080 *〜ことがある/*〜こともある

動詞(どうし):た(かたち)      +  ことがある
              こともある
動詞(どうし)原形(げんけい)・ない(かたち)  +  ことがある
              こともある


♪ 会話(かいわ) ♪
() :ちょっと息子(むすこ)のことで残念(ざんねん)なことがあってね。
山田(やまだ)残念(ざんねん)って、(なに)が?
() :息子(むすこ)のサッカー・チームは(いま)まで(いち)()全国(ぜんこく)大会(たいかい)まで()ったことはなく、今度(こんど)こそと応援(おうえん)していたんだが、(いま)(いち)()のところで()けちゃってね。
山田(やまだ):うまく()くこともあれば、()かないこともあるさ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜ことがある」「〜こともある」は(まえ)()動詞(どうし)原形(げんけい)過去(かこ)完了(かんりょう)(かたち)かで意味(いみ)(へん)わてくるので、注意(ちゅうい)する必要(ひつよう)があります。
 動詞(どうし)過去(かこ)完了(かんりょう)(がた)(た(かたち)/なかった(かたち))と(むす)びついたときは過去(かこ)経験(けいけん)(あらわ)します。しかし、動詞(どうし)原形(げんけい)・ない(かたち)(むす)びつくときは「現在(げんざい)もときどき〜している」経験(けいけん)事実(じじつ)(あらわ)します。
  (かれ)には()ったことがある。<以前(いぜん)
  (かれ)には()うことがある。 < (いま)も、ときどき>

§ 例文(れいぶん) §
1.どこかで()たことがある(かお)だなあ、えっと、(だれ)だったっけ?
2.○○って(なん)()たことも()いたこともないなあ。
3.「(さる)()から()ちる」とでも()いましょうか、(かれ)ほどのベテランでも失敗(しっぱい)することはあります。
4.言葉遣(ことばづか)いを間違(まちが)うと、相手(あいて)誤解(ごかい)されることもあるから、()をつけた(ほう)がいい。
5.この()将来(しょうらい)(かんが)えると、心配(しんぱい)(よる)(ねむ)れないことがある。

★ 例題(れいだい) ★
1) (かれ)(と/に)は知人(ちじん)葬式(そうしき)一度(いちど)(かお)を(()わせる/()わせた)きりで、ゆっくり((はな)す/(はなし)した)ことはない。
2) その(みせ)には(いま)でも時々(ときどき)()く→   )ことがあるが、(かれ)にはまだ(()う→  )ことが(ある→   )。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) ことか/そんな(相手(あいて)発言(はつげん)()す「そ」)/てくれた
2) が(従属(じゅうぞく)(ぶし)(ちゅう)主語(しゅご)は「が})/ほど/だろう


(ぜん)(ぺーじ)080(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)