065 〜 きりしか〜ない/〜だけしか〜ない

名詞(めいし)(+格(かく)助詞(じょし) : ×  +  きりしか 〜 ない
これ・それ・あれ: ×     だけしか 〜 ない
数詞(すうし)      : ×               
         


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :すまんが、給料(きゅうりょう)日(び)まで一(いち)万(まん)円(えん)ほど貸(か)してもらえないかなあ。恩(おん)にきるから。
良子(りょうこ):またなの?返(かえ)せるめどがあるの?やはり、私(わたし)が財布(さいふ)の紐(ひも)を握(にぎ)ってて正解(せいかい)だったわ。待(ま)ってて。あっ!5千(せん)円(えん)きりしか残(のこ)っていないわ。
李(り) :あ〜あ、いつもわが家(や)は火(ひ)の車(くるま)か。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「きり」は名詞(めいし)や数詞(すうし)、また「こ・そ・あ」と結(むす)びついたとき、「だけ」と同(おな)じ意味(いみ)を表(あらわ)しますが、この「きり」「だけ」が「〜しか〜ない」と結(むす)びついたのがこの文型(ぶんけい)で、限定(げんてい)を表(あらわ)します。話(はなし)者(しゃ)の「非常(ひじょう)に僅(わず)かだ/とても不足(ふそく)している」という感情(かんじょう)を一層(いっそう)強調(きょうちょう)する「〜しか〜ない」と考(かんが)えていいでしょう。
  500円(えん)しかない。
  500円(えん)だけしかない。
  500円(えん)きりしかない。

§ 例文(れいぶん) §
1.僕(ぼく)の手元(てもと)には、お金(かね)はこれだけしかありません。
2.まだその本(ほん)は見出(みだ)しだけしか読(よ)んでいないから、感想(かんそう)まではちょっと・・・。
3.彼(かれ)とは一度(いちど)きりしか会(あ)ったことがないんです。
4.田中(たなか)角栄(かくえい)は小学校(しょうがっこう)きりしか出(で)ていないが、総理(そうり)大臣(だいじん)にまで上(のぼ)り詰(つ)めた。
5.僕(ぼく)は絵(え)を描(えが)くことだけしか能(のう)がない男(おとこ)ですが、絵(え)は僕(ぼく)にとって命(いのち)です。

★ 例題(れいだい) ★
1) その件(けん)は彼(かれ)(だけ/にだけ)しか話(はな)さなかったはずな(ので/のに)、なぜ君(きみ)が知(し)っている(んだい/かい)?
2) 今日(きょう)、学校(がっこう)( )は僕(ぼく)きりしか(来(き)ている→     )けど、まさか休校(きゅうこう)( )んじゃないだろうなあ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) ざっと/きり(〜まま→文型(ぶんけい)406)/まで(→文型(ぶんけい)403)
2) うつむいた/も/きこう(→文型(ぶんけい)441)


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