258 *〜ないでいる/*〜ずにいる
動詞
(
どうし
)
:[ない]
形
(
かたち
)
+ ないでいる
ずにいる
ないでおる
ずにおる
♪
会話
(
かいわ
)
♪
李
(
り
)
:
山田
(
やまだ
)
、お
前
(
まえ
)
もそろそろ
潮時
(
しおどき
)
じゃないか。いつまでも
結論
(
けつろん
)
を
出
(
だ
)
さずにいると、
彼女
(
かのじょ
)
に
逃
(
に
)
げられちゃうぞ。
真理
(
まり
)
:そうよ、
思
(
おも
)
い
切
(
き
)
ってプロポーズしなさいよ。
山田
(
やまだ
)
:
僕
(
ぼく
)
の
給料
(
きゅうりょう
)
でやっていけるかどうかって、どうしても
踏
(
ふ
)
ん
切
(
ぎ
)
りがつかないでいるんだ。
李
(
り
)
:「
案
(
あん
)
ずるより
生
(
う
)
むが
易
(
やす
)
し」さ。なんとかなるものさ。
♯
解説
(
かいせつ
)
♭
「〜ないでいる/〜ずにいる」は、「〜しない
状態
(
じょうたい
)
を
続
(
つづ
)
ける」という
意味
(
いみ
)
を
表
(
あらわ
)
します。ここでは
例文
(
れいぶん
)
5の「〜ておる」について
説明
(
せつめい
)
します。この「〜ておる」は「〜ております」の
形
(
かたち
)
で
使
(
つか
)
われるときは、
丁寧
(
ていねい
)
な
謙遜
(
けんそん
)
語
(
ご
)
になります。しかし、そのまま「〜ておる」の
形
(
かたち
)
で
使
(
つか
)
うと、
目上
(
めうえ
)
の
人
(
ひと
)
が
目下
(
もっか
)
の
人
(
ひと
)
に
対
(
たい
)
して
使
(
つか
)
う
尊大
(
そんだい
)
語
(
ご
)
となります。これは「〜ないでおる」のように「ない
形
(
かたち
)
」と
結
(
むす
)
びついたときも
同
(
おな
)
じです。ですから、みなさんは「〜ております」だけ
使
(
つか
)
うようにした
方
(
ほう
)
がいいでしょう。
はい、
知
(
し
)
っています。 (
普通
(
ふつう
)
)
はい、
知
(
し
)
っております。(
丁寧
(
ていねい
)
)
ああ、
知
(
し
)
っておる。 (
尊大
(
そんだい
)
)
§
例文
(
れいぶん
)
§
1.そんなに
食
(
た
)
べないでいると、
体
(
からだ
)
を
壊
(
こわ
)
してしまうよ。
2.はい、
息
(
いき
)
を
止
(
と
)
めて。そのまま
動
(
うご
)
かないでいてください。 はい、
終
(
お
)
わりました。(レントゲン
検査
(
けんさ
)
)
3.
今日
(
きょう
)
述
(
の
)
べたことは、
努
(
つとむ
)
々
(
々
)
、
忘
(
わす
)
れずにいてほしい。
4.どうやらスランプのようで、アイディアも
浮
(
う
)
かばず、
筆
(
ふで
)
も
進
(
すす
)
まず、
何
(
なに
)
も
書
(
か
)
けずにいるんです。
5.
伝統
(
でんとう
)
工芸
(
こうげい
)
の
火
(
ひ
)
を
絶
(
た
)
やさずにおるには、どうしても
後継
(
こうけい
)
者
(
しゃ
)
養成
(
ようせい
)
のための
国
(
くに
)
の
援助
(
えんじょ
)
を
必要
(
ひつよう
)
としておる。
★
例題
(
れいだい
)
★
1)
悩
(
なや
)
みを
胸
(
むね
)
に(しまう/しまった)まま、
口
(
くち
)
に(
出
(
だ
)
して/
出
(
だ
)
さずに)いると、かえって
辛
(
つら
)
くなる(ことだ/ものだ)よ。
2)
今
(
いま
)
まで
君
(
くん
)
には(
話
(
はな
)
す→ )でいたんだが、
実
(
じつ
)
は
今年
(
ことし
)
( )
会社
(
かいしゃ
)
( )
辞
(
や
)
める
予定
(
よてい
)
なんだ。
(^^)
前
(
まえ
)
課
(
か
)
の
解答
(
かいとう
)
(^^)
1) のに(
理由
(
りゆう
)
の
逆説
(
ぎゃくせつ
)
)/ても(
条件
(
じょうけん
)
の
逆説
(
ぎゃくせつ
)
)/なくて(
理由
(
りゆう
)
)
2) を/つか/
増
(
ふ
)
えて(
変化
(
へんか
)
→
文型
(
ぶんけい
)
181)
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(
ぜん
)
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(
ぺーじ
)
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258
↓
次
(
つぎ
)
頁
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ぺーじ
)
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日本語
(
にほんご
)
駆
(
か
)
け
込
(
こ
)
み
寺
(
てら
)
参拝
(
さんぱい
)
口
(
ぐち
)
へ
戻
(
もど
)
る