389 〜放題(ほうだい)

動詞(どうし)  :[ます]形(かたち)  +  放題(ほうだい)
               たい放題(ほうだい)
(一部(いちぶ)のナ形容詞(けいようし)につく「好(す)き放題(ほうだい)」のような例(れい)がある)


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :夫婦(ふうふ)の間(あいだ)であっても、そんな言()い草(いぐさ)はないよ。それじゃあ、君(きみ)の言(い)いたい放題(ほうだい)じゃないか。
良子(りょうこ):自分(じぶん)はしたい放題(ほうだい)のことをしているくせに、一体全体(いったいぜんたい)、私(わたし)のどこが悪(わる)いのか教(おし)えてちょうだい!
李(り) :ちょっと休戦(きゅうせん)しよう。とても口(くち)では君(きみ)にかなわない。
良子(りょうこ):いつも会社(かいしゃ)を口実(こうじつ)にするけど、何様(なにさま)のつもりなの!

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「放題(ほうだい)」はあるべき大義名分(たいぎめいぶん)や常識(じょうしき)を越(こ)えることを意味(いみ)します。そこから派生(はせい)したのが動詞(どうし)の[ます]形(かたち)に接続(せつぞく)する「放題(ほうだい)」で、「〜したいだけ、無制限(むせいげん)に〜する」という意味(いみ)を表(あらわ)します。本来(ほんらい)、制限(せいげん)なく、思(おも)うままに何(なん)でもするという悪(わる)い意味(いみ)で使(つか)われたと思(おも)いますが、「飲(の)み放題(ほうだい)・食(た)べ放題(ほうだい)で二(に)千(せん)円(えん)」のように庶民(しょみん)にも歓迎(かんげい)されるいい意味(いみ)でも使(つか)われるようになっています。
 なお、この「〜放題(ほうだい)」は「〜だけ〜する」(→文型(ぶんけい)131)を使(つか)っても表(あらわ)せます。
 暴(あば)れ放題(ほうだい) → 暴(あば)れたいだけ暴(あば)れる
 迷惑(めいわく)のかけ放題(ほうだい) → 迷惑(めいわく)をかけるだけかける

§ 例文(れいぶん) §
1.食(た)べ放題(ほうだい)飲(の)み放題(ほうだい)で3000円(えん)といった店(みせ)が増(ふ)えている。
2.彼(かれ)は社長(しゃちょう)の甥(おい)であることを笠(かさ)に着(き)て、好(す)き放題(ほうだい)をやってる。
3.やりたい放題(ほうだい)のワンマン経営(けいえい)はついに破綻(はたん)し、ついに倒産(とうさん)に至(いた)った。
4.君(くん)は昔(むかし)から母親(ははおや)に甘(あま)え放題(ほうだい)だったから、いつまでたってもマザコンから抜(ぬ)けられないんだよ。
5.あいつは俺(おれ)に迷惑(めいわく)をかけ放題(ほうだい)かけて、俺(おれ)が一言(ひとこと)文句(もんく)を言(い)ったら、どこかへ消(き)えちゃったよ。

★ 例題(れいだい) ★
1) いくら財産(ざいさん)がある(からには/からと言(い)って)、あんなに使(つか)い(次第(しだい)/放題(ほうだい))使(つか)ってれば、なく(なる/する)に決(き)まってる。
2) こんなに暴走(ぼうそう)族(ぞく)が(暴(あば)れる→   )放題(ほうだい)に暴(あば)れているのに、警察(けいさつ)は何(なに)も(できる→    )んです( )!

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) ところで(→文型(ぶんけい)147)/わけではない/方(ほう)がいい(Vが「た形(かたち)」)
2) できない/できた/が(自(じ)V)


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