095 これといって〜ない/これといった〜ない/これという〜ない

これといって     〜    ない
これといった + 名詞(めいし)(は/も)  〜  ない
これという  + 名詞(めいし)(は/も)  〜 ない


♪ 会話(かいわ) ♪
佐藤(さとう):わが社(しゃ)も創立(そうりつ)五(ご)周年(しゅうねん)なのに、これといった記念(きねん)行事(ぎょうじ)がないのは寂(さび)しいな。
李(り) :入社(にゅうしゃ)して日(にち)が浅(あさ)いわけでもないけど、創立(そうりつ)記念(きねん)日(び)だからといって、これといった感慨(かんがい)もないなあ。
山田(やまだ):僕(ぼく)もさ。ただこの会社(かいしゃ)は、これといった長所(ちょうしょ)もないかわりに、平々凡々(へいへいぼんぼん)と一生(いっしょう)を過(す)ごすにはいい会社(かいしゃ)だよ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 これらの文型(ぶんけい)は常(つね)に否定(ひてい)形(がた)(「ない」形(かたち))と呼応(こおう)して、「特(とく)に<語(かた)るほどのこと・名詞(めいし)>はない」という意味(いみ)を表(あらわ)します。「これといって」はすぐ後(うし)ろに動詞(どうし)や形容詞(けいようし)が続(つづ)く、「これといった/これという」はすぐ後(うし)ろに名詞(めいし)が続(つづ)くと覚(おぼ)えておけばいいでしょう。そして用例(ようれい)のほとんどは、「これといってすることもなく/これといった名案(めいあん)も出(で)てこない/これという進展(しんてん)もない」のように助詞(じょし)「〜も」と呼応(こおう)します。

§ 例文(れいぶん) §
1.一(いち)日(にち)中(ちゅう)、これといってすることもなく、平穏(へいおん)ではあるが退屈(たいくつ)な日々(ひび)が過(す)ぎていった。
2.いろいろ相談(そうだん)したが、これといった名案(めいあん)も出(で)て来(こ)なかった。
3.これという進展(しんてん)もないまま、和平(わへい)会談(かいだん)は終(お)わった。
4.別(べつ)にこれといった理由(りゆう)があるわけではないんですが、どうも不安(ふあん)が残(のこ)りますね。
5.適当(てきとう)な人材(じんざい)がいればいいのですが、これといった心当(こころあ)たりもありません。

★ 例題(れいだい) ★
1) (これといった/これといって)趣味(しゅみ)も、特(とく)に(ある/ない)んですが、(特(とく)に/強(し)いて)あげれば、晩酌(ばんしゃく)ですかねえ。
2) この地方(ちほう)( )は、( )( )といって取(と)り上(あ)げるほどの特産(とくさん)も(あります→      )。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) 込(こ)んで(〜切(き)る→文型(ぶんけい)067)/きた(→文型(ぶんけい)181)/点(つ)けよう(他(た)V)
2) で(範囲(はんい)限定(げんてい))/売(う)り/展開(てんかい)され(受身(うけみ):「〜を展開(てんかい)する」)


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