名詞 : の + ところに
動詞・イ
形容詞:
普通形/ている
形 ところを
李 :あの
地震は、
明け
方、
住民がまだ
眠っているところを
襲ったんだそうだ。
良子:
慌てて
布団から
飛び
起きた
人も
多かったでしょうね。
李 :しばらくは
大阪支社に
電話しても
通じなくてね。みんながやきもきしているところに、インターネット
経由で
現地の
情報が
入ってきたんだ。
時や
場面を
表す「ところ」は「に/で/へ/を」など
助詞と
一緒に
使われます。
例えば、「〜ところに」は「ちょうど〜の
時に」と
同じ
意味で、
後件では「
行く・
来る・〜がある・〜が
起こる」などが
使われます。
助詞は
後ろに
来る
動詞によって
決まります。
難しいのは「〜ところを」の
用法です。「AところをB」の
用例のほとんどは、Aが
進行中の
場面で、それを
中断する
予想外の
事態が
発生したことを
表すもので、
逆説の「〜のに」に
近い
用法になります。
意味から
言えば、「〜
時だったが、(
運良く・
運悪く・
偶然・
意外にも)〜」や「〜
時なのに、〜」を
表すでしょう。よく
使われる「〜ところをすみません/〜ところをありがとう/〜ところを
申し
訳ありません」などは、そのまま
慣用表現として
覚えた
方がいいでしょう。→
例題2)
1.いいところに
来たね。ちょうど
一杯やってたところだ。
2.
私から
連絡をとろうと
思っているところに、ちょうど
当人から
電話がかかってきた。
3.
人が
話しているところに、
口を
挟まないでください。
4.お
忙しいところを、わざわざお
出向きいただき、
誠にありがとうございました。
5.カンニングしようとしたところを、
運悪く
先生に
見つかってしまった。