374 *〜はもちろん/*〜は
元
(
もと
)
より
名詞
(
めいし
)
: × + はもちろん 〜 も 〜
動詞
(
どうし
)
・
形容詞
(
けいようし
)
:
普通
(
ふつう
)
形
(
がた
)
<ナ
形
(
かたち
)
ーな>+の は
元
(
もと
)
より さえ
まで
♪
会話
(
かいわ
)
♪
良子
(
りょうこ
)
:あなたの
姪
(
めい
)
っこさんが
日本
(
にっぽん
)
に
留学
(
りゅうがく
)
に
来
(
きた
)
る
話
(
はなし
)
はどうなったの。
学費
(
がくひ
)
は
元
(
もと
)
より、
日本
(
にっぽん
)
での
生活
(
せいかつ
)
のこともあるし。
李
(
り
)
:
諸
(
しょ
)
手続
(
てつづ
)
きはだいたい
終
(
お
)
わったんだよ。
後
(
こう
)
は
入管
(
にゅうかん
)
の
審査
(
しんさ
)
待
(
ま
)
ちってところだ。
良子
(
りょうこ
)
:
引
(
ひ
)
っ
越
(
こ
)
しや
買
(
か
)
い
物
(
もの
)
はもちろん、
私
(
わたし
)
にできることは
何
(
なん
)
でも
手伝
(
てつだ
)
うわ。
何
(
なん
)
だか
妹
(
いもうと
)
が
一
(
いち
)
人
(
にん
)
増
(
ふ
)
えたような
気分
(
きぶん
)
よ。
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
「もちろん」は
副詞
(
ふくし
)
で、
例文
(
れいぶん
)
1のように
単独
(
たんどく
)
でも
使
(
つか
)
われますし、「もとより」も「
最初
(
さいしょ
)
から/
元々
(
もともと
)
」という
意味
(
いみ
)
の
副詞
(
ふくし
)
で、
例文
(
れいぶん
)
2や「そんなこと、
元
(
もと
)
より
承知
(
しょうち
)
だ」のように
単独
(
たんどく
)
でも
使
(
つか
)
われます。
「〜はもちろん/〜は
元
(
もと
)
より」は「〜はもちろんのこと、その
他
(
た
)
〜も」という
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらわ
)
しますが、「Aがそうなのは
言
(
い
)
うまでもなく
自明
(
じめい
)
のことだ」という
語感
(
ごかん
)
で
共通
(
きょうつう
)
しています。
社長
(
しゃちょう
)
は もちろん、
役員
(
やくいん
)
一同
(
いちどう
)
が
反対
(
はんたい
)
だ。
もとより、
言
(
い
)
うまでもなく、
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.もちろん
誰
(
だれ
)
だって、
自分
(
じぶん
)
の
身
(
み
)
はかわいいさ。
2.
元
(
げん
)
より
私
(
わたし
)
はあなたの
考
(
かんが
)
えに
賛成
(
さんせい
)
でした。
3.
料理
(
りょうり
)
自慢
(
じまん
)
の
彼
(
かれ
)
にとっては、
和食
(
わしょく
)
はもちろん、
中華
(
ちゅうか
)
から
洋食
(
ようしょく
)
まで、
何
(
なん
)
でもお
茶
(
ちゃ
)
の
子
(
こ
)
さいさいだ。
4.
彼
(
かれ
)
はアメリカ
人
(
じん
)
だが、
日本語
(
にほんご
)
は
元
(
もと
)
より、
日本
(
にっぽん
)
の
伝統
(
でんとう
)
・
文化
(
ぶんか
)
そして
国民
(
こくみん
)
性
(
せい
)
に
至
(
いた
)
るまで
精通
(
せいつう
)
している。
5.
対人
(
たいじん
)
関係
(
かんけい
)
づくりが
苦手
(
にがて
)
なのは
元
(
もと
)
より、
自分
(
じぶん
)
自身
(
じしん
)
の
意見
(
いけん
)
すら
持
(
も
)
っていない
若者
(
わかもの
)
が
増
(
ふ
)
えているという
報告
(
ほうこく
)
がある。
★
例題
(
れいだい
)
★
1)
君
(
きみ
)
がこれ(まで/までに)
会社
(
かいしゃ
)
に
尽
(
つ
)
くし(てくれた/てもらった)ことは、
僕
(
ぼく
)
は
元
(
もと
)
よりみんなが(
認
(
みと
)
める/
認
(
みと
)
めている)。
2)
日本
(
にっぽん
)
の
電気
(
でんき
)
製品
(
せいひん
)
は
性能
(
せいのう
)
( )もちろん、デザイン
面
(
めん
)
( )も
世界
(
せかい
)
のトップ
水準
(
すいじゅん
)
( )ある。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1) ては(
反復
(
はんぷく
)
→
文型
(
ぶんけい
)
188)/の/こと(「〜のは〜ことだ」
強調
(
きょうちょう
)
文
(
ぶん
)
)
2) で(
限定
(
げんてい
)
)/へ(〜に
対
(
たい
)
するN=〜へのN)/ならない(
反語
(
はんご
)
)
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ぜん
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ぺーじ
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374
↓
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(
つぎ
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ぺーじ
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日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る