263 〜ないでは済(す)まない/〜ずには済(す)まない/〜なしでは済(す)まない

動詞(どうし):[ない]形(かたち) +  ないでは済(す)まない
            ずには済(す)まない
名詞(めいし):  ×    +  なしでは済(す)まない


♪ 会話(かいわ) ♪
百恵(ももえ):この前(まえ)の約束(やくそく)、どうしたの。私(わたし)、ずっと待(ま)っていたのよ。一杯(いっぱい)おごっていただかないでは済(す)まないわよ。
山田(やまだ):あーあ、会社(かいしゃ)でも失敗(しっぱい)しちゃって、始末(しまつ)書(しょ)なしでは済(す)まないだろうっていうのに・・・。
李(り) :お前(まえ)、厄年(やくどし)じゃないのか。どうだい今晩(こんばん)あたり、厄払(やくはら)いに一杯(いっぱい)。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜ないでは済(す)まない/〜ずには済(す)まない/〜なしでは済(す)まない」は、どれも「〜しなければ、問題(もんだい)は解決(かいけつ)しない」「〜しなければ、許(ゆる)されない」という意味(いみ)を表(あらわ)します。「〜なければならない」と基本(きほん)的(てき)には同(おな)じ意味(いみ)と考(かんが)えていいでしょう。
 類(るい)義文(よしふみ)型(がた)に「〜ざるを得(え)ない」(→文型(ぶんけい)106)がありますが、意味(いみ)上(じょう)次(つぎ)のような違(ちが)いが生(しょう)じます。
  謝(あやま)らないでは済(す)まない ≒ 謝(あやま)らなければならない
  謝(あやま)らざるを得(え)ない   ≒ 謝(あやま)るしかない

§ 例文(れいぶん) §
1.このことは、君(きみ)が直接(ちょくせつ)、彼(かれ)に謝(あやま)らないでは済(す)まないぞ。
2.人(にん)から借(か)りた金(かね)を、返(かえ)せないでは済(す)まないよ。
3.これだけの被害(ひがい)者(しゃ)を出(だ)したとあっては、刑事(けいじ)責任(せきにん)を問(と)われずには済(す)まないだろう。
4.潔(いさぎよ)く自分(じぶん)の非(ひ)を認(みと)めなさい。知(し)らぬ存(ぞん)ぜぬでは済(す)まされない。
5.君(くん)も料理(りょうり)人(じん)の端(はし)くれなんだから、客(きゃく)から注文(ちゅうもん)された品(しな)を作(つく)れませんでは済(す)まないよ。

★ 例題(れいだい) ★
1) どこかで妥協(だきょう)(する/しない)ことには、交渉(こうしょう)は決裂(けつれつ)(せずには済(す)まない/せざるを得(え)ない)。円満(えんまん)解決(かいけつ)にはこちらも一(いち)歩(ほ)譲歩(じょうほ)せずには(済(す)むまい/いられまい)。
2) 部下(ぶか)の失敗(しっぱい)で(ある→    )と、上司(じょうし)としての君(きみ)が責任(せきにん)を(問(と)われる→   )には(済(す)む→   )よ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) 以上(いじょう)(=からには→文型(ぶんけい)009)/させない/おかない
2) に(「〜的(てき)」はナ形(かたち))/感動(かんどう)させ/おかなかった


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