227 *〜とか〜とか/〜だの〜だの/〜の〜のと

名詞(めいし)    :  × / だ      +  とか 〜 とか
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ー×/だ>     の 〜 のと
名詞(めいし)    :  ×          +  だの 〜 だの
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ー×>
(注(ちゅう):「〜だの〜だの」は「〜とか〜とか」の口語(こうご)形(かたち))


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :どうも日本(にっぽん)は、外国(がいこく)人(じん)にとって「開(ひら)かれた社会(しゃかい)」だとは思(おも)えないなあ?
良子(りょうこ):商社(しょうしゃ)とか航空(こうくう)会社(かいしゃ)とか、外国(がいこく)人(じん)を採用(さいよう)する企業(きぎょう)も増(ふ)えてるけど、まだまだね。
李(り) :入管(にゅうかん)はアジアからの留学生(りゅうがくせい)に対(たい)しては高圧(こうあつ)的(てき)だしね。
良子(りょうこ):日本人(にっぽんじん)としては耳(みみ)が痛(いた)い話(はなし)だわ。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 これらは形(かたち)は違(ちが)いますが、いくつかある中(なか)から代表(だいひょう)例(れい)を取(と)り上(あ)げて提示(ていじ)する点(てん)で共通(きょうつう)しています。一番(いちばん)中立(ちゅうりつ)的(てき)なのが「〜とか〜とか」で、話(はな)し言葉(ことば)・書(か)き言葉(ことば)のどちらにも使(つか)われます。「〜だの〜だの」は話(はな)し言葉(ことば)で、話(はなし)者(しゃ)の感情(かんじょう)が多(おお)く現(あらわ)れ、不満(ふまん)や非難(ひなん)の感情(かんじょう)が込(こ)められることが多(おお)いでしょう。
 なお、「〜の〜のと(言(い)って)」は発話(はつわ)の内容(ないよう)を引用(いんよう)するときにだけ使(つか)える文型(ぶんけい)で、例文(れいぶん)1のような一般(いっぱん)的(てき)な例示(れいじ)には使(つか)えません。
   部屋(へや)が狭(せま)い とか 家賃(やちん)が高(たか)い とか、   文句(もんく)ばかり言(い)っている。
         だの       だの(と)
         の        のと
 例示(れいじ)の「〜やら〜やら」(→文型(ぶんけい)431)も似(に)た意味(いみ)を表(あらわ)しますが、副(ふく)助詞(じょし)「〜とか」が代表(だいひょう)例(れい)を取(と)り出(だ)すのに反(はん)し、「〜やら」は「そのほかにも色々(いろいろ)」を強調(きょうちょう)します。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.タイとかマレーシアとか、東南(とうなん)アジアの国々(くにぐに)の経済(けいざい)発展(はってん)はめざましい。
2.彼(かれ)は裏(うら)ではあなたのやり方(かた)を、強引(ごういん)だとか非(ひ)民主(みんしゅ)的(てき)だとか言(い)って批判(ひはん)しています。
3.これがいいだの、あれがいいだのとなかなか決(き)まらず、  妻(つま)の買(か)い物(もの)につきあうと疲(つか)れてしまう。
4.生(い)きるの死(し)ぬのと、大(おお)げさに騒(さわ)いでいる。
5.何(なん)のかんのと言(い)って、結局(けっきょく)やろうとしない。

★ 例題(れいだい) ★
1) テレビ(だけ/ばかり)見(み)てい(なくて/ないで)、少(すこ)しは家(いえ)の手伝(てつだ)い(とか/やら)、勉強(べんきょう)(とか/やら)したらどう?
2) あの二人(ふたり)は別(わか)れる( )別(わか)れない( )と夫婦(ふうふ)喧嘩(けんか)が絶(た)えないが、半(なか)ばレクレーションみたい( )ものさ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) によると/見(み)える/とか
2) とか/で(動作(どうさ)の場所(ばしょ))/聞(き)いた(→文型(ぶんけい)080)


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