170 〜つ〜つ

動詞(どうし)A:[ます]形(かたち) + つ  動詞(どうし)B:[ます]形(かたち) + つ


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :どうしたの?目(め)が兎(うさぎ)みたいに赤(あか)いよ。
佐藤(さとう):謝(あやま)ろうかどうしようかと、彼女(かのじょ)の家(いえ)の前(まえ)を行(い)きつ戻(もど)りつしているうちに、東(ひがし)の空(そら)が白(しら)んできちゃってね。
李(り) :君(くん)たち二人(ふたり)はどうなってるの。いつも二人(ふたり)で順番(じゅんばん)に振(ふ)りつ振(ふ)られつじゃないの。
佐藤(さとう):そろそろ年貢(ねんぐ)を納(おさ)めて、プロポーズしようかなあ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜つ〜つ」は「〜たり〜たり」(→文型(ぶんけい)158)とほぼ同(おな)じ意味(いみ)を表(あらわ)しますが、同一(どういつ)場面(ばめん)・同(おな)じ時間(じかん)帯(たい)の中(なか)で起(お)こっていることを表(あらわ)すのが特徴(とくちょう)で、下(した)のような例(れい)には使(つか)えません。
  昨日(きのう)の日曜日(にちようび)は漫画(まんが)を読(よ)んだり、洗濯(せんたく)をしたりしてのんびり過(す)ごした。
  人生(じんせい)、泣(な)いたり笑(わら)ったり、いろいろあるものだ。
 これらは異(こと)なる場面(ばめん)を例示(れいじ)しているからです。逆(ぎゃく)に「〜つ〜つ」文型(ぶんけい)は、どれも「〜たり〜たり」を使(つか)って表(あらわ)せます。
  抜(ぬ)きつ抜(ぬ)かれつの接戦(せっせん) →抜(ぬ)いたり抜(ぬ)かれたりの接戦(せっせん)

§ 例文(れいぶん) §
1.昨日(きのう)のマラソンは、実(じつ)に手(て)に汗(あせ)を握(にぎ)る抜(ぬ)きつ抜(ぬ)かれつの大(だい)接戦(せっせん)でしたねえ。
2.人(にん)間(あいだ)は持(も)ちつ持(も)たれつの関係(かんけい)ですよ。
4.雲間(くもま)から富士山(ふじさん)が見(み)えつ隠(かく)れつしていた。
5.追(お)いつ追(お)われつ、彼(かれ)ら二人(ふたり)はすばらしい勉強(べんきょう)面(めん)のライバルです。
7.気(き)のおけない仲間(なかま)達(たち)と、差(さ)しつ差(さ)されつ飲(の)む酒(さけ)の味(あじ)は格別(かくべつ)だ。

★ 例題(れいだい) ★
1) 地図(ちず)を片手(かたて)(に/で)、行(い)きつ(来(らい)/戻(もど)り)つして探(さが)したが、(やっと/とうとう)彼(かれ)の家(いえ)は見(み)つからなかった。
2) まるで木(こ)の葉(は)の( )( )に、小舟(こぶね)が波間(なみま)で(浮(う)く→   )つ(沈(しず)む→    )つしている。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) という(→文型(ぶんけい)207)/ながら/に値(あたい)する(→文型(ぶんけい)324)
2) に(→文型(ぶんけい)336)/承知(しょうち)し/やめられ(可能(かのう)形(かたち))


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