219 *〜と言(い)ったら/〜ったら/〜ったらありゃしない

名詞(めいし)    :    ×    + といったら
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ー×>  ったら<口(くち)>
                  といったらない
                  ったらない<口(くち)>
                  ったらありゃしない<口(くち)>
    


♪ 会話(かいわ) ♪
山田(やまだ):この十月(じゅうがつ)に佐藤(さとう)と結婚(けっこん)するんだって?おめでとう!羨(うらや)ましいったらありゃしない。
真理(まり):山田(やまだ)さんったら、よく言(い)うわね。いつかの彼女(かのじょ)とうまくいってるんでしょ。
山田(やまだ):それが、彼女(かのじょ)ったら外(そと)にも彼(かれ)がいてさ、ばかばかしいったらないよ。僕(ぼく)はいつも損(そん)な役回(やくまわ)りの道化(どうけ)役(やく)さ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜と言(い)ったら」(口語(こうご)形(かたち)は「〜ったら」)は話題(わだい)提示(ていじ)で、「〜と言(い)うと」(→文型(ぶんけい)210)や「〜と言(い)えば」(→文型(ぶんけい)217)と同(おな)じく「〜に関(かん)して語(かた)ると <≒は>」という意味(いみ)を表(あらわ)しますが、感動(かんどう)・感嘆(かんたん)・驚(おどろ)き・失望(しつぼう)など話(はなし)者(しゃ)の感情(かんじょう)を強(つよ)く打(う)ち出(だ)すのが特徴(とくちょう)です。
 ここから例文(れいぶん)3、4のように「〜と言(い)ったらない/〜と言(い)ったらありゃしない/〜ったらありゃしない」などの形(かたち)で名詞(めいし)・形容詞(けいようし)・感情(かんじょう)を表(あらわ)す動詞(どうし)について、「言葉(ことば)で表(あらわ)せないほど〜だ/最高(さいこう)に〜だ」という驚(おどろ)きや感情(かんじょう)を強(つよ)く強調(きょうちょう)する程度(ていど)表現(ひょうげん)や、例文(れいぶん)5のように「Aと言(い)ったらA」という形(かたち)で「絶対(ぜったい)〜だ/する」を強(きょう)意(い)の表現(ひょうげん)が生(う)まれます。「〜と言(い)ったら」は感情(かんじょう)強調(きょうちょう)の話題(わだい)提示(ていじ)と言(い)えるでしょう。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.そのときの悔(くや)しさと言(い)ったら、もう口(くち)では表(あらわ)せません。
2.その女性(じょせい)の美(うつく)しさと言(い)ったら、まるでこの世(よ)の人(ひと)とは思(おも)えないほどだったよ。
3.何(なん)よこれ。この部屋(へや)の汚(きたな)いと言(い)ったらありゃしないわ。まるで足(あし)の踏(ふ)み場(じょう)もないじゃないの。
4.毎日(まいにち)が同(おな)じことの繰(く)り返(かえ)しで、退屈(たいくつ)ったらないよ。
5.行(い)かないと言(い)ったら絶対(ぜったい)に行(い)かない。もう、私(わたし)の気持(きも)ちは変(か)わらないわ。

★ 例題(れいだい) ★
1) その時(とき)の彼(かれ)の(驚(おどろ)く/驚(おどろ)き)よう(と言(い)ったら/と言(い)うと)なかったよ。もう目(め)を白黒(しろくろ)(して/させて)たよ。
2) いやだと言(い)ったら絶対(ぜったい)に( )( )よ。(死(し)ぬ→   )だって、あんな男(おとこ)と結婚(けっこん)する( )はいやよ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) どこ/ない/といった
2) これ/ない/である(「だ」には連体(れんたい)用法(ようほう)がない)


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