161 *〜だろうか

名詞(めいし)    : ×        +  だろうか
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ー×>   でしょうか


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :最善(さいぜん)を尽(つ)くしたけど、客(きゃく)先(さき)は喜(よろこ)んでくれてるのだろうか?顧客(こきゃく)満足(まんぞく)度(ど)が、当社(とうしゃ)の評価(ひょうか)基準(きじゅん)だからね。
山田(やまだ): 要求(ようきゅう)仕様(しよう)はかろうじてクリアしたけど、心配(しんぱい)だよ。
佐藤(さとう):ぎりぎりの予算(よさん)の中(なか)で、できることは全(すべ)てしたよ。それで認(みと)めてもらえないなんてことがあるだろうか。
山田(やまだ):そうあってほしいけどね。でもねえ・・・。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜だろうか」は、例文(れいぶん)1のように普通(ふつう)に質問(しつもん)を表(あらわ)すことも、例(れい)2のように「〜だろ(う)?」の形(かたち)で確認(かくにん)・念(ねん)押(お)しする用法(ようほう)もあります。しかし、「〜だろうか」にはそれ以外(いがい)にも、例(れい)3〜5のように、「〜だろうか?いや、たぶん〜ないだろう」という意味(いみ)の反語(はんご)表現(ひょうげん)の用法(ようほう)があります。その場合(ばあい)、「果(は)たして〜だろうか?」のように副詞(ふくし)と呼応(こおう)した形(かたち)で現(あらわ)れることが多(た)でしょう。
 これよりも強(つよ)い反語(はんご)表現(ひょうげん)に「〜ものか」(→文型(ぶんけい)417)がありますが、推量(すいりょう)の気持(きも)ちをいっさい含(ふく)まない「いや、絶対(ぜったい)〜ない」と断定(だんてい)する表現(ひょうげん)になります。
  彼(かれ)にできるだろうか? ≒たぶんできないだろう
  彼(かれ)にできるものか。  ≒絶対(ぜったい)できない

§ 例文(れいぶん) §
1.彼(かれ)は一体(いったい)どうして、あんなに怒(おこ)ったんだろうか?(疑問(ぎもん))
2.ね、やはり僕(ぼく)が言(い)った通(とお)りになっただろ(う)。(確認(かくにん))
3.ひとつも欠点(けってん)のない人間(にんげん)なんて、果(は)たして存在(そんざい)するだろうか。(反語(はんご))
4.彼(かれ)の話(はなし)をそのまま信(しん)じていいだろうか。(反語(はんご))
5.自分(じぶん)の子(こ)どもがかわいくないなんて親(おや)が、どこの世界(せかい)にいるだろうか。(反語(はんご))

★ 例題(れいだい) ★
1) 国家(こっか)の浮沈(ふちん)(に関(かか)わる/に関(かん)する)ような大事(だいじ)を、(果(は)たして/やはり)首相(しゅしょう)ひとりの判断(はんだん)に任(まか)せていい(こと/もの)(だろう/だろうか)?
2) 「地球(ちきゅう)連邦(れんぽう)だって?そんなの、絵(え)に描(えが)いた餅(もち)( )過(す)ぎないよ」「そうとばかり(言(い)う→    )だろう( )」

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) としたことが/とは(→文型(ぶんけい)242)/だに(→文型(ぶんけい)149)
2) とも/が/隠(かく)し(V〔ます〕形(かたち)+続(つづ)ける)


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