動詞:て
形 + くださいませんか/ていただけませんか(
男女:
外&
丁寧)
ないでください/くださいますか(
男女:
普通)
くれ/くれないか/ほしい/もらいたい(
男:
仲間&
上から
下へ)
ちょうだい/もらえないかしら/くださらない(
女:
仲間&
丁寧)
動詞:[ます]
形 + たまえ(
男:
上から
下へ、
命令に
近い)
李 :おい、
小平、そこのタバコをとってくれないか?
小平:
嫌だよ。
自分のことは
自分でしろって、いつもお
父さんは
僕に
言ってるじゃないか。
良子:
小平、ちょっと
買い
物に
行ってちょうだい?
小平:お
駄賃、くれる?だったら
行ってもいいよ。
李 :なんと
現金な
奴だなあ。
これらは
全て
依頼表現に
属します。
依頼表現の
形は
多くありますが、ここでは
代表的なものを
取り
上げるにとどめます。
用法上注意するのは
男言葉と
女言葉があることです。
例えば「〜てちょうだい」は
女言葉、「〜たまえ」は
男言葉で、
共通しているのはどちらも
目上から
目下に
対して
使われるます。
特に「〜たまえ」は
強制力のある
言い
方で、
語調によってはほとんど
命令になります。なお、
初級で
学んだ「〜てください」は
指示に
近い
語感をもっていて、
目上の
人に
使うととても
失礼になります。ですから、
目上の
人や
知らない
人に
依頼するときは、「〜ていただけませんか/〜ていただけないでしょうか」(
男女共通)を
使ってください。
1.そこに
座って。
実はあなたに
話したいことがあったの。
2.
誤解なさらないでください。
私はそんなつもりで
言ったんじゃありません。
2.さあさあみんな、
集まってちょうだい。せっかくの
料理が
冷めてしまうわよ。
4.
見たまえ。これが
東洋最大と
言われるAホテルだ。
5.もし
君に
反論があるなら、
遠慮はいらん。
言ってみたまえ。