141 〜たて/〜たてだ

動詞(どうし):[ます]形(かたち)  +  たてだ
            たてが
            たての + 名詞(めいし)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :あ〜っ、うまい!湯上(ゆあ)がりのビールは最高(さいこう)だ!あと一本(いっぽん)、飲(の)みたいなあ。
良子(りょうこ):この料理(りょうり)はできたてがおいしいのよ。ビールを飲(の)んでばかりいないで、熱(あつ)いうちに召(め)し上(あ)がれ。李(り)  :うん、これはうまい!とても習(なら)いたてとは思(おも)えない。
良子(りょうこ):お世辞(せじ)を言(い)ったって、もうビールは出(で)ないわよ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜たて」は動詞(どうし)の[ます]形(かたち)について、「〜したばかりの<時(とき)・状態(じょうたい)・もの>」を表(あらわ)す名詞(めいし)を作(つく)りますが、「産(う)みたての卵(たまご)・炊(た)きたてのご飯(はん)・入学(にゅうがく)したて・入(い)れたてのお茶(ちゃ)・入(はい)りたての社員(しゃいん)・採(と)れたての果物(くだもの)…」のように、常(つね)に新(あたら)しさ・新鮮(しんせん)さなどのプラス面(めん)を強調(きょうちょう)するのが特徴(とくちょう)です。「〜たて」の用例(ようれい)は「〜したばかり」(→文型(ぶんけい)148)で置(お)き換(か)えられますが、「〜したばかり」は動作(どうさ)や事態(じたい)の終了(しゅうりょう)して時間(じかん)がたっていない状態(じょうたい)を表(あらわ)すだけです。逆(ぎゃく)に言(い)えば、「〜たて」には新(あたら)しさや新鮮(しんせん)さを表(あらわ)さない動詞(どうし)にはつかないことで、例(たと)えば、「食(た)べたて・寝(ね)たて・壊(こわ)したて…」などの用法(ようほう)はありません。
 また、類義語(るいぎご)に「〜あがり」(→文型(ぶんけい)003)がありますが、一部(いちぶ)の自動詞(じどうし)について「〜した完成(かんせい)品(ひん)」を表(あらわ)します。意味(いみ)の違(ちが)いに注意(ちゅうい)してください。→例題(れいだい)1)
 できたての料理(りょうり)   <まだ暖(あたた)かくておいしい>
 できたばかりの料理(りょうり) <少(すこ)し前(まえ)にできた>
 料理(りょうり)のでき上(あ)がり  <完成(かんせい)>

§ 例文(れいぶん) §
1.牛乳(ぎゅうにゅう)は搾(しぼ)りたてが一番(いちばん)おいしいよ。
2.日本(にっぽん)に留学(りゅうがく)したてのころは、言葉(ことば)がわからなくて困(こま)りました。
3.焼(や)き芋(いも)、石(いし)焼(や)き芋(いも)、焼(や)きたてのほやほや。
4.ペンキ塗(ぬ)りたてですから、触(さわ)らないでください。
5.あのふたりは結婚(けっこん)したての熱々(あつあつ)で、こちらはすっかり当(あ)てられっぱなしだよ。

★ 例題(れいだい) ★
1) お〜い、みんな、やっと学校(がっこう)新聞(しんぶん)が刷(す)り(あがった/あげた)よ。刷(す)り(たて/あがり)だから、まだインクのにおい(が/を)するよ。
2) 医者(いしゃ)に(なる→    )たて( )頃(ころ)は、手術(しゅじゅつ)室(しつ)で血(ち)を見(み)て、貧血(ひんけつ)を(起(お)こす→    )こともあった。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) やめよう/思(おも)った(〜ことがある→文型(ぶんけい)080)/あった
2) だった(過去(かこ)回想(かいそう))/で/思(おも)い


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