185 〜て済(す)む/〜で済(す)む/〜ば済(す)む

名詞(めいし)    : で   +  済(す)む(自動詞(じどうし))
               済(す)ませる/済(す)ます(他動詞(たどうし))
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):て形(かたち)   +  済(す)む(自動詞(じどうし))
       仮(かり)定形(ていけい)     済(す)ませる/済(す)ます(他動詞(たどうし))
(注(ちゅう):「〜たら済(す)む」の形(かたち)もあるが、「〜ば済(す)む」が多(おお)く使(つか)われる)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :彼(かれ)はどうしてあんなに意固地(いこじ)なんだ?誰(だれ)が見(み)ても、彼(かれ)の言()い分(いぶん)に無理(むり)があるよ。「間違(まちが)っていた」と言(い)えば済(す)むことなのに。
佐藤(さとう):引(ひ)くに引(ひ)けない男(おとこ)の面子(めんこ)って奴(やつ)じゃないのか。中国人(ちゅうごくじん)だってあるだろ?
百恵(ももえ):そんな男(おとこ)の面子(めんこ)なんかには、つき合(あ)いきれないわ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 自動詞(じどうし)「済(す)む」は名詞(めいし)と結(むす)びつくときは「名詞(めいし)+で済(す)む/なしで済(す)む」の形(かたち)を取(と)り、動詞(どうし)または形容詞(けいようし)と結(むす)びつくときは「〜て済(す)む/〜ば済(す)む」や「〜たら済(す)む」の形(かたち)で、「それで解決(かいけつ)する/十分(じゅうぶん)だ」という意味(いみ)を表(あらわ)します。
 自動詞(じどうし)「済(す)む」に対応(たいおう)する他動詞(たどうし)は「済(す)ます/済(す)ませる」ですが、それぞれ「〜が〜て済(す)む」「〜が〜を〜て済(す)ます/済(す)ませる」などの形(かたち)を取(と)ります。
 なお、「〜なしで済(す)む/〜ないで済(す)む/〜なくて済(す)む」(→文型(ぶんけい)260)のように否定(ひてい)形(かたち)と結(むす)びつく形(かたち)は別(べつ)に取(と)り上(あ)げましたので、その項(こう)を参照(さんしょう)してください。

§ 例文(れいぶん) §
1.電話(でんわ)で済(す)むことを、わざわざお越(こ)しくださり恐縮(きょうしゅく)です。
2.謝(あやま)って済(す)むなら警察(けいさつ)は要(い)らない。(俗語(ぞくご))
3.不幸(ふこう)中(ちゅう)の幸(さいわ)いとでも申(もう)しましょうか。おかげさまで、けがも軽(かる)くて済(す)みました。
4.辞書(じしょ)を引(ひ)いて調(しら)べれば済(す)むようなことまで、いちいち教師(きょうし)に聞(き)くもんじゃない。
5.この程度(ていど)の故障(こしょう)なら、電気(でんき)屋(や)に頼(たの)まなくても、自分(じぶん)で修理(しゅうり)すれば済(す)むじゃないか。

★ 例題(れいだい) ★
1) 非(ひ)を認(みと)めれば済(す)む(ものの/ものを)、彼(かれ)はあくまで自己(じこ)を正当(せいとう)化(か)し、謝罪(しゃざい)(する/しよう)とは(した/しなかった)。
2) 君(きみ)は何(なん)でもお金(かね)( )( )払(はら)えば(済(す)ませる→       )と(思(おも)う→      )んじゃないのか。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) しかるべき/立(た)てなければ/いかない
2) である(→文型(ぶんけい)056)/あろう(〜(よ)うと→文型(ぶんけい)437)/守(まも)って


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