名詞A: × + とも +
名詞B: × + ともつかない
良子:この
魚はドジョウともウナギともつかない
格好してるけど、
何と
言う
魚なの?
李 :ああ、これは
田ウナギだよ。
中国からの
輸入品だと
思うよ。
赤とも
茶色ともつかない
変わった
色だろ。
良子:
買っちゃったけど、あなた、
料理できる?
李 :おちゃのこさいさいさ。
田舎風味で
作ってみるよ。
動詞「
付く」は「
目に
付く/
気が
付く/
見当がつく…」の
用例のように、「〜が
五感に
達する」という
意味も
持っていて、その
否定形「つかない」ですから、「わからない」の
意味になります。そこから
派生したのが「AともBともつかない」という
文型で、「AなのかBなのか、わからない/AなのかBなのか、はっきりしない」という
意味で
使われます。
賛成とも
反対ともつかない。
=
賛成なのか
反対なのか、はっきりしない。
1.
海のものとも、
山のものともつかぬ
変な
奴だ。
2.
真剣に
議論しているときに、
賛成とも
反対ともつかない
無責任な
発言は
慎んでほしい。
3.パンダという
動物は、
狸とも
熊ともつかない
動物だね。
4.
男とも
女ともつかぬような、
妙な
人種が
増えました。
5.
朝飯とも
昼飯ともつかない
食事が
終わって、
彼らはまた
遊びに
行った。