168 *〜っこない/〜っこ

動詞(どうし):[ます]形(かたち) + っこない
            っこ


♪ 会話(かいわ) ♪
良子(りょうこ):人間(にんげん)の科学(かがく)技術(ぎじゅつ)って凄(すご)いわね。火星(かせい)を人間(にんげん)が住(す)める星(ほし)に変(か)えるって計画(けいかく)も、夢(ゆめ)じゃないわ。
李(り) :できっこないと思(おも)っていたことが、知(し)らない間(あいだ)にできるようになっているんだからね。
良子(りょうこ):でも、クローン人間(にんげん)を作(つく)るようになったら、恐(こわ)いものがあるわ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜っこ 」は動詞(どうし)の[ます]形(かたち)と結(むす)びついて、例文(れいぶん)1〜3のように「〜っこない」の形(かたち)で「絶対(ぜったい)に〜ない」を表(あらわ)す口語(こうご)の用法(ようほう)があり、男女(だんじょ)を問(と)わず日常(にちじょう)会話(かいわ)ではよく使(つか)われます。「〜はずがない」(→文型(ぶんけい)366)や「〜わけがない」(→文型(ぶんけい)453)とほぼ同義(どうぎ)表現(ひょうげん)です。
  彼(かれ)にできっこない=彼(かれ)にできるはずがない=彼(かれ)のできるわけがない。
 このほかにも「〜っこ」には例文(れいぶん)4のように「お互(たが)いに〜する」という用法(ようほう)があり、例(れい)として「教(きょう)えっこ・取(と)りっこ・恨(うら)みっこ…」などの語(かたり)を作(つく)ります。また、例文(れいぶん)5のように「〜比(くら)べ/〜競争(きょうそう)」を意味(いみ)する「かけっこ・にらめっこ・鬼(おに)ごっこ…」などの慣用(かんよう)語(ご)を作(つく)りますが、これらは語彙(ごい)として覚(おぼ)えた方(ほう)がいいでしょう。

§ 例文(れいぶん) §
1.守(まも)れっこない約束(やくそく)は、最初(さいしょ)からしないことだ。
2.「ばれたらまずいぞ」「大丈夫(だいじょうぶ)。誰(だれ)がしたかなんて、わかりっこないから」
3.たくさん作(つく)っても食(た)べられっこないし、無駄(むだ)になるよ。
5.腹(はら)のさぐり合(あ)いはやめて、お互(たが)い隠(かく)しっこなしで、本音(ほんね)の話(はなし)をしないか。
4.にらっめっこしましょ、あっぷっぷ。

★ 例題(れいだい) ★
1) 君(きみ)が逆立(さかだ)ちし(たって/たっけ)、彼(かれ)には(勝(か)ち/勝(か)て)っこない。やる(だけ/のみ)損(そん)だから、やめときな。
2) 「(恨(うら)む→    )っこなしで、別(わか)れましょうね」なんて女性(じょせい)から(言(い)った→    )ら、男(おとこ)はどんな気持(きも)ち( )なるかなあ?

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) こなして/つけて/違(ちが)いない(→文型(ぶんけい)305/→文型(ぶんけい)320)
2) に(〜には→文型(ぶんけい)336)/使(つか)い/に(〜に限(かぎ)る→文型(ぶんけい)297)


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