087 *〜ことに(は)

感情(かんじょう)・感動(かんどう)を表(あらわ)す形容詞(けいようし):ーい/ーな  + ことに(は)
感情(かんじょう)・感動(かんどう)を表(あらわ)す動詞(どうし) :た形(かたち)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :大学(だいがく)時代(じだい)の友達(ともだち)が結婚(けっこん)することになったよ。びっくりしたことに、相手(あいて)は現役(げんえき)の女優(じょゆう)だったんだよ。
山田(やまだ):それじゃ、スケジュールがびっしりで、会(あ)うこともままならないだろうな。
李(り) :意外(いがい)なことに、先週(せんしゅう)仲間(なかま)で集(あつ)まったときに、彼女(かのじょ)も来(き)てたよ。実(み)を言(い)うと、俺(おれ)、彼女(かのじょ)のファンだったんだ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜ことに(は)」は感情(かんじょう)・感動(かんどう)を表(あらわ)す形容詞(けいようし)や、動詞(どうし)の完了(かんりょう)形(がた)(「た」形(かたち))について、文頭(ぶんとう)で話(はなし)者(しゃ)の気持(きも)ち・感情(かんじょう)を強調(きょうちょう)する表現(ひょうげん)です。普通(ふつう)は話(はなし)者(しゃ)が驚(おどろ)き・喜怒哀楽(きどあいらく)などの感動(かんどう)をもってとらえたときに使(つか)われます。
 この「〜ことには」はもう起(お)こった既定(きてい)事実(じじつ)の表現(ひょうげん)なので、文末(ぶんまつ)も「〜した/〜だった/〜のです」が多(おお)く現(あらわ)れます。「〜ことには〜した」と覚(おぼ)えればいいでしょう。文末(ぶんまつ)で動作(どうさ)動詞(どうし)の辞書(じしょ)形(かたち)(=未来(みらい))や、「〜だろう」「〜つもりだ」や「〜たい」などの推量(すいりょう)・意志(いし)・希望(きぼう)表現(ひょうげん)は使(つか)えませんから注意(ちゅうい)してください。

§ 例文(れいぶん) §
1.不思議(ふしぎ)なことに声(こえ)はするのに姿(すがた)が見(み)えないのです。
2.悔(くや)しいことに、僅(わず)か一(いち)点(てん)差(さ)で相手(あいて)チームに負(ま)けてしまった。
3.ありがたいことには、五体(ごたい)満足(まんぞく)で健康(けんこう)な体(からだ)を両親(りょうしん)から授(さず)かりました。
4.困(こま)ったことに、今日(きょう)は事故(じこ)で電車(でんしゃ)が止(と)まって、約束(やくそく)の時間(じかん)に間(ま)に合(あ)わなくなった。
5.不幸(ふこう)中(ちゅう)の幸(さいわ)いとでも言(い)いましょうか、幸(さいわ)いなことに、軽(かる)いけがで済(す)みました。

★ 例題(れいだい) ★
1) (てっきり/きっと)独身(どくしん)かと思(おも)っていたら、(驚(おどろ)く/驚(おどろ)いた)(ことは/ことに)彼女(かのじょ)は三(さん)人(にん)の子持(こも)ちだった。
2) (信(しん)じられる→      )こと( )、あの空手(からて)四(よん)段(だん)の彼(かれ)が、お酒(さけ)が一滴(いってき)も(飲(の)める→    )そうだ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) による(方法(ほうほう)→文型(ぶんけい)346)/なしに/ていく(→文型(ぶんけい)177)
2) から/まで/なく


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