022 〜(おも)いをする/〜(おも)いがする/〜(おぼ)えがある

動詞(どうし)形容詞(けいようし)普通(ふつう)(がた)<ナ(かたち)ーな>  +  (おも)いをする
                     (おも)いがする
                     (おぼ)えがある


♪ 会話(かいわ) ♪
() :部長(ぶちょう)仕事(しごと)()ける情熱(じょうねつ)には、(あたま)()がる(おも)いがするよ。(まさ)仕事(しごと)(おに)だね。
山田(やまだ):でも(あたま)ごなしに怒鳴(どな)られて、(いや)(おも)いをした(もの)(すく)なくないよ。(ぼく)もその一人(ひとり)だがね。
() :(ぼく)(いま)までに、(いち)()もそんな(おぼ)えはないなあ。
山田(やまだ):たぶん、部長(ぶちょう)(おぼ)えがめでたいんだろ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜(おも)いをする」は(はなし)(しゃ)感情(かんじょう)感覚(かんかく)(あらわ)します。この表現(ひょうげん)は「(くや)しい(おも)いをする→(くや)しく(おも)う」のように()(いか)えることもできます。「〜(おも)いがする」は自然(しぜん)にわき()がる感情(かんじょう)感覚(かんかく)(あらわ)しますが、もともと「〜がする」(→文型(ぶんけい)031)は人間(にんげん)五感(ごかん)(あらわ)文型(ぶんけい)です。
 なお、「〜(おぼ)えがある」は 感情(かんじょう)感覚(かんかく)ではなく、「〜記憶(きおく)がある/〜経験(けいけん)がある/〜自信(じしん)がある」などの意味(いみ)(あらわ)します。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.湯上(ゆあ)がりに(つめ)たいビールを()むと、()(かえ)(おも)いがする。
2.日本(にっぽん)()たばかりの(ころ)は、(なん)()となく不愉快(ふゆかい)(おも)いや、()ずかしい(おも)いをしたものだ。
3.(しゃ)運転(うんてん)にかけては、いささか(うで)(おぼ)えがあります。
4.(ぼく)(きみ)のやり(かた)批判(ひはん)したけれど、(きみ)自身(じしん)人格(じんかく)まで誹謗(ひぼう)中傷(ちゅうしょう)した(おぼ)えはない。
5.あれほど(さわ)るなと()っておいたのに、このパソコンをいじったのは(きみ)だね。()(おぼ)えがあるだろ?

★ 例題(れいだい) ★
1) (わたし)歌手(かしゅ)(にとって/として)(いち)(にん)()ちできる(までに/まで)は、ずいぶん(つら)い((おも)いもした/(おぼ)えもあった)。
2) (かれ)には(たし)かどこ( )で()った(ようだ→     )(おぼ)えがあるんだけど、どこで(だ→    )っけ?

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) ()き(→文型(ぶんけい)100)/()らす(〜(そこ)なう:→125P)/ように
2) ()き/ない(〜ように:→445P)/注意(ちゅうい)し(〔ます〕(かたち)+なさい)


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