動詞:[ます]
形 +
次第 〜 する
良子:
支度はすっかりできたから、
小平が
帰り
次第、
出かけましょ。
車は
大丈夫?
李 :いつでも
大丈夫だよ。
最近、
寝不足気味だから
二階で
寝てるよ。
仙台まで、ちょっと
距離があるからねえ。
良子:あなた〜、
母から
電話で、
仙台手前のサービスエリアに
着き
次第、
電話をかけてくださいだって。
「〜
次第」は「〜たら、すぐ〜」に
相当する
丁寧な
表現で、
電話の
応対などでよく
使われます。
改まった
会話では「〜
次第」の
方が
適切です。なお、
例文5の「
手当たり
次第」は
慣用語なので、そのまま
覚えてください。
文法上注意するのは、「〜たら、すぐ〜」と「〜と、すぐ〜」の
用法の
違いです。
条件の「と」と「たら」の
違い(→
資料・)があるため、「〜と、すぐ〜」の
後件では、「〜てください/〜なければならない/〜ほうがいい」などの
意志表現ができませんから、この
項の
例文はどれも「〜と、すぐ〜」が
使えません。
荷物が ○
着いたらすぐ
連絡してください。
○
着き
次第、
×
着くとすぐ
1.
調査結果がわかり
次第、そちらに
御報告いたします。
2.
犯人を
見つけ
次第、
逮捕せよ。
3.
先方から
矢のような
催促がきてるので、
食事が
終わり
次第、ただちに
仕事に
取りかかってくれ。
4.
今、
主人はあいにく
留守にしておりますが、
帰り
次第そちらにお
電話させます。
5.
夫の
浮気を
知った
妻は
怒りの
余り、
手当たり
次第に
物を
投げつけた。