038 〜がてら

名詞(めいし): ×     +    がてら
動詞(どうし):[ます]形(かたち)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り)  :夕涼(ゆうすず)みがてら、井(い)の頭公園(かしらこうえん)でも散歩(さんぽ)しないか。
良子(りょうこ):男(おとこ)の人(ひと)って優雅(ゆうが)でいいわねえ。女(おんな)の私(わたし)はどこへ行(い)くにも買(か)い物(もの)がてらよ。
李(り) :わかった、わかった。ついでに吉祥寺(きちじょうじ)の街(まち)に出(で)て、夕食(ゆうしょく)の材料(ざいりょう)も買(か)って来(こ)よう。荷物(にもつ)は僕(ぼく)が持(も)つからさ。
良子(りょうこ):ねえ、夏物(なつもの)の服(ふく)も買(か)っていいかしら?

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜がてら」は「Aをしている時間(じかん)を使(つか)って、Bをする」と言(い)う意味(いみ)を表(あらわ)す表現(ひょうげん)で、同(どう)一(いち)時間(じかん)帯(たい)のなかで、主(しゅ)たる動作(どうさ)Aに並行(へいこう)して、従()たる動作(どうさ)Bをすることを表現(ひょうげん)します。
 また、同義(どうぎ)表現(ひょうげん)の「〜かたがた」(→文型(ぶんけい)035)、「〜ついでに」(→文型(ぶんけい)163)も併(あわ)せて参照(さんしょう)してください。なお、このふたつの文型(ぶんけい)は同時(どうじ)並行(へいこう)動作(どうさ)は表(あらわ)せません。
 散歩(さんぽ)がてら(・かたがた/・ のついでに)本屋(ほんや)に寄(よ)る。
 散歩(さんぽ)がてら(・かたがた/×のついでに)話(はなし)をしよう。

§ 例文(れいぶん) §
1.神社(じんじゃ)のお祭(まつ)りを見物(けんぶつ)がてら、夜店(よみせ)でものぞいてこようよ。
2.中国(ちゅうごく)旅行(りょこう)がてら、教(おし)え子(ご)に会(あ)って来(こ)ようかと思(おも)う。
3.私(わたし)は毎朝(まいあさ)この道(みち)をジョギングがてら、思(おも)い浮(う)かんだことを俳句(はいく)にしている。
4.市場(いちば)調査(ちょうさ)がてら都内(とない)の繁華(はんか)街(がい)を冷(ひ)やかして歩(ある)くのが、まあ、私(わたし)の道楽(どうらく)のようなものです。
5.料理(りょうり)を作(つく)りがてら、聞(き)くともなく聞(き)いていたラジオから、  懐(なつ)かしい歌(うた)が流(なが)れてきた。

★ 例題(れいだい) ★
1) A君(くん)は病気(びょうき)療養(りょうよう)中(ちゅう)との(こと/もの)だから、見舞(みま)い(ながら/がてら)、家(いえ)に寄(よ)って(みる/みよう)よ。
2) (散歩(さんぽ)する→      )がてら、古本屋(ふるほんや)に(寄(よ)る→       )、本(ほん)を数(すう)冊(さつ)(買(か)う→    )来(き)た。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) は/とかく(傾向(けいこう))/走(はし)り/もの(〜ものではない→文型(ぶんけい)420)
2) がち/で/と(内容(ないよう)・発言(はつげん)を取(と)り上(あ)げる「と})


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