名詞(+
格助詞 : × + きりしか 〜 ない
これ・それ・あれ: × だけしか 〜 ない
数詞 : ×
李 :すまんが、
給料日まで
一万円ほど
貸してもらえないかなあ。
恩にきるから。
良子:またなの?
返せるめどがあるの?やはり、
私が
財布の
紐を
握ってて
正解だったわ。
待ってて。あっ!5
千円きりしか
残っていないわ。
李 :あ〜あ、いつもわが
家は
火の
車か。
「きり」は
名詞や
数詞、また「こ・そ・あ」と
結びついたとき、「だけ」と
同じ
意味を
表しますが、この「きり」「だけ」が「〜しか〜ない」と
結びついたのがこの
文型で、
限定を
表します。
話者の「
非常に
僅かだ/とても
不足している」という
感情を
一層強調する「〜しか〜ない」と
考えていいでしょう。
500
円しかない。
500
円だけしかない。
500
円きりしかない。
1.
僕の
手元には、お
金はこれだけしかありません。
2.まだその
本は
見出しだけしか
読んでいないから、
感想まではちょっと・・・。
3.
彼とは
一度きりしか
会ったことがないんです。
4.
田中角栄は
小学校きりしか
出ていないが、
総理大臣にまで
上り
詰めた。
5.
僕は
絵を
描くことだけしか
能がない
男ですが、
絵は
僕にとって
命です。