260 〜ないで済(す)む/〜ずに済(す)む/〜なしで済(す)む

名詞(めいし): ×     +  なしで済(す)む
動詞(どうし):[ない]形(かたち)  +  ないで済(す)む
            ずに済(す)む


♪ 会話(かいわ) ♪
部長(ぶちょう):私(わたし)が頭(あたま)を下(さ)げて済(す)むなら、この頭(あたま)、何(なん)度(ど)下(さ)げてもかまわないが、今(いま)度(ど)ばかりはそれで済(す)みそうにない。
課長(かちょう):先方(せんぽう)は、そんなに態度(たいど)を硬化(こうか)させているのですか。
部長(ぶちょう):ああ、ことによったら裁判(さいばん)ざたにもなり兼(か)ねない。
李(り) :なんとか穏便(おんびん)に済(す)ませる方法(ほうほう)はないのでしょうか。
課長(かちょう):せめて訴訟(そしょう)にならずに済(す)めばいいのだが。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 この「済(す)む」という動詞(どうし)は、「終(お)わる・完了(かんりょう)する」という意味(いみ)の他(た)に、「足(た)りる・解決(かいけつ)する」という意味(いみ)も持(も)っています。後者(こうしゃ)の意味(いみ)で使(つか)われるのが「〜ないで済(す)む/〜ずに済(す)む/〜なしで済(す)む」で、「〜なくても問題(もんだい)はない」「〜なくても足(た)りる」という意味(いみ)を表(あらわ)します。
 「〜て済(す)む/〜で済(す)む」(→文型(ぶんけい)185)の項(こう)も併(あわ)せて参照(さんしょう)してください。

§ 例文(れいぶん) §
1.駐車(ちゅうしゃ)違反(いはん)で散々(さんざん)しぼられたが、罰金(ばっきん)なしで済(す)んだ。
2.今年(ことし)は暖冬(だんとう)で、ストーブなしで済(す)みました。
3.けがも軽(かる)くて済(す)み、大事(だいじ)に至(いた)らずに済(す)んだのは何(なに)よりでした。
4.これほどの不始末(ふしまつ)をしでかしながら、首(くび)にならないで済(す)んだだけでもありがたいと思(おも)え。
5.自(みずか)ら望(のぞ)んで引(ひ)き受(う)けたことではないし、やらずに済(す)むなら、それに越(こ)したことはない。

★ 例題(れいだい) ★
1) 検査(けんさ)の(結果(けっか)/始末(しまつ))、軽(かる)い胃潰瘍(いかいよう)とわかったので、どうやら手術(しゅじゅつ)(なしで/ないで)(済(す)む/済(ず)み)そうだ。
2) 日頃(ひごろ)から復習(ふくしゅう)( )( )していれば、試験(しけん)の前(まえ)になって(慌(あわ)てる→ )ずに済(す)む( )( )を。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) でいる/もの(→文型(ぶんけい)420)/でおく/こと(→文型(ぶんけい)084)
2) 帰(かえ)って/かけないで(「かけずに」も可(か))/おい(〜ても=たって)


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