042 *〜か〜ない(かの)うちに/〜か〜ないかに

動詞(どうし):原形(げんけい)  +  か、動詞(どうし):ない形(かたち)  +  かのうちに
                        うちに
                        かに


♪ 会話(かいわ) ♪
小平(しょうへい):あれ、まだ八(はち)時(じ)か。夕御飯(ゆうごはん)から一(いち)時間(じかん)たつかたたないかなのに、なんだかお腹(なか)が空(あ)いたなあ。
良子(りょうこ):今(いま)、食器(しょっき)を洗(あら)い終(お)わったばかりなのに・・・。
小平(しょうへい):口(くち)に入(はい)る物(もの)なら何(なん)でもいいから、何(なに)かないの?
良子(りょうこ):あ〜あ、片(かた)づくか片(かた)づかないうちに、またそんなことを言(い)われてもねえ。これじゃ気(き)が休(やす)まる暇(ひま)もないわ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 これらの文型(ぶんけい)は「〜すると、すぐ〜した」(連続(れんぞく)発生(はっせい))という意味(いみ)を表(あらわ)します。既定(きてい)事実(じじつ)なので、習慣(しゅうかん)を述(の)べる場合(ばあい)以外(いがい)は文末(ぶんまつ)は完了(かんりょう)形(がた)(「た」形(かたち))になります。同時(どうじ)発生(はっせい)を表(あらわ)す文型(ぶんけい)は多(おお)くあり、「〜が早(はや)いか」(→文型(ぶんけい)046)、「〜なり」(→文型(ぶんけい)280)、「〜とたんに」(→文型(ぶんけい) 148)や「〜そばから」(→文型(ぶんけい) 127)、「〜や否(いな)や」(→文型(ぶんけい)428)などですが、各項(かくこう)を参照(さんしょう)してください。
 注意(ちゅうい)してほしいのは、上記(じょうき)の文型(ぶんけい)はどれも「〜と、すぐ〜」のグループで、後件(こうけん)で「〜たい・〜つもりだ・〜だろう」などの意志(いし)・推量(すいりょう)表現(ひょうげん)は使(つか)えません。これは条件(じょうけん)を表(あらわ)す「と」と「たら」の違(ちが)い(→資料(しりょう)・)から発生(はっせい)したものです。○ 帰(かえ)ったら、すぐうがいをしなさい。× 帰(かえ)ると、すぐうがいをしなさい。

§ 例文(れいぶん) §
1.ホームに着(つ)くか着(つ)かないかに、発車(はっしゃ)のベルが鳴(な)り出(だ)した。
2.彼女(かのじょ)は、会社(かいしゃ)から送(おく)られてきた不採用(ふさいよう)の通知(つうち)を読(よ)むか読(よ)まないうちに、わっと泣(な)き出(だ)した。
3.彼(かれ)はベットに横(よこ)になるかならないうちに眠(ねむ)ってしまった。
4.黒(くろ)い雲(くも)が現(あらわ)れるか現(あらわ)れないうちに、激(はげ)しい突風(とっぷう)が吹(ふ)き荒(あ)れ、その妖怪(ようかい)は姿(すがた)を現(あらわ)した。
5.この店(みせ)のパンは、店頭(てんとう)に並(なら)ぶか並(なら)ばないかのうちに、飛(と)ぶように売(う)れていく。

★ 例題(れいだい) ★
1) 夜(よる)(が/を)明(あ)けるか(明(あ)ける/明(あ)けない)うちに、母(はは)は台所(だいどころ)に立(た)って朝(ちょう)御飯(ごはん)の支度(したく)(が始(はじ)まった/を始(はじ)めた)。
2) 解答(かいとう)を(書(か)く→    )終(お)えるか(終(お)える→    )かのうちに、試験(しけん)官(かん)の「そこまで」という声(こえ)( ) した。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) ったら(「〜と言(い)ったら」の口語(こうご)→文型(ぶんけい)219)/まで/もう
2) 怒(いか)り(→文型(ぶんけい)137)/か/立(た)ち(→文型(ぶんけい)003)


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