117 *〜過(す)ぎる/〜過(す)ごす

動詞(どうし):[ます]形(かたち) +  過(す)ぎる
            過(す)ごす


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :しまった、行(い)き過(す)ぎた。
良子(りょうこ):次(つぎ)の交差点(こうさてん)を左折(させつ)と言(い)ったでしょ。
李(り) :右側(みぎがわ)のスタンドが気(き)になってね。なんとレギュラーが90円(えん)を切(き)ってたよ。
良子(りょうこ):あのトラックをやり過(す)ごしてからUターンしたら?ねえ、右(みぎ)に寄(よ)り過(す)ぎないでよ。恐(こわ)いわ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 補助(ほじょ)動詞(どうし)「〜過(す)ぎる」(自動詞(じどうし))は例文(れいぶん)1、2のように、「程度(ていど)が普通(ふつう)以上(いじょう)だ/過度(かど)だ」を表(あらわ)す初級(しょきゅう)表現(ひょうげん)で、広範(こうはん)に使(つか)われます。
 「〜過(す)ごす」(他動詞(たどうし))の形(かたち)があって、例(れい)3〜5のように「うっかり(予定(よてい)された時間(じかん)・場所(ばしょ)や適度(てきど)を)越(こ)えてしまう」という意味(いみ)の表現(ひょうげん)になります。しかし接続(せつぞく)する動詞(どうし)は多(おお)くありません。「見過(みす)ごす・思(おも)い過(す)ごす・やり過(す)ごす・聞(き)き過(す)ごす…」のように慣用(かんよう)的(てき)に決(き)まった使(つか)い方(かた)が多(おお)いので、語彙(ごい)として覚(おぼ)えた方(ほう)がいいでしょう。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.う〜ん、食(た)べ過(す)ぎた。お腹(なか)がパンクしそうだ。
2.彼(かれ)の業績(ぎょうせき)はいくら高(たか)く評価(ひょうか)しても、し過(す)ぎることはないだろう。
3.うつらうつらしているうちに、うっかり乗(の)り過(す)ごしてしまった。
4.しまった!寝過(ねす)ごしてしまった。
5.彼(かれ)が君(きみ)を恨(うら)んでいるなんて、それは君(きみ)の思(おも)い過(す)ごしだよ。

★ 例題(れいだい) ★
1) 今度(こんど)(だけ/ばかり)はこの失敗(しっぱい)を見(み)(過(す)ぎ/過(す)ごし)て(やる/くれる)が、「仏(ふつ)の顔(かお)も三(さん)度(ど)(だけ/ばかり)」だと思(おも)え。
2) 考(かんが)えごとを(する→  )ながら(歩(ある)く→     )うちに、自分(じぶん)の家(いえ)を(通(とお)る→   )過(す)ごしてしまった。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) になった/探(さが)し求(もと)めた/巡(めぐ)り会(あ)えた(文末(ぶんまつ)は常(つね)に完了(かんりょう)形(かたち))
2) と(〜ときたら→文型(ぶんけい)229)/に/かけた/言(げん)わ(→文型(ぶんけい)121)


↑前(ぜん)頁(ぺーじ)へ117↓次(つぎ)頁(ぺーじ)へ

日本語(にほんご)駆(か)け込(こ)み寺(てら) 参拝(さんぱい)口(ぐち)へ戻(もど)る