資料(しりょう)5> よく使(つか)副詞(ふくし)機能(きのう)(べつ)一覧(いちらん)

 日本人(にっぽんじん)(はなし)(しゃ)感情(かんじょう)態度(たいど)状態(じょうたい)程度(ていど)などを(つた)えるために、かなり豊富(ほうふ)副詞(ふくし)使(つか)っていますが、その(なか)日常(にちじょう)会話(かいわ)でよく()てくる副詞(ふくし)機能(きのう)(べつ)()()げました。これ以外(いがい)にも副詞(ふくし)はたくさんありますし、擬音(ぎおん)()擬態語(ぎたいご)(くわ)えると(さら)(おお)くなりますが、以下(いか)のものを(おぼ)えておけば日常(にちじょう)会話(かいわ)作文(さくぶん)ではとりあえず支障(ししょう)(しょう)じないでしょう。

1、断定(だんてい)「〜だ/〜する」と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
  (かなら)ず      どんなことがあっても、(かなら)()きます。
  絶対(ぜったい)(に)    絶対(ぜったい)()つ。
  (まった)く      (まった)同感(どうかん)だ。
  もちろん    もちろんのことだ。
  (たし)かに     (たし)かに()()りました。

2、「〜ない」や否定(ひてい)意味(いみ)する動詞(どうし)呼応(こおう)する副詞(ふくし)
(1)全面(ぜんめん)否定(ひてい)
  (けっ)して      これは(けっ)して(たか)くない。
  絶対(ぜったい)(に)     (わたし)への反抗(はんこう)絶対(ぜったい)(ゆる)さない。
  (まった)く       (まった)(はなし)にならなかった。
  さっぱり     (なに)のことか、さっぱりわからない。
  まるで      そんな(ひと)はまるで()りません。
  ちっとも/(すこ)しも ちっとも(・(すこ)しも)()べない。
  (いち)()も      彼女(かのじょ)(いち)()(わら)ったことがない。
  全然(ぜんぜん)       あんな(おとこ)には全然(ぜんぜん)関心(かんしん)がない。

(2)婉曲(えんきょく)部分(ぶぶん)否定(ひてい)
  あまり     麺類(めんるい)はあまり()きではない。
  たいして    試験(しけん)はたいして(むずか)しくなかった。
  それほど    それほど重要(じゅうよう)問題(もんだい)ではない。
  ろくに     うちの()はろくに勉強(べんきょう)もしない。
  めったに    このショーはめったに()られない。

  (かなら)ずしも    金持(かねも)ちが(かなら)ずしも(しあわ)せとは(かぎ)らない。
  あながち    (かれ)(はなし)はあながち(うそ)()えない。
  一概(いちがい)に     (かれ)意見(いけん)一概(いちがい)否定(ひてい)できない。

(3)可能(かのう)(がた)「〜(ら)れない/不可能(ふかのう)意味(いみ)する動詞(どうし)」と呼応(こおう)
  なかなか     (ひと)名前(なまえ)がなかなか(おぼ)えられない。
  とても      (ぼく)にはとても(しん)じられない。
  とうてい(到底(とうてい)) (いま)からではもう到底(とうてい)()()わない。

3、推量(すいりょう)助動詞(じょどうし)「だろう/かもしれない/はずだ」と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
(1)推量(すいりょう)助動詞(じょどうし)呼応(こおう)するもの
 1)「〜だろう/〜はずだ」「〜と(おも)う」などと呼応(こおう)
  たぶん     たぶん()っても()ないだろう。
  おそらく    おそらく(きみ)には無理(むり)だろう。
  そのうち    そのうち(かれ)(かんが)えも()わるだろう。
  やがて     やがて収束(しゅうそく)()かうだろう。
  きっと     やればきっとできるはずだ。

 2)「〜かもしれない」と呼応(こおう)
  ひよっとすると ひよっとすると(あめ)()るかも()れない。
  ひょっとしたら ひょっとしたら(うそ)がばれたかもね。
  もしかしたら  もしかしたら転勤(てんきん)になるかもしれない。
  もしかして   もしかして、

 3)「〜ないだろう」など否定(ひてい)推量(すいりょう)呼応(こおう)
  まさか     まさか(きみ)犯人(はんにん)ではないだろうね。
          まさか(かれ)()っているはずがないと(おも)うが、・・・。

(2)「〜のだろう/〜ことだろう」(感嘆(かんたん))などと呼応(こおう)するもの
  なんと     なんと今日(きょう)(さむ)いんだろう。
  なんて     なんて(ずる)(ひと)なんだろう。
  どんなに    どんなに(よろこ)んだことでしょう。
  どれほど    どれほど心配(しんぱい)したことだろう。


4、「ようだ/そうだ/らしい」と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
  (いま)にも     彼女(かのじょ)(いま)にも()()しそうな(かお)だった。
  どうやら    どうやら風邪(かぜ)らしい。
  どうも     その(はなし)はどうもほんとうのようだ。
  いかにも    いかにも(かれ)のやりそうなことだ。
  まるで     まるで(みず)()ったような(しず)けさだ。
  さも      (ちち)はさも(うれ)しそうに(わら)った。
  あたかも    今日(きょう)はあたかも(はる)のような(あたた)かさだ。

関連(かんれん)する副詞(ふくし)
  なんだか    なんだか気味(きみ)(わる)(はなし)だね。
  なんとなく   なんとなく(いや)予感(よかん)がするんだ。

5、完了(かんりょう)(がた)「〜した」と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
(1)過去(かこ)(あらわ)副詞(ふくし)
  ((いま))さっき   ((いま))さっき()たばかりだ。
  たった(いま)    (ぼく)も、たった(いま)()たところです。
  この(あいだ)     この(あいだ)はどうも失礼(しつれい)しました。
  もう      その(けん)はもう連絡(れんらく)しました。
  とっくに    ()どもはとっくに()ました。

(2)過去(かこ)のことの推量(すいりょう)
  (たし)か      (たし)通帳(つうちょう)はタンスの(なか)だったと(おも)う。
  てっきり    (ぼく)はてっきり冗談(じょうだん)だと(おも)っていた。

6、「〜たい/〜てください」(希望(きぼう)依頼(いらい))と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
  ぜひ         ぜひ(あそ)びに()てください。
  どうしても     どうしても()ちたい。
  なんとしても    (なに)としても志望校(しぼうこう)合格(ごうかく)したい。
  できれば/できたら できれば(・できたら)参加(さんか)したい。
  できるだけ     できるだけ(はや)めに()てください。
  どうか       どうかお(ゆる)しください。
  せめて       せめて利子(りし)だけでも(はら)って()しい。

7、「〜てしまった」と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
  つい      ごめん。つい朝寝坊(あさねぼう)してしまったんだ。
  うっかり(して)うっかり約束(やくそく)(わす)れてしまっていた。

8、「〜ておく」と呼応(こおう)する副詞(ふくし)
  あらかじめ   あらかじめ準備(じゅんび)しておくように。
  事前(じぜん)に     事前(じぜん)連絡(れんらく)した(ほう)がいいよ。
  そのまま    (まど)はそのまま()けておいてください。

9、仮定(かてい)理由(りゆう)(あらわ)助詞(じょし)呼応(こおう)する副詞(ふくし)
(1)「〜たら/〜ば/〜なら」と呼応(こおう)するもの
  もし      もし、お時間(じかん)がおありでしたら。
  (かり)に      (かり)(きみ)(かれ)立場(たちば)だったら、どうした?
  (まん)(いち)      (まん)(いち)火災(かさい)()こったら、この非常口(ひじょうぐち)から()げてください。
  もしも     もしも(ぼく)(はね)があるなら、(きみ)のところへ()んでいきたい。
  一旦(いったん)      一旦(いったん)約束(やくそく)したら、(かなら)(まも)る。
  (たと)えば     (たと)えば(きみ)(ぼく)立場(たちば)だったら、どうした?

(2)「〜ても」と呼応(こおう)するもの
  たとえ     たとえ(うそ)でも、ほめられれば(うれ)しい。
  (かり)に      (かり)(かれ)立場(たちば)でも、(おな)じことをした。
  いくら/いかに いくら(・いかに)(くる)しくても、最後(さいご)までがんばりなさい。
  どんなに    どんなに努力(どりょく)しても、(かれ)には()てない。

(3)「〜からには/〜以上(いじょう)」と呼応(こおう)するもの
  一旦(いったん)      一旦(いったん)やると()めたからには、(かなら)ずやる。

10、その()副詞(ふくし)機能(きのう)(べつ)整理(せいり)
(1)回数(かいすう)(あらわ)副詞(ふくし)
  いつも     (かれ)はいつも遅刻(ちこく)している。
  いつでも    いつでも(あそ)びに()てください。
  しばしば    夜中(よなか)にしばしば()()める。
  たびたび    たびたびご迷惑(めいわく)をかけてすみません。
  よく      最近(さいきん)、よく(わす)(もの)をする。
  ときどき    (かれ)はときどきこの(みせ)()ます。
  たまに     (かれ)にはたまに()うことがあります。
  めったに〜ない 彼女(かのじょ)はめったに(わら)わない。

(2)数量(すうりょう)(あらわ)副詞(ふくし)
  全部(ぜんぶ)(すべ)て   仕事(しごと)全部(ぜんぶ)(すべ)て)()わりました。
  すっかり    (やま)(ゆき)もすっかり()けた。
  たくさん    たくさん()()がってください。
  (じゅう)(ふん)      時間(じかん)はまだ(じゅう)(ふん)あります。
  あまり〜ない  (わたし)はあまりお(さけ)()めません。
  (すこ)し/ちょっと ご(はん)(すこ)(のこ)っている。
  ほとんど〜ない (のこ)時間(じかん)はほどんどありません。
  全然(ぜんぜん)〜ない   お(かね)全然(ぜんぜん)ない。
  さっぱり〜ない 今日(きょう)(さかな)がさっぱり()れない。

(3)時間(じかん)(なが)さを(あらわ)副詞(ふくし)
  いつまでも   いつまでも(きみ)のことを(わす)れない。
  ずっと     (きみ)()るのをずっと()っていたんですよ。
  (なが)らく     (なが)らくお()たせしました。
  しばらく    しばらくお()ちください。
  (すこ)し/ちょっと ちょっと()ってください。
  少々(しょうしょう)      少々(しょうしょう)()ちください。

 *「あまり〜ない/ほとんど〜ない/全然(ぜんぜん)〜ない」も時間(じかん)(あらわ)す。

(4)順序(じゅんじょ)(あらわ)副詞(ふくし)
  最初(さいしょ)に     最初(さいしょ)自己(じこ)紹介(しょうかい)をしてください。
  はじめに    はじめにお(ことわ)りしておきますが、・・・
  ()ず      ()ず、(わたし)から説明(せつめい)します。
  (さき)に      (さき)勉強(べんきょう)()ませなさい。
  (つぎ)に      (つぎ)校長(こうちょう)からご挨拶(あいさつ)をいただきます。
  (のち)で      (のち)連絡(れんらく)します。
  ()わりに    ()わりに、みんなで乾杯(かんぱい)しましょう。
  最後(さいご)に     最後(さいご)一言(いちげん)(もう)()げます。

(5)数量(すうりょう)程度(ていど)(あらわ)副詞(ふくし)
 1) (たか)程度(ていど)
  非常(ひじょう)に     これは非常(ひじょう)高価(こうか)(しな)だ。
  すごく     (かれ)のことがすごく()きよ。
  とても     とてもおいしいです。
  (じつ)に      (じつ)(うつく)しい。
  大変(たいへん)      生活(せいかつ)大変(たいへん)(こま)っている。
  ほんとうに   ほんとうにすばらしい。
  ずいぶん    ずいぶんできるようになったね。
  よく      よく()べる(ひと)だね。

 2) (ちゅう)程度(ていど)以上(いじょう)
  なかなか    この作文(さくぶん)はなかなかよく()けている。
  かなり     かなり(むずか)しいテストです。
  相当(そうとう)      相当(そうとう)がんばらないと、合格(ごうかく)無理(むり)だよ。

 3) (てい)程度(ていど)
  まあまあ      今度(こんど)試験(しけん)はまあまあだった。
  どうにか/なんとか (いま)給料(きゅうりょう)で、どうにか(・なんとか)()べていけます。
  たいして〜ない   その映画(えいが)はたいしておもしろくなかった。
  それほど〜ない   (かれ)がいなくても、それほど(こま)らない。
  あまり〜ない    あまりいい作品(さくひん)ではないですね。
  ろくに〜ない    (いそが)しくて、ろくに新聞(しんぶん)()めない。
  全然(ぜんぜん)〜ない     全然(ぜんぜん)わからない。

(6)比較(ひかく)(あらわ)副詞(ふくし)
  ずっと     北京(ぺきん)東京(とうきょう)より、ずっと(さむ)い。
  むしろ     あんな(おとこ)結婚(けっこん)するぐらいなら、むしろ()んだ(ほう)がいい。
  まして     大学生(だいがくせい)()けない。まして子供(こども)()けるはずがない。

  もっと     もっと(はや)(はし)れ、もっと(たか)()べ。
  (さら)に      (さむ)さは(さら)(きび)しくなるでしょう。
          (かぜ)(くわ)えて、(さら)に(・その(うえ)(あめ)まで()ってきた。
  一層(いっそう)      今後(こんご)一層(いっそう)努力(どりょく)いたします。
  なお/なおさら やすいなら、なお(・なおさら)いい。
  よけいに    「するな」と()われたら、よけいにしたくなる。

(7)状態(じょうたい)変化(へんか)発生(はっせい)(あらわ)副詞(ふくし)
 1) 自然(しぜん)無意識(むいしき)行為(こうい)
  ひとりでに      ()どもは母語(ぼご)をひとりでに()につける。
  (おの)ずと        (とし)()れば(おの)ずとわかる。
  いつのまにか     いつのまにか、(にち)()れていた。
  なんとなく      なんとなく(いや)予感(よかん)がする。
  ()らず()らずのうちに ()らず()らずのうちに。(とし)をとる。
  (おも)わず        (おも)わず「あっ」と(さけ)んだ。
  つい         つい大声(おおごえ)()してしまった。

 2) 事態(じたい)接近(せっきん)将来(しょうらい)発生(はっせい)
  (いま)にも     (いま)にも(あめ)()()しそうだ。
  もうすぐ    もうすぐ(はる)ですねえ。
  まもなく    ()もなく電車(でんしゃ)到着(とうちゃく)しますよ。
  そろそろ    そろそろバスも()るころだ。
  そのうち    そのうち(あめ)もやむだろう。

  やがて     やがて(きみ)(ひと)(おや)になる。
  いずれ     (かく)しても、いずれわかることだ。
  (おそ)かれ(はや)かれ  (おそ)かれ(はや)かれ、(きみ)にもわかる()がくる。

 3) 徐々(じょじょ)変化(へんか)
  (すこ)しずつ    日本(にっぽん)のことが(すこ)しずつわかってきた。
  しだいに    風雨(ふうう)はしだいに(はげ)しさを()した。
  じょじょに   勉強(べんきょう)がじょじょに(むずか)しくなっていく。
  だんだん    だんだん(さむ)くなる。

 4) 急激(きゅうげき)状態(じょうたい)変化(へんか)
  にわかに    病状(びょうじょう)がにわかに悪化(あっか)した。
  たちまち    その(しな)はたちまち()()れた。
  あっという()に あっという()(なぐ)(たお)された。

 5) 突発(とっぱつ)事態(じたい)発生(はっせい)
  (きゅう)に      その()(きゅう)()()した。
  突然(とつぜん)      突然(とつぜん)停電(ていでん)し、()(くら)になった。
  不意(ふい)に     不意(ふい)にバスが急停車(きゅうていしゃ)した。
  いきなり    (かれ)はいきなり(わたし)(なぐ)りかかった。
  とっさに    (いし)()んで()たので、とっさに()()けた。

(8)行為(こうい)意志(いし)表現(ひょうげん)(むす)びつき、「すぐ」を(あらわ)副詞(ふくし)
  すぐ(に)    すぐに実行(じっこう)しなさい。
  ただちに    ただちに行動(こうどう)(うつ)れ。
  早速(さっそく)      早速(さっそく)()ってまいります。
  さっさと    さっさと(ある)け。
  至急(しきゅう)      至急(しきゅう)それを()()せてください。
  早急(そうきゅう)に     早急(そうきゅう)連絡(れんらく)をとります。

(9)結論(けつろん)結果(けっか)()べる(とき)使(つか)副詞(ふくし)
 結局(けっきょく)       この()(なか)結局(けっきょく)(かね)だ。
  いずれにせよ  いずれにせよ、これは(きみ)責任(せきにん)だ。
  どうせ     どうせ失敗(しっぱい)するに()まっている。

  さては     最近(さいきん)きれいになったけど、さては恋人(こいびと)でもできたかな。

(10)期待(きたい)していたことの実現(じつげん)(あらわ)副詞(ふくし)
  ついに       やった、やった、ついにやった!
  やっと       やっと就職(しゅうしょく)(さき)()まった。
  ようやく      ようやく()()りに()にあった。
  なんとか/どうにか なんとか(・どうにか)窮地(きゅうち)()()けた。
  いよいよ      いよいよ受験(じゅけん)のシーズンが(はじ)まる。

(11)予想(よそう)想像(そうぞう)一致(いっち)した(とき)使(つか)副詞(ふくし)
  やはり     やはりやめたほうがいいよ。
  なるほど    東京(とうきょう)は、なるほど物価(ぶっか)(たか)い。
  さすが(に)  さすがに(もと)プロ、うまいもんだ。
  相変(あいか)わらず   相変(あいか)わらずお(うつく)しいですね。

(12)()(いか)えや例示(れいじ)副詞(ふくし)
  つまり     日本(にっぽん)首都(しゅと)、つまり東京(とうきょう)
  すなわち    (とう)()、すなわち長安(ながやす)
  (よう)するに    (よう)するに(きみ)反対(はんたい)なんだね。

  (たと)えば     マスコミ、(たと)えばテレビや新聞(しんぶん)などは・・・。

(13)(たと)えを(あらわ)副詞(ふくし)
  まるで     まるで(ゆめ)のような(はなし)だ。
  さも      さも()っているかのようなふりをする。
  あたかも    (いま)資本(しほん)主義(しゅぎ)社会(しゃかい)はあたかも戦場(せんじょう)のようだ。
  いわゆる    会社(かいしゃ)のためにせっせと(はたら)日本人(にっぽんじん)、いわゆる「(はたら)(ばち)」は最近(さいきん)では()ってきている。
  いわば     パソコンは、いわば便利(べんり)文房具(ぶんぼうぐ)のようなものだ。

(14)最初(さいしょ)状態(じょうたい)(あらわ)副詞(ふくし)
  元々(もともと)      駄目(だめ)元々(もともと)、やれるだけやってみるさ。
  本来(ほんらい)      あの(ひと)本来(ほんらい)()(よわ)(ひと)だ。
  そもそも    それがそもそも失敗(しっぱい)のもとだ。

(15)不本意(ふほんい)(あらわ)副詞(ふくし)
  つい      つい(うそ)をついてしまった。
  うっかり    うっかり秘密(ひみつ)をしゃべってしまった。
  いやいや    いやいや()()けた。
  しかたなく   しかたなく()(かえ)した。
  あいにく    あいにく主人(しゅじん)留守(るす)にしておりまして。

(16)真面目(まじめ)態度(たいど)(あらわ)副詞(ふくし)
  一生懸命(いっしょうけんめい)      一生懸命(いっしょうけんめい)やったのに・・・・
  ひたむきに/一心(いっしん)に ひたむきに(・一心(いっしん)に)研究(けんきゅう)()()む。
  必死(ひっし)に       必死(ひっし)(はたら)いた。
  せっせと      せっせと手紙(てがみ)()いている。

(17)特定(とくてい)事物(じぶつ)行為(こうい)選択(せんたく)するとき使(つか)副詞(ふくし)
  (とく)に      今年(ことし)(なつ)(とく)(あつ)い。
  とりわけ    今日(きょう)はとりわけ(さむ)いですね。
  (なに)より     (ぼく)(なに)より刺身(さしみ)(だい)好物(こうぶつ)です。
  ()えて     ()えて危険(きけん)(おか)す。
          ()えて()けとは()わない。
(18)努力(どりょく)故意(こい)強制(きょうせい)(あらわ)副詞(ふくし)
  わざわざ     わざわざ()てくれて、ありがとう。
  せっかく     せっかく辞典(じてん)()ってやったのに、使(つか)わない。
  わざと      ()っているのに、わざと()らないふりをする。
  無理(むり)に/無理矢理(むりやり) 無理矢理(むりやり)やらされた。
  ()いて      ()いて()えば、(かれ)(ほう)がやや(まさ)る。

(ぜん)(ぺーじ)



日本語(にほんご)()()(てら) 参拝(さんぱい)(ぐち)(もど)