191 *〜てはいられない/〜てばかりはいられない

動詞(どうし):て形(かたち)  +  (は)いられない
          もいられない
          ばかりはいられない
          ばかりもいられない


♪ 会話(かいわ) ♪
佐藤(さとう):彼女(かのじょ)、なかなか中国(ちゅうごく)から戻(もど)って来(こ)ないなあ。まさか向(む)こうで恋人(こいびと)ができたなんてことはないだろうなあ。
百恵(ももえ):待(ま)っていられないのなら、迎(むか)えに行(い)ったら?首(くび)に縄(なわ)つけて、しょっ引(ひ)いていらっしゃいよ。
山田(やまだ):プレーボーイの佐藤(さとう)も今(いま)やおちおちしていられないな。つまり、ミイラ取(と)りがミイラになったってわけだ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜てはいられない」は「〜ていることができない」という可能(かのう)表現(ひょうげん)ですが、そこから「〜状態(じょうたい)を続(つづ)けられない」という意味(いみ)が現(あらわ)れ、更(さら)に例文(れいぶん)1〜3のように、「自分(じぶん)の気持(きも)ちを止(と)められず、自然(しぜん)にそうなってしまう」という自然(しぜん)・自発(じはつ)の表現(ひょうげん)が生(う)まれます。また、例文(れいぶん)4、5のように過度(かど)であることを強調(きょうちょう)する「〜てばかりはいられない」という形(かたち)もよく使(つか)われるので、文型(ぶんけい)として覚(おぼ)えた方(ほう)がいいでしょう。
 遊(あそ)んでばかりいる → 遊(あそ)んでばかりはいられない

§ 例文(れいぶん) §
1.今日(きょう)、入学(にゅうがく)試験(しけん)の結果(けっか)が発表(はっぴょう)されるかと思(おも)うと、心配(しんぱい)で居(い)ても立(た)ってもいられません。
2.彼(かれ)は正義(せいぎ)感(かん)が強(つよ)いから、上司(じょうし)の不正(ふせい)を黙(だま)ってみていられなかったんだと思(おも)う。
3.A社(しゃ)の倒産(とうさん)をひと事(ごと)と笑(わら)ってはいられないよ。
4.入試(にゅうし)も近(ちか)いし、俺(おれ)だって遊(あそ)んでばかりはいられないよ。
5.いつまでも嘆(なげ)いてばかりはいられない。さあ、気(き)を取(と)り直(なお)して、がんばろうじゃないか。

★ 例題(れいだい) ★
1) 就職(しゅうしょく)(が/を)決(き)まった(からには/からと言(い)って)、喜(よろこ)んで(だけ/ばかり)はいられない。
2) まもなく妻(つま)の出産(しゅっさん)( )と思(おも)うとじっとし(ている→   )ず、夫(おっと)は分娩(ぶんべん)室(しつ)の前(まえ)( )行(おこな)ったり来(き)たりしていた。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) こう/ああ/ずくめ(〜ずくめ→文型(ぶんけい)118)
2) 出(で)(〜直(なお)す→文型(ぶんけい)268)/や/あきらめ


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