046 〜が早(はや)いか

動詞(どうし):原形(げんけい)  +  が早(はや)いか


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :小平(こだいら)のしつけがなってないなあ。座(すわ)るが早(はや)いか、「いただきます」も言(い)わないで夕食(ゆうしょく)に食(く)らいついたぞ。
良子(りょうこ):あなたって家(いえ)に帰(かえ)ってくるが早(はや)いか私(わたし)に小言(こごと)ですか。あなたにも半分(はんぶん)は責任(せきにん)があるのよ。
李(り) :坊主(ぼうず)、雲行(くもゆ)きが怪(あや)しいと思(おも)ったのか、食事(しょくじ)が終(お)わるが早(はや)いか逃(に)げ出(だ)していったよ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜が早(はや)いか」は「〜すると、すぐ〜」を意味(いみ)します。「〜が早(はや)いか」は動作(どうさ)の同時(どうじ)発生(はっせい)を強調(きょうちょう)する点(てん)に特徴(とくちょう)があり、以下(いか)のような自然(しぜん)現象(げんしょう)や状態(じょうたい)発生(はっせい)に使(つか)うと不自然(ふしぜん)になります。また、現実(げんじつ)に起(お)こった既定(きてい)事実(じじつ)描写(びょうしゃ)なので、後件(こうけん)で「〜たい・〜つもりだ・〜だろう」などの意志(いし)・推量(すいりょう)表現(ひょうげん)は使(つか)えません。→例題(れいだい)1)
  家(いえ)に帰(かえ)るか帰(かえ)らないうちに(?帰(かえ)るが早(はや)いか)、雨(あめ)が降(ふ)りだした。
  帰(かえ)ったとたんに(×帰(かえ)るが早(はや)いか)、涙(なみだ)が出(で)てきた。
 同義(どうぎ)表現(ひょうげん)は多(おお)くありますから、「〜か〜ないかのうちに」(→ 文型(ぶんけい)042)の項(こう)を参照(さんしょう)してください。

§ 例文(れいぶん) §
1.ベルが鳴(な)るが早(はや)いか、彼(かれ)は教室(きょうしつ)を飛(と)び出(だ)した。
2.彼女(かのじょ)は卒業(そつぎょう)するが早(はや)いか、結婚(けっこん)してしまった。
3.バスが着(つ)くが早(はや)いか、乗客(じょうきゃく)は先(さき)を競(きそ)って乗(の)り込(こ)んだ。
4.主人(しゅじん)の足音(あしおと)を聞(き)くが早(はや)いか、子犬(こいぬ)は駆(か)け寄(よ)ってきた。
5.店(てん)が開(ひら)くが早(はや)いか、お客(きゃく)はバーゲン会場(かいじょう)に殺到(さっとう)した。

★ 例題(れいだい) ★
1) (まもなく/ただちに)取引(とりひき)先(さき)からの電話(でんわ)がある(はず/つもり)なので、(入(はい)ったとたんに/入(はい)り次第(しだい)/入(はい)るが早(はや)いか)、(まもなく/ただちに)教(おし)えてください。
2) 隊員(たいいん)たちは「○○地区(ちく)で火事(かじ)が発生(はっせい)!」( )の連絡(れんらく)を受(う)けるが早(はや)いか、消防車(しょうぼうしゃ)に(乗(の)る→    )込(こ)み、現場(げんば)( )と急(いそ)いだ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) ただ(副詞(ふくし)の語義(ごぎ))/あたかも/ように
2) と(〜ときたら→文型(ぶんけい)229)/知(し)っている/で


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