154 *〜たらいい/*〜といい/*〜ばいい

動詞(どうし):た形(かたち)<〜た/〜なかった>  +  らいい
動詞(どうし):辞書(じしょ)形(かたち)/ない形(かたち)       +   といい
動詞(どうし):仮(かり)定形(ていけい)<〜ば/〜なければ> +  ばいい


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :山田(やまだ)ったら、またこんなに酔(よ)っぱらって。
真理(まり):これじゃ、酒(さけ)を飲(の)んでいるのか、酒(さけ)に飲(の)まれているのか、わからないわねえ。
山田(やまだ):う〜い、何(なに)をごちゃごちゃ言(い)ってるんだ。う〜い。
百恵(ももえ):こんなに悪酔(わるよ)いするほど、飲(の)まなければいいのに。
李(り) :僕(ぼく)が何(なん)とかするから、ふたりは帰(かえ)るといいよ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 これらの文型(ぶんけい)はどれも「〜するのが適当(てきとう)だ/〜するのが妥当(だとう)だ」という意味(いみ)を表(あらわ)します。相手(あいて)に勧告(かんこく)したり提案(ていあん)したりするときによく使(つか)われる表現(ひょうげん)で、疑問(ぎもん)詞(し)と一緒(いっしょ)に使(つか)われるときは、「どうしたらいいでしょうか?/いつ行(い)けばいいですか?」のように相手(あいて)の意見(いけん)を求(もと)める表現(ひょうげん)になります。ただ口調(くちょう)によっては、例文(れいぶん)5のように「勝手(かって)にしろ」と相手(あいて)を突(つ)き放(はな)した言()い方(いかた)にもなりますし、非難(ひなん)の感情(かんじょう)を表(あらわ)すこともあるでしょう。
 形(かたち)の似(に)た文型(ぶんけい)に希望(きぼう)・願望(がんぼう)を表(あらわ)す「〜たらいいなあ/〜といいなあ」(→文型(ぶんけい)254)がありますから、混同(こんどう)しないようにしましょう。

§ 例文(れいぶん) §
1.無理(むり)をすると病気(びょうき)の回復(かいふく)が長引(ながび)くよ。しばらく休暇(きゅうか)でもとり、ゆっくり静養(せいよう)するといい。
2.やりたければ、やればいい。やりたくなければ、やらなければいい。どうするかは、君(きみ)自身(じしん)で決(き)めたらいい。
3.こういった問題(もんだい)は、どこで相談(そうだん)したらいいでしょうか。
4.どうすればいいか、ここは腰(こし)を落(お)ちつけて、みんなで考(かんが)えようじゃないか。
5.行(い)きたければ、一人(ひとり)で行(おこな)ったらいい。お好(す)きにどうぞ。

★ 例題(れいだい) ★
1) この仕事(しごと)は今月(こんげつ)中(ちゅう)(に/は)(終(お)われば/終(お)わっても)いいのだから、急(いそ)ぐには(至(いた)らない/及(およ)ばない)。
2) 息子(むすこ)が高校(こうこう)を辞(や)めて寿司(すし)職人(しょくにん)( )(なる→  )たいと申(もう)しているんです( )、どうしたらよろしいものでしょうか。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) よう/ために/もの(〜ことだ→文型(ぶんけい)084/〜ものだ→文型(ぶんけい)420)
2) ため/よう/わかり(→文型(ぶんけい)300)/で(方法(ほうほう))


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