236 *〜としたら/*〜とすると/*〜とすれば

名詞(めいし)    :    だ     +  としたら
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ーだ>    とすると
                    とすれば


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :電子(でんし)メールって実(じつ)に便利(べんり)だよ。すべてが順調(じゅんちょう)だとしたら、五(ご)秒(びょう)かそこらで相手(あいて)に届(とど)くんだから。
良子(りょうこ):便利(べんり)なことは便利(べんり)だけど、電子(でんし)メールでラブレターをもらったとしたら、あなたうれしい?
李(り) :そりゃあ相手(あいて)によるよ。でも自分(じぶん)の気持(きも)ちを込(こ)めようとすると、自筆(じひつ)の手紙(てがみ)でないと難(むずか)しいのかもね。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 この「する」は「仮定(かてい)する」の意味(いみ)で用(もち)いられていて、「〜としたら/〜とすると/〜とすれば」は「〜と仮定(かてい)したら/〜と仮定(かてい)すると/〜と仮定(かてい)すれば」と同義(どうぎ)です。そして、これらの文型(ぶんけい)の逆説(ぎゃくせつ)は「〜としても」(→文型(ぶんけい)239)となります。
 「〜としたら」は会話(かいわ)で広範(こうはん)に使(つか)われます。「〜とすると」は「当然(とうぜん)〜という結果(けっか)になる」という必然(ひつぜん)・自然(しぜん)の帰結(きけつ)の語感(ごかん)を、「〜とすれば」は「もし〜が正(ただ)ししければ、〜ということになるが、しかし、〜」という懐疑(かいぎ)的(てき)語感(ごかん)を持(も)っています。この違(ちが)いは、「と/ば/たら」(→資料(しりょう)・)の違(ちが)いから発生(はっせい)したものです。また、これらは接続詞(せつぞくし)としての使(つか)い方(かた)があります。
  「十(じゅう)秒(びょう)一(いち)の記録(きろく)が出(で)たぞ」「としたら、百(ひゃく)メートルの日本(にっぽん)新(しん)記録(きろく)だ」

§ 例文(れいぶん) §
1.行(い)けるとしたら明日(あした)しかないんだけど、それでいい?
2.えっ、あの銀行(ぎんこう)が倒産(とうさん)しそうだって?それが事実(じじつ)だとしたら、国中(くになか)が大騒(おおさわ)ぎになりますよ。
3.それが本当(ほんとう)だとすれば、彼(かれ)が真犯人(しんはんにん)ということになる。
4.電車(でんしゃ)で行(おこな)ったのでは間(ま)に合(あ)わないとすると、もうタクシーしかありませんね。
5.この妥協(だきょう)案(あん)にも不満(ふまん)だとすれば、いったいどんな解決(かいけつ)策(さく)があるというのですか。

★ 例題(れいだい) ★
1) こんなに探(さが)し(たら/ても)ない(とすると/としても)、(盗(ぬす)んだ/盗(ぬす)まれた)のかもしれませんね。
2) そのショーがそんなにすばらしい( )したら、(見(み)る→  )に(行(い)く→    )わけにはいかないね。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) になり/さえ(〜さえ〜ば〜→文型(ぶんけい)101)/使(つか)える
2) で/行(い)き(逆説(ぎゃくせつ)「ながら」→文型(ぶんけい)270)/で


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