240 *〜と共(とも)に

名詞(めいし)    :  × / である     + と共(とも)に
動詞(どうし)・形容詞(けいようし): 普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ーである>


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :風俗(ふうぞく)習慣(しゅうかん)は時代(じだい)と共(とも)に移(うつ)り変(か)わるね。昔(むかし)の写真(しゃしん)を見(み)ても、自分(じぶん)が住(す)んでいた国(くに)だとは、とても思(おも)えないよ。
良子(りょうこ):上(うえ)から強制(きょうせい)されたものは長続(ながつづ)きしないようね。例(たと)えば文革(ぶんかく)当時(とうじ)の人民(じんみん)服(ふく)。
李(り) :はっは、それは僕(ぼく)が小学校(しょうがっこう)の頃(ころ)の話(はなし)だよ。文革(ぶんかく)が終(お)わると、一夜(いちや)にして町(まち)の風景(ふうけい)も変(か)わったからね。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「共(とも)」という語(かたり)は複数(ふくすう)の事物(じぶつ)が一(ひと)つになっていることを表(あらわ)す語(かたり)で、ここから「〜と共(とも)に」は、例文(れいぶん)1、2のように「〜と同時(どうじ)に」や、例文(れいぶん)3のように「〜と一緒(いっしょ)に」を表(あらわ)す用法(ようほう)が生(う)まれます。
 文法(ぶんぽう)上(じょう)大切(たいせつ)なのは例文(れいぶん)4、5のように「〜とともに」が動詞(どうし)の原形(げんけい)や変化(へんか)を意味(いみ)する名詞(めいし)について、「Aが変(へん)化(か)すのと平行(へいこう)してBが変化(へんか)する」という「〜につれて/〜に伴(ともな)って」(→文型(ぶんけい)330)とほぼ同義(どうぎ)の比例(ひれい)変化(へんか)の表現(ひょうげん)を作(つく)ることでしょう。これは話(はな)し言葉(ことば)にもにも書(か)き言葉(ことば)にも多(おお)く使(つか)われていますが、「〜とともに」はAとBの同時(どうじ)に進行(しんこう)する変化(へんか)を表(あらわ)す点(てん)に特徴(とくちょう)があります。

§ 例文(れいぶん) §
1.彼女(かのじょ)は主婦(しゅふ)であると共(とも)に、小説(しょうせつ)家(か)としても活躍(かつやく)している。<〜であると同時(どうじ)に〜である>
2.日本(にっぽん)では、結婚(けっこん)と共(とも)に退職(たいしょく)する女性(じょせい)はまだ多(おお)い。<〜と同時(どうじ)に>
3.家族(かぞく)と共(とも)に暮(く)らせる日(ひ)を待(ま)ち望(のぞ)んでいます。<〜と一緒(いっしょ)に>
4.心(こころ)の傷(きず)も時(とき)が経(た)つと共(とも)に、やがて薄(うす)らいでいくものだ。
5.交通(こうつう)手段(しゅだん)や情報(じょうほう)手段(しゅだん)が発達(はったつ)すると共(とも)に、世界(せかい)はますます狭(せま)くなっていく。

★ 例題(れいだい) ★
1) 地球(ちきゅう)人口(じんこう)の増加(ぞうか)(といっしょに/と共(とも)に)、食糧(しょくりょう)不足(ふそく)の問題(もんだい)が、ますます深刻(しんこく)(化(か)/的(てき))(する/し)つつある。
2) 生活(せいかつ)が便利(べんり)になる( )共(とも)に、電力(でんりょく)消費(しょうひ)量(りょう)が大幅(おおはば)に伸(の)び、供給(きょうきゅう)が需要(じゅよう)に(追(お)いつく→     )事態(じたい)( )起(お)こっている。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) としても/としたら/それは
2) すれば(後悔(こうかい)「〜ばよかった」→文型(ぶんけい)383)/すれば/した


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