402 *〜まで/*〜までに/*〜までで

(とき)場所(ばしょ)数量(すうりょう)(あらわ)(かたり): ×    +  まで
動詞(どうし)         : 原形(げんけい)      までに
                     までで


♪ 会話(かいわ) ♪
() :ここまで()たら、頂上(ちょうじょう)まで(のち)わずかだ。この(ぶん)だと、日暮(ひぐ)れまでには山小屋(やまごや)()くだろう。
小平(しょうへい):お(とう)さん、()て!夕焼(ゆうや)けが(はじ)まったよ。それにしても、お(かあ)さん、(おそ)いねえ。まだ、あんな(した)にいる。
() :お(かあ)さんが()()くまで、ここで()っててやろうよ。
良子(りょうこ):はあはあ、なんて薄情(はくじょう)(ひと)たちなんでしょ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜まで」の(かく)助詞(じょし)用法(ようほう)で、数量(すうりょう)時間(じかん)場所(ばしょ)(あらわ)(かたり)(むす)びついて、終点(しゅうてん)限界(げんかい)(てん)(あらわ)します。「〜(おそ)くまで/〜(ちか)くまで」のような慣用(かんよう)(てき)()(いかた)がありますが、そのまま(おぼ)えてください。→例題(れいだい)2)
 問題(もんだい)(とき)(あらわ)(かたり)(むす)びついたときの「〜まで」と「〜までに」の(ちが)いですが、(した)()のように、「〜まで」はその時刻(じこく)までずっと継続(けいぞく)した動作(どうさ)(あらわ)し、「〜までに」はその時刻(じこく)(まえ)完了(かんりょう)した動作(どうさ)(あらわ)します。
    ()あり 
 なお、「〜までで」は期限(きげん)(あらわ)し、(うし)ろには「やめる・()わる・()()る・()()る」などの動作(どうさ)終了(しゅうりょう)(あらわ)動詞(どうし)()ます。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.ここまで()たら、もうひと安心(あんしん)だ。
2.シャボン(だま)()んだ。屋根(やね)まで()んだ。屋根(やね)まで()んで、(こわ)れて()えた。(童謡(どうよう)
3.授業(じゅぎょう)七月(しちがつ)二十日(はつか)までで、()(じゅう)(いち)(にち)から夏休(なつやす)みが(はじ)まる。
4.「(じゅう)()までに()られる?」「その(ころ)まで会議(かいぎ)長引(ながび)いているとすると無理(むり)だけど、でなければたぶん大丈夫(だいじょうぶ)
5.(わたし)(もど)って()るまで、ここで()っていてください。

★ 例題(れいだい) ★
1) この(みせ)(じゅう)(いち)()(まで/までに/までで)閉店(へいてん)と(します/なります)ので、オーダーがございましたら、(じゅう)時半(じはん)(まで/までに/までで)お(ねが)いします。
2) (となり)部屋(へや)(よる)(おそ)い→    )まで(うるさい→     )、()(がた)(ちか)い→   )まで(ねむ)れなかった。

(^^)(まえ)()解答(かいとう)(^^)
1) いただき(謙譲(けんじょう)())/お()ちして(→文型(ぶんけい)019)/おります(謙譲(けんじょう)()
2) (まい)ります(謙譲(けんじょう)())/かけ(尊敬(そんけい)(かたち)文型(ぶんけい)019)/()ち(→文型(ぶんけい)019)


(ぜん)(ぺーじ)402(つぎ)(ぺーじ)

日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)