないか(×()こうか()くまいか)、(はや)()めなさい。
 「〜(よ)うか〜(よ)うか」や「〜(よ)うか、どうしようか」に(かたち)もよく使(つか)われるので、例文(れいぶん)()げておきます。
  ()こうか(もど)ろうか、(こま)ったなあ。
  ()こうかどうしようか、(まよ)っている。

§ 例文(れいぶん) §
1.(かれ)相談(そうだん)しようかすまいか、さてどうしたものだろう。
2.その(はなし)()ろうか()るまいか、(なん)(にち)(かんが)えたんだが、結局(けっきょく)やめることにした。
3.どうやらあなたは、この(かい)参加(さんか)しようかするまいかと躊躇(ちゅうちょ)なさっているようですね。
4.おもしろそうな映画(えいが)だが、()ようか()まいか、さあどうしようかなあ。
5.ほしいけど、()おうか()うまいか、(なや)むところだなあ。

★ 例題(れいだい) ★
1) (くに)へ((かえ)る/(かえ)ろう)か((かえ)らない/(かえ)るまい)か、さあ、どうしたらいい(こと/もの)か。
2) 賛成(さんせい)(する→   )のか(する→   )のか、曖昧(あいまい)()(いかた)を(する→ )ず、態度(たいど)をはっきりしろ。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) ては(条件(じょうけん)文型(ぶんけい)188)/(たたか)おう(→文型(ぶんけい)447)/(たたか)い/よう
2) (つう)感情(かんじょう)形容詞(けいようし)語幹(ごかん)+がる)/がり/に


(ぜん)(ぺーじ)436(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)