462 〜を
皮切
(
かわき
)
りに(して)/〜を
皮切
(
かわき
)
りとして
名詞
(
めいし
)
: × + を
皮切
(
かわき
)
りに(して)
を
皮切
(
かわき
)
りとして
を
皮切
(
かわき
)
りとする +
名詞
(
めいし
)
(
注
(
ちゅう
)
:
前
(
まえ
)
が
句
(
く
)
の
時
(
とき
)
は「〜のを
皮切
(
かわき
)
りに」の
形
(
かたち
)
になる)
♪
会話
(
かいわ
)
♪
部長
(
ぶちょう
)
:
東京
(
とうきょう
)
を
皮切
(
かわき
)
りに、
全国
(
ぜんこく
)
で
新
(
しん
)
製品
(
せいひん
)
の
展示
(
てんじ
)
販売
(
はんばい
)
会
(
かい
)
を
開催
(
かいさい
)
する。
担当
(
たんとう
)
者
(
しゃ
)
の
割
(
わ
)
り
付
(
つ
)
けは、
後日
(
ごじつ
)
発表
(
はっぴょう
)
する。
以上
(
いじょう
)
。
李
(
り
)
:
開催
(
かいさい
)
地
(
ち
)
がバラバラですね。
札幌
(
さっぽろ
)
を
皮切
(
かわき
)
りにして、
順繰
(
じゅんぐ
)
りに
南下
(
なんか
)
した
方
(
ほう
)
が
段取
(
だんど
)
りがいいのになあ。
課長
(
かちょう
)
:どうせ
言
(
い
)
うなら、ニューヨークを
皮切
(
かわき
)
りに、
東
(
ひがし
)
回
(
まわ
)
りでくらい
言
(
い
)
いなさいな。
君
(
きみ
)
も
若
(
わか
)
いのに
夢
(
ゆめ
)
がないね。
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
「〜を
皮切
(
かわき
)
りに(して)/〜を
皮切
(
かわき
)
りとして」は「〜を
出発
(
しゅっぱつ
)
点
(
てん
)
に〜を
始
(
はじ
)
める」という
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらわ
)
します。この
文型
(
ぶんけい
)
は
一連
(
いちれん
)
かつ
同類
(
どうるい
)
の
行動
(
こうどう
)
の
始
(
はじ
)
まりを
表
(
あらわ
)
す
表現
(
ひょうげん
)
で、
新
(
あたら
)
しい
行為
(
こうい
)
の
開始
(
かいし
)
は
表
(
あらわ
)
す
場合
(
ばあい
)
は「〜をきっかけに/〜を
契機
(
けいき
)
に/〜を
機
(
き
)
に」(→
文型
(
ぶんけい
)
463)を
使
(
つか
)
います。
彼
(
かれ
)
を
皮切
(
かわき
)
りに(×をきっかけに)、
続々
(
ぞくぞく
)
と
発言
(
はつげん
)
者
(
しゃ
)
が
手
(
て
)
を
挙
(
あ
)
げた。<
同類
(
どうるい
)
の
行為
(
こうい
)
>
腰痛
(
ようつう
)
になったのをきっかけに(×
皮切
(
かわき
)
りに)
水泳
(
すいえい
)
を
始
(
はじ
)
めた。 <
新
(
あたら
)
しい
行為
(
こうい
)
>
なお、この
文型
(
ぶんけい
)
の
反
(
はん
)
義
(
ぎ
)
表現
(
ひょうげん
)
が「〜を
最後
(
さいご
)
に」(→
文型
(
ぶんけい
)
460)です。
今日
(
きょう
)
を
限
(
かぎ
)
りに
本
(
ほん
)
会
(
かい
)
は
解散
(
かいさん
)
します。
今日
(
きょう
)
を
皮切
(
かわき
)
りに
本
(
ほん
)
会
(
かい
)
の
活動
(
かつどう
)
は
始
(
はじ
)
まります。
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.
彼
(
かれ
)
を
皮切
(
かわき
)
りにのど
自慢
(
じまん
)
達
(
たち
)
が
次々
(
つぎつぎ
)
にマイクを
握
(
にぎ
)
って
歌
(
うた
)
い
始
(
はじ
)
めた。
2.
東京
(
とうきょう
)
公演
(
こうえん
)
を
皮切
(
かわき
)
りに、そのグループは
全国
(
ぜんこく
)
各地
(
かくち
)
でコンサートを
開
(
ひら
)
くらしい。
3.
秘書
(
ひしょ
)
の
逮捕
(
たいほ
)
を
皮切
(
かわき
)
りにして、その
元
(
もと
)
大臣
(
だいじん
)
の
不正
(
ふせい
)
が
続々
(
ぞくぞく
)
と
明
(
あか
)
るみにでた。
4.
今日
(
きょう
)
を
皮切
(
かわき
)
りに
三日
(
みっか
)
間
(
かん
)
にわたって
八幡
(
はちまん
)
様
(
さま
)
のお
祭
(
まつ
)
りが
行
(
おこな
)
われる。
5.この
青年
(
せいねん
)
文化
(
ぶんか
)
交流
(
こうりゅう
)
会
(
かい
)
を
皮切
(
かわき
)
りとして、
新
(
あたら
)
しい
両国
(
りょうこく
)
の
連帯
(
れんたい
)
を
作
(
つく
)
り
出
(
だ
)
そうじゃありませんか。
★
例題
(
れいだい
)
★
1) A
校
(
こう
)
の
運動会
(
うんどうかい
)
(に/で)は、
百
(
ひゃく
)
メートル
競走
(
きょうそう
)
(を
皮切
(
かわき
)
りに/をきっかけに)、
次々
(
つぎつぎ
)
に
競技
(
きょうぎ
)
(を/が)
繰
(
く
)
り
広
(
ひろ
)
げられた。
2) その
会社
(
かいしゃ
)
は
韓国
(
かんこく
)
支社
(
ししゃ
)
設立
(
せつりつ
)
( )
皮切
(
かわき
)
り( )、アジア
市場
(
いちば
)
( )の
進出
(
しんしゅつ
)
に(
乗
(
の
)
る→ )
出
(
だ
)
した。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1)
変
(
か
)
わり(→
文型
(
ぶんけい
)
435)/を
兼
(
か
)
ねて/ことにした(→
文型
(
ぶんけい
)
089)
2) と(〜と〜を
兼
(
か
)
ねて)/を/まで
↑
前
(
ぜん
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
462
↓
次
(
つぎ
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る