055 *〜から〜にかけて/*〜から〜にかけ

名詞(めいし)・数詞(すうし):×  +  から
名詞(めいし)・数詞(すうし):×  +  にかけて
            にかけての + 名詞(めいし)
            にかけ


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :夜半(やはん)から明(あ)け方(がた)にかけて風(かぜ)が強(つよ)かったけど、君(きみ)、気(き)がついたかい?
良子(りょうこ):雨(あめ)もどしゃ降(ぶ)りだったらしくて、台所(だいどころ)から居間(いま)にかけてびしょ濡(ぬ)れよ。
李(り) :それで濡(ぬ)れたタオルが、何(なん)枚(まい)も外(そと)の物干(ものほ)しにかけてあるんだね。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜から〜にかけて」は「〜から〜まで」のグループで、時(とき)・場所(ばしょ)・空間(くうかん)を表(あらわ)す名詞(めいし)と結(むす)びついて、「〜から 〜まで、ずっと〜」を意味(いみ)する表現(ひょうげん)です。
 類似(るいじ)表現(ひょうげん)に「〜から〜にわたって」(→文型(ぶんけい)057)がありますが、日時(にちじ)・場所(ばしょ)の起点(きてん)と終点(しゅうてん)を特定(とくてい)し、その継続(けいぞく)性(せい)を強調(きょうちょう)するときは「〜から〜にかけて」が使(つか)われ、「〜から〜にわたって」は使(つか)えません。逆(ぎゃく)に、○ヶ月(かげつ)・○年(ねん)・○週間(しゅうかん)・○日間(にちかん)のように期間(きかん)を述(の)べるときは「〜から〜にわたって」が使(つか)われ、「〜から〜にかけて」が使(つか)えません。→ 例題(れいだい)1)
  今月(こんげつ)の十日(とおか)から二十日(はつか)にかけて(×にわたって)、研究(けんきゅう)会(かい)が開(ひら)かれた。
  今月(こんげつ)の十日(とおか)から十日(とおか)間(かん)にわたって(×にかけて)、研究(けんきゅう)会(かい)が開(ひら)かれた。

§ 例文(れいぶん) §
1.六月(ろくがつ)から七月(しちがつ)にかけて、日本(にっぽん)は梅雨(つゆ)のシーズンです。
2.名古屋(なごや)から大阪(おおさか)にかけて、高速(こうそく)道路(どうろ)は百(ひゃく)キロ以上(いじょう)にわたる大(だい)渋滞(じゅうたい)が続(つづ)いています。
3.日本(にっぽん)では年末(ねんまつ)から正月(しょうがつ)にかけて、JRも飛行機(ひこうき)も帰省(きせい)ラッシュになります。
4.金曜日(きんようび)から日曜日(にちようび)にかけて、新宿(しんじゅく)の夜(よる)はにぎわいます。
5.額(がく)から眉(まゆ)にかけて、三日(みっか)月形(つきがた)の刀(かたな)傷(きず)がある。

★ 例題(れいだい) ★
1) 中央線(ちゅうおうせん)は、(たった今(いま)/ただ今(いま))、新宿(しんじゅく)駅(えき)から中野(なかの)駅(えき)(にわたって/にかけて)、信号(しんごう)故障(こしょう)の(ために/せいで/おかげで)不通(ふつう)となっております。
2) 私(わたし)は中学(ちゅうがく)( )( )高校(こうこう)( )かけて、甲子園(こうしえん)( )目指(めざ)して、野球(やきゅう)( )熱中(ねっちゅう)していました。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) によると(→文型(ぶんけい)350)/からなる/言(い)われている(→文型(ぶんけい)221)
2) に/な(漢語(かんご)形容詞(けいようし)はナ形(かたち))/から


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