動詞:[ます]
形 + まして
ませんで
ませ
良子:
今日は
大したおもてなしもできませんで。
佐藤:いえいえ、こちらこそ、お
休みのところを
二人して
押しかけ、そのうえ
二人のことで
相談にも
乗っていただきまして、ありがとうございました。じゃ、これで。
李 :
心配することはないよ。
僕たちも
後で
振り
返れば、
取り
越し
苦労に
過ぎなかったことばかりだよ。
動詞の「て
形」には「〜まして」の
形もあり、
敬語と
結びついた
丁重な
会話表現に
使われます。また、「〜ますので/〜ましたら」のように、「
丁寧体(「ます」
形)+から/が/けれど/し/たら/ので/のに」などの
形も
使われます。
「いらっしゃる→いらっしゃいます/くださる→くださいます/おっしゃる→おっしゃいます」のように「〜ります→〜います」へと
変化することや、「いらっしゃいませ」のような「〜ませ」は
初級で
学んでいますが、「〜につきまして/〜に
対しまして/〜にとりまして/〜に
関しまして/〜をめぐりまして」など「ます」
形の
格助詞も
多く
使われることをつけ
加えなくてはならないでしょう。
丁重な
敬語体会話ではどれも
大切な
表現となります。
注意してもらいたいのは、「〜てください→×〜ましてください/〜たほうがいい→×〜ましたほうがいい」などの
形はなく、
助動詞関係では
丁寧体は
使われないことです。
1.
明けましておめでとうございます。
2.いらっしゃいませ。
御注文は
何になさいますか。
3.
是非、
私どもの
宅にもお
立ち
寄りくださいませ。
4.せっかくお
越しいただきましたのに、
主人はあいにく
留守にしておりまして。
5.どうしても
抜けられない
会議がございまして、せっかくの
御招待ではございますが、またの
機会にと。