名詞 : × + ぐらい 〜 はない
動詞・
形容詞:
普通形<ナ
形ーな>
(
注:「こ・そ・あ・ど」
接続する
時を
除けば「ぐらい」が
普通)
佐藤:
君と
会ってるときは
楽しいけど、
別れるときぐらい
辛いことはないよ。
真理:
毎日会えるのは
嬉しいけど、
会社の
方も
頑張ってね。
佐藤:ありがとう。でも、
会わなきゃ
夜が
長すぎるよ。ひとりだったら、もうとっくに
崩れてるな。
真理:
私だって
後ろ
髪を
引かれる
思いなのよ。
「〜ぐらい〜はない」は「
他と
比べても、それ
以上のものはない」という
最高の
程度を
表します。この
用例は「〜ほど〜はない」(→
文型395)
文型を
使って
表せます。
自分の
家ぐらい(・ほど)いいところはない。
あの
人ぐらい(・ほど)
自分勝手な
人はいない。
しかし、
蔑視や
嫌悪の
感情を
含む
時は「ぐらい〜はない」の
方が
多く
使われます。つまり、
驚きや
怒りや
蔑視などの
話者の
感情が
強く
表れるのは「ぐらい〜はない」で、「〜ほど〜はない」は
客観的な
説明になります。
1.
言葉もわからない
外国で、
病気をするぐらい
不安なことはありません。
2.
何もすることがないぐらい、
辛いことはない。
3.
陰口ぐらい
聞いていて
嫌なものはない。
4.お
前ぐらい
馬鹿な
奴は
見たことがない。
5.
見せかけの
親切ぐらい、
人を
傷つけるものはない。