145 *〜た‐ところが 〜 した

動詞(どうし): た形(かたち)  + ところが 〜 した
                 だった


♪ 会話(かいわ) ♪
山田(やまだ):彼(かれ)、一目(ひとめ)ぼれの彼女(かのじょ)と結婚(けっこん)したところが、いろいろと大変(たいへん)なことを背負(しょ)い込(こ)んだみたいだよ。
李(り) :あいつ、面食(めんく)いだからなあ。とかく美人(びじん)というのはわがままなんだよ。
山田(やまだ):どうだって彼(かれ)に聞(き)いたところ、洗濯(せんたく)物(ぶつ)は山(やま)のよう、部屋(へや)の中(なか)は散(ち)らかしっぱなしだってさ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜た‐ところが」は「〜したが/〜したけれども」という逆説(ぎゃくせつ)を表(あらわ)すのですが、予想(よそう)外(がい)・意外(いがい)な事実(じじつ)の発生(はっせい)を後件(こうけん)で述(の)べるのが特徴(とくちょう)で、「〜と思(おも)ったが、実際(じっさい)はその予想(よそう)や期待(きたい)に反(はん)して〜」という意味(いみ)を表(あらわ)します。例(たと)えば、下(した)の用例(ようれい)ですが、「〜た‐ところが、〜」を使(つか)うと、「しまった!困(こま)った!どうしよう!」などの大(だい)慌(あわ)ての情景(じょうけい)が浮(う)かんできます。しかし、「〜が/〜けれども」は単(たん)なる事実(じじつ)の描写(びょうしゃ)になります。
  お金(かね)を払(はら)おうと思(おも)ったが、財布(さいふ)が見(み)あたらなかった。<客観(きゃっかん)的(てき)叙述(じょじゅつ)>
  お金(かね)を払(はら)おうと思(おも)ったところが、財布(さいふ)が見(み)あたらなかった。<慌(あわ)てた様子(ようす)>
 その他(た)、例文(れいぶん)5のように「ところが」は接続詞(せつぞくし)としても使(つか)われます。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.親切(しんせつ)のつもりで忠告(ちゅうこく)したところが、恨(うら)まれてしまった。
2.ローンで家(いえ)を買(か)ったところが、火事(かじ)で焼(や)けてしまった。
3.日曜日(にちようび)なのでいると思(おも)って、彼(かれ)の家(いえ)に行(い)ったところが留守(るす)だった。
4.軽(かる)い気持(きも)ちでカラオケコンクールに出(で)たところが、優勝(ゆうしょう)してしまった。
5.天気(てんき)予報(よほう)は「明日(あした)は曇(くも)りのち晴(は)れ」と言(い)っていた。ところが、なんと雨(あめ)が降(ふ)りだした。

★ 例題(れいだい) ★
1) この商品(しょうひん)は絶対(ぜったい)(売(う)る/売(う)れる)と(誰(だれ)/誰(だれ)も)が思(おも)っていた。(やはり/ところが)、さっぱり駄目(だめ)だった。
2) (似(に)る→    )人(じん)っているね。てっきり劉(りゅう)君(くん)だと思(おも)って声(こえ)を(かける→    )ところが、別人(べつじん)(だ→    )。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) に/尋(たず)ねた/だった
2) 送(おく)った/締(し)め切(き)り([ます]形(かたち)は名詞(めいし))/過(す)ぎていた


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