名詞 : の + あまり(に)
動詞・
形容詞:
普通形<ナ
形ーな>
百恵:
最近、
山田君、ちょっと
変よ。
何を
聞いても
上の
空だし、
仕事にも
手がつかない
感じだ。
李 :
僕も
心配のあまり
尋ねてみたら、
彼女に
振られたらしいんだ。
毎晩どこかで
酔いつぶれているらしいよ。
百恵:
寂しさのあまり、お
酒で
気を
紛らわしてるのね。あまり
飲みすぎると、
体を
壊しちゃうわよねえ。
この
文型は「とても(
程度が
限度を
越えている)〜ので」を
意味します。「ので」
系の
原因・
理由の
表現(→
資料、)で、
後件では
発生した
既定事実を
表すので、「〜つもりだ・〜たい・〜だろう」などの
意志・
希望・
推量表現は
使えません。なお「あまりのNに」も「あまりに〜ので」も
同義表現です。
寂しさのあまり、 あまりに
寂しいので、
あまりの
寂しさに、
お
酒で
気を
紛らわしているのね。
1.うれしさのあまり、
涙がでた。
2.
急ぐあまり、
家の
鍵をかけるのを
忘れてきてしまった。
3.
彼は
人がいいあまり、
嫌な
仕事を
押しつけられても
断りきれない。
4.
慎重になり
過ぎるあまり、チャンスを
逃すこともある。
5.「
可愛さ
余って(=
可愛さのあまりに)
憎さ
百倍」という
俗語がある。