193 *〜ではないか/*〜じゃないか

名詞(めいし)    :    ×      +  ではないか
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ー×>     じゃないか
(注(ちゅう):「〜んじゃないか」については、文型(ぶんけい)356を参照(さんしょう)のこと)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :このマンションは買(か)い得(どく)じゃないか?駅(えき)から近(ちか)いし、間取(まど)りもよく考(かんが)えられているし・・・。
良子(りょうこ):近(ちか)くに商店(しょうてん)街(がい)があるし、学校(がっこう)や病院(びょういん)も遠(とお)くないし。でも問題(もんだい)は値段(ねだん)ね。
李(り) :年収(ねんしゅう)の5倍(ばい)はきついかもしれないね。でもこんなにいい物件(ぶっけん)は、なかなか出(で)ないんじゃないかな?

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜ではないか/〜じゃないか」は、形(かたち)は質問(しつもん)ですが一種(いっしゅ)の反語(はんご)で、実際(じっさい)は強(つよ)い肯定(こうてい)の語気(ごき)をもっています。意味(いみ)から言(い)えば、例文(れいぶん)1〜4のようにな同意(どうい)・確認(かくにん)・詰問(きつもん)、例文(れいぶん)5のような予想(よそう)外(がい)の出来事(できごと)への驚(おどろ)きを表(あらわ)しています。
 なお、丁寧(ていねい)な言()い方(いかた)には「〜じゃありませんか/〜ではございませんか」、軽(けい)卑()体(たい)には「〜じゃねえか」等(とう)があります。
 このほかにも、「〜ではないか/〜じゃないか」には、動詞(どうし)の意向(いこう)形(かたち)(「〜(よ)う」)と結(むす)びついた「〜(よ)うではないか/〜(よ)うじゃないか」(→文型(ぶんけい)440)の形(かたち)で提案(ていあん)・呼(よ)びかけを表(あらわ)す用法(ようほう)があります。

§ 例文(れいぶん) §
1.やはり彼(かれ)は来(こ)なかったじゃないか。言(い)った通(とお)りだろ。
2.あんなに堅(かた)く約束(やくそく)したではありませんか。それを今(いま)になって取(と)り消(け)すのは、ひどすぎるじゃありませんか。
3.ほら、あそこに見(み)えるじゃないか。あれが富士山(ふじさん)だよ。
4.あれ、もう一時(いちじ)過(す)ぎじゃないか。とにかくひと休(やす)みして、昼飯(ひるめし)にしよう。
5.あのA証券(しょうけん)が倒産(とうさん)するなんて、いやあ、耳(みみ)を疑(うたが)ったじゃないか。<驚(おどろ)き>

★ 例題(れいだい) ★
1) 独身(どくしん)(とばかり/とだけ)思(おも)っていたのに、(なんと/なんで)彼女(かのじょ)には子供(こども)(さえ/まで)いるじゃないか。
2) あそこ( )若(わか)い娘(むすめ)と(楽(たの)しい→    )そうに話(はな)してる( )は、田中(たなか)じゃないか。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) てはじめて/見(み)える(自(じ)V)/なった(〜ようになる→文型(ぶんけい)446)
2) も/し(「〜し、〜それに〜」→文型(ぶんけい)107)/あって


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