321 *〜にそって/*〜沿(ぞ)い

名詞(めいし): ×  +  にそって
          にそい
          にそう
名詞(めいし): ×  +  沿(そ)い
          沿(そ)いの + 名詞(めいし)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :今(いま)夜(よる)は散歩(さんぽ)がてら、どこかに飯(めし)を食(く)いに行(い)かないか。   線路(せんろ)沿(ぞ)いの銀杏(いちょう)並木(なみき)が紅葉(こうよう)できれいだったよ。
良子(りょうこ):少(すこ)し遠(とお)いから、自転車(じてんしゃ)にしない?
李(り) :では、奥様(おくさま)の仰(おお)せにそって、しかるべく。
良子(りょうこ):じゃ、小平(こだいら)にも言(い)わなくちゃ。
小平(しょうへい):聞(き)いてたよ。僕(ぼく)、ハンバーグがいいな。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「沿(そ)う/添(そ)う」は右(みぎ)の図(ず)のように「Aに沿(そ)ってB」は拠(よ)り所(どころ)Aから離(はな)れないで並行(へいこう)して何(なに)かBをすることを表(あらわ)します。前(まえ)に来(く)るのは、基本(きほん)となる政策(せいさく)・方針(ほうしん)・指針(ししん)・主旨(しゅし)など一連(いちれん)のものです。
     図(ず)あり 
 類(るい)義文(よしふみ)型(がた)に「〜に基(もと)づいて/〜に即(そく)して/〜に踏(ふ)まえて」(→文型(ぶんけい)344)などがありますが、Bは拠(よ)り所(どころ)Aに従属(じゅうぞく)した関係(かんけい)にあり、「〜に沿(そ)って」のように柔軟(じゅうなん)に対応(たいおう)するものではありません。「〜に沿(そ)って」は主体(しゅたい)を保持(ほじ)しながら不即不離(ふそくふり)で対応(たいおう)するという意味(いみ)を表(あらわ)しています。その他(た)、「沿(そ)い」には「川(かわ)沿(ぞ)い・道(みち)沿(ぞ)い・道路(どうろ)沿(ぞ)い…」などの接尾(せつび)語(ご)の用法(ようほう)があります。

§ 例文(れいぶん) §
1.この川(かわ)沿(ぞ)いに一(いち)時間(じかん)ほど歩(ある)くと、駅(えき)に着(つ)きます。
2.会社(かいしゃ)の経営(けいえい)方針(ほうしん)にそわないことは、上司(じょうし)として認(みと)めるわけにはいかない。
3.何事(なにごと)も当初(とうしょ)の基本(きほん)計画(けいかく)にそって、進(すす)めてほしい。
4.なるべく御(ご)希望(きぼう)にそえるよう、努力(どりょく)いたします。
5.改革(かいかく)開放(かいほう)政策(せいさく)にそって、大(だい)規模(きぼ)な外国(がいこく)資本(しほん)の導入(どうにゅう)が決定(けってい)された。

★ 例題(れいだい) ★
1) 市(し)財政(ざいせい)が極(きわ)めて厳(きび)しい(際(きわ)/折(おり))から、現状(げんじょう)(では/には)皆(みな)さんの御(ご)要望(ようぼう)にそい(兼(か)ねます/兼(か)ねません)。
2) 人生(じんせい)の達人(たつじん)は時代(じだい)の流(なが)れ( )逆(さか)らわず、その流(なが)れに(そう→   )ながら、しかも自分(じぶん)が(流(なが)す→    )ことがない。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) 話(はな)せる/が/過(す)ぎません(〜に他(た)ならない→文型(ぶんけい)341)
2) に/に/か(疑問(ぎもん)句(く)の「か」)


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