名詞 : × / である + かのようだ
動詞・
形容詞:
普通形<ナ
形 ー×>
祖父:
自分の
家での
昔ながらの
披露宴もいいもんじゃ。
皆が
集まると、
昔に
戻ったかのようじゃ。
祖母:でも
裏方はもう
大変。
台所は
盆と
正月がいっしょに
来たようでしたよ。
祖父:
次男と
末っ
子にも、もう
結婚相手が
決まっとるかのようじゃったが、
時が
経つのは
早いものじゃのう。
「〜かのようだ」は「<
実際はそうではないが>まるで〜ようだ」(
類似)を
意味します。
実際はそうではないことが
暗示されているため、「〜ふりをする」という
意味や
非難・
軽蔑の
感情を
込めるときはこの
文型がぴったりです。その
際は「あたかも・さも」という
副詞と
結びつことが
多いでしょう。
例えば、「さも
知っているような
態度 」は「
知っているふり」とほぼ
同義です。なお、
例文5のように「〜ようだ」のかわりに
古語「
如し」(→
文型083)が
使われることもあります。
1.
寒いなあ。もう
3月なのに、
真冬に
戻ったかのようだ。
2.
新宿は
不夜城の
名にふさわしく、
毎晩が
祭りであるかのようににぎわっている。
3.
彼女はペットの
猫を、あたかも
実の
子であるかのように
可愛がっている。
4.
彼は
毎日エネルギッシュで、
疲れを
知らないかのようだ。
5.この
度の
金融破綻が、
全て
政府・
与党の
無能無策から
生じたかの
如き
主張は、
我が
党としては
受け
入れ
難い。
1) (ただ/ほん)の
風邪なのに、(あたかも/
実に)
重病人であるかの(ように/ような)
大げさに
騒いでいる。
2)
彼( )きたら、さも
何でも(
知る→ )かのような
口振り( )
話す。 <044の
例題解答>
1) でも/ような(〜ような+N)/
兼ねる(〜
得ない→
文型017)
2) と(「〜としては」の
謙譲の
形→
文型237)/に/
応じ
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