110 *〜次第(しだい)

動詞(どうし):[ます]形(かたち) + 次第(しだい)  〜 する


♪ 会話(かいわ) ♪
良子(りょうこ):支度(じたく)はすっかりできたから、小平(こだいら)が帰(かえ)り次第(しだい)、出(で)かけましょ。車(くるま)は大丈夫(だいじょうぶ)?
李(り) :いつでも大丈夫(だいじょうぶ)だよ。最近(さいきん)、寝不足(ねぶそく)気味(ぎみ)だから二(に)階(かい)で寝(ね)てるよ。仙台(せんだい)まで、ちょっと距離(きょり)があるからねえ。
良子(りょうこ):あなた〜、母(はは)から電話(でんわ)で、仙台(せんだい)手前(てまえ)のサービスエリアに着(つ)き次第(しだい)、電話(でんわ)をかけてくださいだって。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜次第(しだい)」は「〜たら、すぐ〜」に相当(そうとう)する丁寧(ていねい)な表現(ひょうげん)で、電話(でんわ)の応対(おうたい)などでよく使(つか)われます。改(あらた)まった会話(かいわ)では「〜 次第(しだい)」の方(ほう)が適切(てきせつ)です。なお、例文(れいぶん)5の「手当(てあ)たり次第(しだい)」は慣用(かんよう)語(ご)なので、そのまま覚(おぼ)えてください。
 文法(ぶんぽう)上(じょう)注意(ちゅうい)するのは、「〜たら、すぐ〜」と「〜と、すぐ〜」の用法(ようほう)の違(ちが)いです。条件(じょうけん)の「と」と「たら」の違(ちが)い(→資料(しりょう)・)があるため、「〜と、すぐ〜」の後件(こうけん)では、「〜てください/〜なければならない/〜ほうがいい」などの意志(いし)表現(ひょうげん)ができませんから、この項(こう)の例文(れいぶん)はどれも「〜と、すぐ〜」が使(つか)えません。
 荷物(にもつ)が ○着(つ)いたらすぐ  連絡(れんらく)してください。
     ○着(つ)き次第(しだい)、
     ×着(つ)くとすぐ

§ 例文(れいぶん) §
1.調査(ちょうさ)結果(けっか)がわかり次第(しだい)、そちらに御(ご)報告(ほうこく)いたします。
2.犯人(はんにん)を見(み)つけ次第(しだい)、逮捕(たいほ)せよ。
3.先方(せんぽう)から矢(や)のような催促(さいそく)がきてるので、食事(しょくじ)が終(お)わり次第(しだい)、ただちに仕事(しごと)に取(と)りかかってくれ。
4.今(いま)、主人(しゅじん)はあいにく留守(るす)にしておりますが、帰(かえ)り次第(しだい)そちらにお電話(でんわ)させます。
5.夫(おっと)の浮気(うわき)を知(し)った妻(つま)は怒(いか)りの余(あま)り、手当(てあ)たり次第(しだい)に物(もの)を投(な)げつけた。

★ 例題(れいだい) ★
1) 社長(しゃちょう)の了解(りょうかい)が(得(え)られる/得(え)られ)次第(しだい)、(たちまち/ただちに)この計画(けいかく)(に/を)着手(ちゃくしゅ)する。
2) 原稿(げんこう)が(書(か)く→   )(上(あ)がる→    )次第(しだい)、至急(しきゅう)、編集(へんしゅう)部(ぶ)に送(おく)って(もらう→    )ませんか。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) のくせに(非難(ひなん)→文型(ぶんけい)070)/それ/んじゃない(禁止(きんし)→文型(ぶんけい)190)
2) 始(はじ)まった(→文型(ぶんけい)146)/しき/な(禁止(きんし)命令(めいれい):V原形(げんけい)+な)


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