011 *〜
一方
(
いっぽう
)
(で)
名詞
(
めいし
)
: の +
一方
(
いっぽう
)
(で)
動詞
(
どうし
)
・
形容詞
(
けいようし
)
:
普通
(
ふつう
)
形
(
がた
)
<ナ
形
(
かたち
)
ーな>
♪
会話
(
かいわ
)
♪
課長
(
かちょう
)
:
李
(
り
)
君
(
くん
)
は
仕事
(
しごと
)
に
熱心
(
ねっしん
)
な
一方
(
いっぽう
)
で、
仲間
(
なかま
)
とのつき
合
(
あ
)
いも
大切
(
たいせつ
)
にしているようだな。それに
大変
(
たいへん
)
な
恐妻
(
きょうさい
)
家
(
か
)
だとか。
山田
(
やまだ
)
:そうなんですよ。でも、
奥
(
おく
)
さんに
財布
(
さいふ
)
の
紐
(
ひも
)
を
握
(
にぎ
)
られ、
頭
(
あたま
)
が
上
(
あ
)
がらないというもっぱらの
噂
(
うわさ
)
です。
課長
(
かちょう
)
:はっは、それが
夫婦
(
ふうふ
)
円満
(
えんまん
)
の
秘訣
(
ひけつ
)
さ。
夫婦
(
ふうふ
)
で
力
(
ちから
)
を
合
(
あ
)
わせて、
将来
(
しょうらい
)
に
備
(
そな
)
えているわけだ。
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
「〜
一方
(
いっぽう
)
(で)」は「Aは〜、
他
(
た
)
の
一
(
いち
)
面
(
めん
)
では〜」
同一
(
どういつ
)
主語
(
しゅご
)
の
異
(
こと
)
なる
面
(
めん
)
を
表
(
あらわ
)
す
場合
(
ばあい
)
にも、「Aは〜だが、
反対
(
はんたい
)
にBは〜」と
主語
(
しゅご
)
が
異
(
こと
)
なるものを
対比
(
たいひ
)
させる
場合
(
ばあい
)
にも
使
(
つか
)
えます。
類義語
(
るいぎご
)
に「〜かたわら」(→
文型
(
ぶんけい
)
036)があり、
例文
(
れいぶん
)
1〜3は
置
(
お
)
き
換
(
か
)
えることができます。また、
例文
(
れいぶん
)
4のように
同一
(
どういつ
)
主語
(
しゅご
)
の
対立
(
たいりつ
)
する
面
(
めん
)
を
表
(
あらわ
)
す
場合
(
ばあい
)
には「〜
反面
(
はんめん
)
」(→
文型
(
ぶんけい
)
375)に
置
(
お
)
き
換
(
か
)
えることができます。ただし、この
二
(
ふた
)
つの
文型
(
ぶんけい
)
は
例文
(
れいぶん
)
5のような
異
(
い
)
主語
(
しゅご
)
文
(
ぶん
)
では
使
(
つか
)
えません。
姉
(
あね
)
は
家庭的
(
かていてき
)
だが、
一方
(
いっぽう
)
(×
反面
(
はんめん
)
)
妹
(
いもうと
)
は
活動
(
かつどう
)
的
(
てき
)
だ。 <
異
(
い
)
主語
(
しゅご
)
文
(
ぶん
)
>
父
(
ちち
)
はいつも
静
(
しず
)
かだが、
一方
(
いっぽう
)
(・
反面
(
はんめん
)
)
怒
(
おこ
)
ると
恐
(
こわ
)
い。<
同一
(
どういつ
)
主語
(
しゅご
)
文
(
ぶん
)
>
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.
彼
(
かれ
)
は
病院
(
びょういん
)
に
勤
(
つと
)
める
一方
(
いっぽう
)
で、
地域
(
ちいき
)
ではボランティア
活動
(
かつどう
)
に
参加
(
さんか
)
している。
2.
兄
(
あに
)
は
勉強
(
べんきょう
)
ができる
一方
(
いっぽう
)
、
遊
(
あそ
)
ぶことも
忘
(
わす
)
れない。
3.
表
(
ひょう
)
では
争
(
あらそ
)
っているように
見
(
み
)
せる
一方
(
いっぽう
)
で、
裏
(
うら
)
では
手
(
て
)
を
結
(
むす
)
んでいるのが
政治
(
せいじ
)
の
世界
(
せかい
)
だ。
4.
日本
(
にっぽん
)
経済
(
けいざい
)
については
楽観
(
らっかん
)
的
(
てき
)
な
見方
(
みかた
)
がある
一方
(
いっぽう
)
で、
今後
(
こんご
)
は
高
(
こう
)
成長
(
せいちょう
)
は
望
(
のぞ
)
めないという
見方
(
みかた
)
もある。
5.あの
家庭
(
かてい
)
は
夫
(
おっと
)
が
遊
(
あそ
)
び
好
(
す
)
きな
一方
(
いっぽう
)
で、
妻
(
つま
)
はしっかり
者
(
しゃ
)
だ。
★
例題
(
れいだい
)
★
1) アジア
地域
(
ちいき
)
の
経済
(
けいざい
)
発展
(
はってん
)
は
目覚
(
めざ
)
ましい(が/のに)、(
一方
(
いっぽう
)
/
反面
(
はんめん
)
)、
所得
(
しょとく
)
格差
(
かくさ
)
が
拡大
(
かくだい
)
(する/し)つつある。
2)
豊
(
ゆた
)
かな
国々
(
くにぐに
)
( )
益々
(
ますます
)
(
豊
(
ゆた
)
かだ→ )なる
一方
(
いっぽう
)
で、
貧
(
まず
)
しい
国々
(
くにぐに
)
が
益々
(
ますます
)
(
貧
(
まず
)
しい→ )なっている。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1) ばかり/ばかり/
見
(
み
)
あたらない
2) で/
越
(
ご
)
し(V〔ます〕
形
(
かたち
)
+そうだ<
様態
(
ようたい
)
>/そうな
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ぜん
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(
ぺーじ
)
へ
011
↓
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(
つぎ
)
頁
(
ぺーじ
)
へ
日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る