360 *〜の(した)で/*〜の(した)

名詞(めいし): ×  +  の(した)(に)
          の(した)(で)


♪ 会話(かいわ) ♪
() :こうやって太陽(たいよう)(した)食事(しょくじ)をすると、子供(こども)(ころ)遠足(えんそく)(おも)()すよ。お弁当(べんとう)(つく)るの、大変(たいへん)だっただろ?
良子(りょうこ)最近(さいきん)はスーパーでもいろんなおかずを()ってるし、手軽(てがる)()えるから、()がかからなくなったわ。
() :スーパーも顧客(こきゃく)満足(まんぞく)()(だい)(いち)()(ごえ)(した)、お(きゃく)(あつ)めに躍起(やっき)になってるからね。それに(あじ)もまあまあだし。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜の(した)(もと)」は場所(ばしょ)()す「<もの>の(した)」ほかに、条件(じょうけん)前提(ぜんてい)名目(めいもく)など「<こと>の(した)」も(あらわ)します。
 (たと)えば、例文(れいぶん)1の「〜の(した)」は場所(ばしょ)()していますが、例文(れいぶん)2〜5は「条件(じょうけん)前提(ぜんてい)名目(めいもく)」などの人為(じんい)(てき)な<こと>の(およ)範囲(はんい)(あらわ)していて、(まえ)()るのは「(ひと)」や「こと」を(あらわ)名詞(めいし)です。
 なお、「〜の(した)に」は後件(こうけん)存在(そんざい)状態(じょうたい)発生(はっせい)(あらわ)動詞(どうし)がつかわれ、「〜の(した)で」は動作(どうさ)動詞(どうし)使(つか)われます。これは「場所(ばしょ)+に」と「場所(ばしょ)+で」と基本(きほん)(てき)(おな)じです。

§ 例文(れいぶん) §
1.(おな)屋根(やね)(した)()らす家族(かぞく)ほど、大切(たいせつ)なものはない。
2.ある(とき)(はら)いの催促(さいそく)なしという約束(やくそく)(した)(かね)()りた。
3.国際(こくさい)連合(れんごう)は、1945(ねん)人類(じんるい)世界(せかい)平和(へいわ)(まも)るという理念(りねん)(した)発足(ほっそく)した。
4.自由(じゆう)民主(みんしゅ)主義(しゅぎ)という大義名分(たいぎめいぶん)(した)で、他国(たこく)内政(ないせい)干渉(かんしょう)をすることが、()たして(ゆる)されるのだろうか。
5.開発(かいはつ)という()(した)に、森林(しんりん)伐採(ばっさい)され(やま)(けず)られ、(うみ)()()てられている。

★ 例題(れいだい) ★
1) 監督(かんとく)(きび)しい指導(しどう)の((うえ)(した))、そのチームは((きた)え/(きた)えられ)、(ついに/最後(さいご)に)念願(ねんがん)優勝(ゆうしょう)()たした。
2) 教育(きょういく)という()( )(した)体罰(たいばつ)( )(おこな)教師(きょうし)が、(いま)( )()()たない。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) ()(あつか)う/のに/(なお)し(方法(ほうほう)の「〜よう」→文型(ぶんけい)435)
2) ()な/やろう(意志(いし)(あらわ)す)/くれない(「〜のに」逆説(ぎゃくせつ)(ぶん)


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日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)