190 *〜てはいけない/〜ちゃ駄目(だめ)だ/〜なかれ

動詞(どうし):て形(かたち)  +  はいけない
          は駄目(だめ)だ
(注(ちゅう):口語(こうご)では「〜ては→ちゃ/〜では→じゃ」が多(おお)く使(つか)われる)
動詞(どうし):原形(げんけい)  +  んじゃない
          (こと)なかれ


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :熱(ねつ)も下(さ)がっていないんだから、無理(むり)をするんじゃないよ。今日(きょう)もう一(いち)日(にち)、ゆっくり寝(ね)ていなよ。
良子(りょうこ):ありがとう。でも、今日(きょう)は一平(いっぺい)の授業(じゅぎょう)参観(さんかん)日(び)なの。
李(り) :欠席(けっせき)しては駄目(だめ)なのか。
良子(りょうこ):一平(いっぺい)が必(かなら)ず来(き)てくれと言(い)ってたの。行(い)かないわけにはいかないわ。それに、その後(ご)で個人(こじん)面談(めんだん)もあるし。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 これらは「〜てはいけない」系(けい)の相手(あいて)に直接(ちょくせつ)向(む)けられる禁止(きんし)の表現(ひょうげん)です。「〜てはならない」系(けい)との違(ちが)いについては、文型(ぶんけい)195を参照(さんしょう)してください。「〜ちゃいけない(男女(だんじょ))/〜ちゃ駄目(だめ)だ(男女(だんじょ))/〜ちゃいかん(男(おとこ))」は話(はな)し言葉(ことば)です。「〜なかれ」は古語(こご)で、会話(かいわ)で使(つか)われることはありませんが、慣用(かんよう)的(てき)言()い方(いかた)には残(のこ)っています。
 なお、「〜んじゃない」は読(よ)み方(かた)がによって意味(いみ)が変(か)わってきますので、注意(ちゅうい)を要(よう)します。禁止(きんし)の時(とき)のイントネーションに気(き)をつけてください。
  行(い)くんじゃない?<語尾(ごび)上(あ)げて↑> =たぶん行(い)くでしょう。
  行(い)くんじゃない。<じゃな↑い↓> =行(おこな)ってはいけない。

§ 例文(れいぶん) §
1.危(あぶ)ない!それに触(さわ)っちゃいけない。
2.まだ食(た)べちゃ駄目(だめ)。みんながそろうまで待(ま)ちなさい。
3.ゆめゆめ疑(うたが)うことなかれ。
4.驚(おどろ)くなかれ、あのいじめられっ子(こ)が、今(いま)や押(お)しも押(お)されもせぬ大(だい)出版(しゅっぱん)社(しゃ)の社長(しゃちょう)だ。
5.ささいなことで、いちいち叱(しか)るんじゃない。子供(こども)はもっとおおらかに見(み)てやれ。

★ 例題(れいだい) ★
1) (そう/こう)しちゃ駄目(だめ)、(そう/ああ)しちゃ駄目(だめ)と、学校(がっこう)というところは、何(なに)から何(なに)まで規則(きそく)(だけ/ずくめ)で、窮屈(きゅうくつ)でかなわないよ。
2) 心機一転(しんきいってん)、一(いち)から(出(で)る→  )直(なお)せ。商(あきな)いは一度(いちど)( )二(に)度(ど)の失敗(しっぱい)で、(あきらめる→    )ちゃいかん。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) に/てからでないと(→文型(ぶんけい)179/→文型(ぶんけい)192)/決(き)められ
2) し/頼(たの)み(V〔ます〕形(かたち)+に行(い)く)/行(い)け(可能(かのう)形(かたち)・否定(ひてい))


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