動詞:[ます]
形 + こそすれ
名詞: × + こそあれ
課長:
残念だが、
昨年始めた
新規事業から、
年度末をもって
撤退することになった。
山田:
期待こそあれ、
挫折は
想像すらしなかっただけに
意外です。
時、
我に
利あらずでしたね。
李 :
誰もが
成り
行きを
心配しこそすれ、
無関心な
社員は
一人もいませんでしたのに。
残念がるでしょうねえ。
「〜こそあれ/〜こそすれ」は「〜けれども/〜ても」を
強調する
逆説の
言い
方です。
改まった
場面では
年配者が
使うことがありますが、
今日では
古い
書面語ですから、
読んでわかれば
十分です。
1.
仕事には
分業こそあれ、
上下、
貴賎の
区別はない。
2.
程度の
差こそあれ、
誰でも
出世欲というものは
持っている。
3.あなたには
感謝こそすれ、
恨みを
抱くなんてあろうはずがありません。
4.
苦労こそあれ、やはり
子育ては
楽しいものです。
5.
盗みこそすれ、
非道はせず。