名詞・
数詞 : × + というところだ
動詞・
形容詞:
普通形<ナ
形ー×> といったところだ
ってところだ<
口>
(
注:
広く
句と
結びつき、およその
数量・
程度を
表す)
良子:ねえねえ、このワンピースはお
買い
得だわ。
買おうかしら。ねえ、あなたどう
思う?
李 :
見た
目はいいけど、こんな
安物はすぐに
飽きるよ。
二、
三回着たらおしまいってところだな。
良子:「
安物買いの
銭失い」といったところかしら。じゃあ、もっと
高いの、
買ってもらおうっと!いいでしょ?
形式名詞「ところ」には
程度を
表す
場合があって、そこから
作られた「〜というところだ/〜といったところだ」は「〜と
言ってもさしつかえないだろう/だいたい〜
程度と
言えるだろう」という
自己の
状況判断や
評価を
表します。
口語では「〜ってところだ」が
多く
用います。なお、
下の
例はどれも
同義と
考えていいでしょう。
二人の
力はほとんど
同等だと
思う。
→
二人の
力は
同等といったところだ。
→
二人の
力は
同等といってもさしつかえない。
1.この
車は
高くても
五百万円といったところだろう。
2.
両者の
勢力は
伯仲していて、ほぼ
互角ってところだ。
3.
君の
成績は、
合格ラインすれすれというところかな。
4.
彼は
指導者というより、
全体のまとめ
役といったところだ。
5.
最悪の
事態は
脱したというところだが、まだまだ
予断を
許さない。