125 〜損(そこ)なう/〜損(そこ)ねる/〜損(そん)ずる

動詞(どうし):[ます]形(かたち) + 損(そこ)なう
           損(そこ)ねる
          損(そん)ずる


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :あれっ、もう二(に)時(じ)か。食事(しょくじ)に行(い)き損(そこ)なっちゃった。もう社員(しゃいん)食堂(しょくどう)は閉(し)まっているし、出前(でまえ)でもとろうかなあ。
百恵(ももえ):そう言(い)えば、いつも真(ま)っ先(さき)に食堂(しょくどう)に行(い)く山田(やまだ)さんの姿(すがた)も見(み)えなかったわよ。珍(めずら)しいこともあるものね。
李(り) :彼(かれ)は今晩(こんばん)デートらしくて、いつになくビシッと決(き)めた格好(かっこう)をしてたから、他人(たにん)と見(み)誤(あやま)ったんじゃあないの?

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜損(そこ)なう/〜損(そこ)ねる」は「うっかり/つい〜(行為(こうい)や判断(はんだん))を失敗(しっぱい)してしまう」という意味(いみ)を表(あらわ)します。どれも「実際(じっさい)はできるのに、不注意(ふちゅうい)で失敗(しっぱい)してしまって残念(ざんねん)だ」という語感(ごかん)で共通(きょうつう)しますが、「〜損(そん)ずる」は会話(かいわ)で使(つか)われることは少(すく)なく、事物(じぶつ)を駄目(だめ)にしてしまったという結果(けっか)の方(ほう)に強調(きょうちょう)点(てん)があるでしょう。
 同(おな)じような語(かたり)に間違(まちが)った結果(けっか)を強調(きょうちょう)した「〜誤(あやま)る/〜違(ちが)える」がありますが、動詞(どうし)の意味(いみ)からわかりますので、取(と)り上(あ)げませんでした。「見(み)誤(あやま)る」「見違(みちが)える」「見損(みそこ)なう」のように、共通(きょうつう)の意味(いみ)の他(た)に異(こと)なる意味(いみ)が派生(はせい)するものもありますから、辞書(じしょ)で確認(かくにん)してください。→例題(れいだい)1)
  書(か)き損(そこ)なうー書(か)き損(そこ)ねるー書(しょ)き損(そん)ずるー書(か)き誤(あやま)るー書(か)き違(ちが)う

§ 例文(れいぶん) §
1.一(いち)度(ど)や二(に)度(ど)やり損(そこ)なったからって、あきらめちゃいけない。
2.「急(きゅう)がば回(まわ)れ」とは言(い)い得(え)て妙(みょう)であるが、確(たし)かに「急(せ)いては事(こと)をし損(そん)ずる」ことが多(おお)い。
3.あの時(とき)、もし株(かぶ)を買(か)っていたら大儲(おおもう)けしたのに、あ〜あ残念(ざんねん)、儲(もう)け損(そこ)ねた。
4.でき損(そこ)ないの息子(むすこ)をもつと苦労(くろう)するよ。
5.こんなことで音(おと)を上(あ)げるなんて、お前(まえ)のことを見損(みそこ)なっていたようだな。

★ 例題(れいだい) ★
1) お前(まえ)がぐずぐずしている(おかげ/せい)で、電車(でんしゃ)に乗(の)り(誤(あやま)って/損(そこ)ねて)(しまう/しまった)じゃないか。
2) そのバイクはカーブ( )(曲(ま)がる→     )損(そこ)ねて、ガードレール( )衝突(しょうとつ)した。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) にない/そうな/となると(→文型(ぶんけい)253)/見(み)つかり
2) 難(むずか)し/で(方法(ほうほう))/決(き)めよう(〜(よ)うじゃないか→文型(ぶんけい)440)


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