名詞 : の +
時動詞・
形容詞:
普通形<ナ
形ーな>
名詞 : だ/でない + と
動詞・
形容詞:
原形/ない
形<ナ
形ーだ/でない>
良子:あなた、
急がないと
遅刻するわよ。
李 :おい、
茶封筒に
入った
書類を
知らないか。
昨日帰った
時、
確かに
机の
上に
置いたんだが。
困ったなあ。
良子:あなたって
人は、
出かける
前になると、いつもこうね。もしかして、これじゃないの?
李 :あっ、それだ!
急がなくちゃ、じゃ
行って
来るよ。
条件「〜と」と「〜
時」は、
接続の
形以外にも
用法上の
大きな
違いをもっています。
例えば、「〜
時」は
後件で
以前・
同時・
以後の
事態をどれも
表すことができます。
食事をする
時、
手を
洗う(
以前)
はしを
使う(
同時)
食事をした
時、
後片づけする(
以後)
しかし、「〜と」は「〜した
時(=〜した
後で)、〜する」
事態を
表せるだけです。もし、「
食事をすると<
手を
洗う/はしを
使う>」のように
使うと、
意味上は「
食事をした
後で<
手を
洗う/はしを
使う>」となり、おかしな
文になります。そのほか、「〜と」(→
資料・)は
後件で
必然的に
発生する
事態や
習慣的事柄に
使われること、また
意志表現が
文末で
使えないなどの
制限があります。
1.
父は
死ぬ
時(×
死ぬと)
遺言を
残した。
2.
彼女は
笑うと(⇔
笑ったとき)、えくぼができます。
3.もう
少し
安いと(×
安いとき)
買えるけど、この
値段だと(×
値段のとき)ちょっと
手が
出ない。
4.さあ、
買った
買った。
今買わないと(×とき)
損するよ。
5.
彼は
口がうまいから、
気をつけないと(×とき)
騙されるよ。