010 *〜一方(いっぽう)だ/*〜ばかりだ

名詞(めいし)  :  の   +  一方(いっぽう)だ
動詞(どうし)  : 原形(げんけい)       ばかりだ (*名詞(めいし)接続(せつぞく)不可(ふか))
ナ形容詞(けいようし):〜になる
イ形容詞(けいようし):〜くなる
(注(ちゅう):「まじめ一方(いっぽう)」 のような慣用(かんよう)的(てき)言()い方(いかた)もある)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :産業(さんぎょう)活動(かつどう)の発展(はってん)は目覚(めざ)ましいけど、その反面(はんめん)で、公害(こうがい)は年々(ねんねん)ひどくなるばかりだね。
良子(りょうこ):ほんとうね。海(うみ)も川(かわ)も汚(よご)れていく一方(いっぽう)だし、森林(しんりん)破壊(はかい)、酸性(さんせい)雨(あめ)、砂漠(さばく)化(か)、地球(ちきゅう)温暖(おんだん)化(か)と問題(もんだい)は山積(やまづ)みだわ。
李(り) :早(はや)く手(て)を打(う)たないと地球(ちきゅう)に生(い)き物(もの)が住(す)めなくなってしまうね。でも環境(かんきょう)か開発(かいはつ)か、難(むずか)しい問題(もんだい)だなあ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜一方(いっぽう)だ/〜ばかりだ」は変化(へんか)を表(あらわ)す語(かたり)につき、変化(へんか)が一(ひと)つの方向(ほうこう)に進行(しんこう)していること表(あらわ)します。
 ただし、「〜一方(いっぽう)だ」はいいことにも、良(よ)くないことにも広範(こうはん)に使(つか)えますが、「〜ばかりだ」は「程度(ていど)が〜過(す)ぎる」という語感(ごかん)をもっていて、例文(れいぶん)3のようにいい傾向(けいこう)に使(つか)うと不自然(ふしぜん)になります。また、「〜ばかりだ」は例文(れいぶん)1のように名詞(めいし)に接続(せつぞく)する形(かたち)がありません。

§ 例文(れいぶん) §
1.今年(ことし)に入(はい)り、株価(かぶか)は下落(げらく)の一方(いっぽう)(×ばかり)だ。
2.給料(きゅうりょう)は下(さ)がる一方(いっぽう)(⇔ばかり)、物価(ぶっか)は上(あ)がる一方(いっぽう)(⇔ばかり)、これじゃやっていけないよ。
3.彼(かれ)はまじめ一方(いっぽう)(×ばかり)の人(ひと)で、よく言(い)えば仕事(しごと)一筋(ひとすじ)の人(ひと)ですが、融通(ゆうずう)の利(き)かないところが難点(なんてん)ですね。
4.老後(ろうご)のことを考(かんが)えると、不安(ふあん)は募(つの)るばかり(⇔一方(いっぽう))だ。
5.ストレスが原因(げんいん)とみられる心(こころ)の病気(びょうき)は、ますます深刻(しんこく)化(か)するばかり(⇔一方(いっぽう))だ。

★ 例題(れいだい) ★
1) 景気(けいき)は落(お)ち込(こ)む(だけ/ばかり)、雇用(こよう)不安(ふあん)は増(ま)す(だけ/ばかり)で、明(あか)るい材料(ざいりょう)が(見(み)あたる→     )。
2) 地球(ちきゅう)人口(じんこう)は年々(ねんねん)増(ふ)える一方(いっぽう)( )、21世紀(せいき)の前半(ぜんはん)には百(ひゃく)億(おく)を(越(こ)す→ )そう( )勢(いきお)いだ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) である/に/いられない(→文型(ぶんけい)191)
2) 負(ま)け/の(→文型(ぶんけい)354)/と(内容(ないよう)を引用(いんよう):〜とわかる」/から


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