411 〜()/〜()にあう

動詞(どうし)        :[ます](かたち)     +  ()(だ)
(りょう)程度(ていど)(あらわ)形容詞(けいようし):<イ(かたち)ー[い]>    ()
           <ナ(かたち)ー[な]>    ()の+名詞(めいし)
数詞(すうし)        :  ×
感情(かんじょう)(あらわ)形容詞(けいようし)  :原形(げんけい)<ナ(かたち)ーな> +  ()にあう


♪ 会話(かいわ) ♪
() :(いま)まで専務(せんむ)にちやほやしてた連中(れんちゅう)が、いざ更迭(こうてつ)されると()くや、()のひらを(かえ)したように見向(みむ)きもしなくなった。人間(にんげん)()()になると、(いや)()にあうね。
良子(りょうこ):「(かね)()()(えん)()()」ってわけね。
() :専務(せんむ)にしてみれば、「()きっ(めん)(はち)」だね。
良子(りょうこ):「(よわ)()(たた)()」とも()うわ。よくある(はなし)よ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「()(め)」は(じつ)(おお)くの用法(ようほう)()っています。まず「〜()()う」という(かたち)で、(いや)体験(たいけん)をするという意味(いみ)(あらわ)します。また、「〜め」には接尾(せつび)()用法(ようほう)があって、形容詞(けいようし)(ナ形容詞(けいようし)にはほとんどつかない)や一部(いちぶ)動詞(どうし)について、「(なが)め・(みじか)め・(から)め・(すく)なめ・(おお)め・(たか)め・(やす)め・()いめ・(うす)め・(ちい)さめ・(おお)きめ・(ほそ)め・(ふと)め・(かた)め・(やわ)らかめ/派手(はで)め…」「()がり()()がり()()()(ひか)えめ…」のように使(つか)われ、「(すこ)し/やや〜程度(ていど)状態(じょうたい)」を(あらわ)します。(さら)数詞(すうし)につくと、「(ひと)()()番目(ばんめ)(さん)度目(どめ)四軒(しけん)()()(はい)()(ろく)(ほん)()(なな)(まい)()・いくつめ・(なん)()()…」のように順番(じゅんばん)度数(どすう)(あらわ)します。その(ほか)にも、動詞(どうし)連用形(れんようけい)(「ます」(かたち))について「()()境目(さかいめ)(むす)()()()()わり()()()()かれ()()()・つなぎ()…」のように境界(きょうかい)(あらわ)します。

§ 例文(れいぶん) §
1.(いち)(せい)風靡(ふうび)したあの歌手(かしゅ)も、(いま)じゃ人気(にんき)()がり()だ。
3.人参(にんじん)(ちい)さめ、じゃがいもはやや(おお)きめに()ってね。
2.発言(はつげん)(ひか)えめにした(ほう)がよろしいですよ。そうしないと(なに)かの(とき)にひどい()にあいますからね。
4.(さん)度目(どめ)正直(しょうじき)今度(こんど)こそうまくやってみせます。
5.気候(きこう)()わり()には体調(たいちょう)(くず)しやすいですから、くれぐれもお(からだ)にお()をつけください。

★ 例題(れいだい) ★
1) (とし)を(とって/とると)、ご(はん)は((やわ)らかい/(やわ)らか)め、(あじ)は((うす)い/(すすき))めがよくなるんですよ。
2) お(かね)(すこ)し((おお)い→   )めに()っていった(ほう)がいいわ。もし(()りない→     )なったりしたら、((みじ)めだ→     )()にあうから。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) ()け(〜を対象(たいしょう)にした)/()き(〜にふさわしい)/(おも)えない
2) に/(つく)られた(非情(ひじょう)受身(うけみ)(ぶん))/ほど(→文型(ぶんけい)392)


(ぜん)(ぺーじ)411(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)