295 *〜に限(かぎ)らず

名詞(めいし)・疑問(ぎもん)詞(し): ×  +  に限(かぎ)らず
              に限(かぎ)らず 〜も/まで/さえ 〜


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :あの会社(かいしゃ)は、今(いま)や「わが世(よ)の春(はる)」って感(かん)じだね。
山田(やまだ):幹部(かんぶ)に限(かぎ)らず平(ひら)社員(しゃいん)まで、この世(よ)の栄華(えいが)を謳歌(おうか)しているように見(み)えるよ。少(すこ)しはあやかりたいものだ。
佐藤(さとう):「おごる平家(へいけ)は久(ひさ)しからずや」さ。今(いま)時(じ)、どの会社(かいしゃ)に限(かぎ)らず、企業(きぎょう)の寿命(じゅみょう)は三(さん)十(じゅう)年(ねん)と言(い)うからなあ。
山田(やまだ):企業(きぎょう)もまた、この消費(しょうひ)社会(しゃかい)の消耗(しょうもう)品(ひん)ってことか。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜に限(かぎ)らず」は「〜だけでなく、そのほか〜も〜」という意味(いみ)を表(あらわ)します。同義(どうぎ)文型(ぶんけい)は多(おお)くあり、「〜だけでなく/〜のみならず」(→文型(ぶんけい)133)や「〜ばかりでなく/〜ばかりか/〜にとどまらず 」(→文型(ぶんけい)363)などに置(お)き換(か)えができます。
 また、例文(れいぶん)3のように疑問(ぎもん)詞(し)につくときは「どんな人(ひと)に限(かぎ)らず=どんな人(ひと)によらず」のように「〜によらず」(→文型(ぶんけい)349)と置(お)き換(か)えが可能(かのう)です。
  子供(こども) に限(かぎ)らず   大人(おとな)も〜
     のみならず
     ばかりか
     にとどまらず

§ 例文(れいぶん) §
1.外国(がいこく)人(じん)に限(かぎ)らず、日本人(にっぽんじん)にとっても敬語(けいご)は難(むずか)しい。
2.君(くん)に限(かぎ)らず、女性(じょせい)は男性(だんせい)より逆境(ぎゃっきょう)に強(つよ)いようだ。
3.何事(なにごと)に限(かぎ)らず、信賞必罰(しんしょうひつばつ)、公明正大(こうめいせいだい)であることこそ、人事(じんじ)運用(うんよう)の鍵(かぎ)だ。
4.最近(さいきん)では欧米(おうべい)に限(かぎ)らず日本(にっぽん)でも、セクハラ問題(もんだい)は企業(きぎょう)にとって無視(むし)できないものとなっている。
5.ヨーロッパに限(かぎ)らず、アジアにも地域(ちいき)拡大(かくだい)経済(けいざい)圏(けん)構想(こうそう)を追求(ついきゅう)する声(こえ)は高(たか)まりつつある。

★ 例題(れいだい) ★
1) 老人(ろうじん)(に限(かぎ)り/に限(かぎ)らず)、社会(しゃかい)的(てき)弱者(じゃくしゃ)(によって/にとって/として)、この競争(きょうそう)社会(しゃかい)は生(い)き(にくい/難(かた)い)。
2) 公共(こうきょう)の場(ば)に(限(かぎ)る→   )ず、喫茶店(きっさてん)など私的(してき)( )場(じょう)でも禁煙(きんえん)の動(うご)きが(強(つよ)まる→    )つつある。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) しない/に限(かぎ)って/したがる(第三者(だいさんしゃ)の感情(かんじょう)・希望(きぼう))
2) 早(はや)く/と(〜とは→文型(ぶんけい)242)/か


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