390 *〜ほか(は)ない/*〜よりほか〜ない

これ・それ・あれ:  ×  + ほか(は)ない
動詞(どうし)      : 原形(げんけい)    よりほかしかたがない
                よりほか 〜 ない


♪ 会話(かいわ) ♪
良子(りょうこ):中野(なかの)から新宿(しんじゅく)まで、人身(じんしん)事故(じこ)で中央(ちゅうおう)線(せん)が不通(ふつう)だって構内(こうない)放送(ほうそう)してるわよ。待(ま)つよりほかないのかな?
小平(しょうへい):えっ、どうしよう。困(こま)ったなあ、一(いち)時間(じかん)目(め)から試験(しけん)なんだ。
良子(りょうこ): じゃあ、総武線(そうぶせん)に乗(の)り換(か)えるほかないわよ。まだ間(ま)に合(あ)うかもしれないわ。さあ、急(いそ)いで。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜ほか(は)ない/〜よりほか〜ない」は、「〜しかない」(→文型(ぶんけい)108)のグループで、どれも「〜以外(いがい)にない/〜以外(いがい)の方法(ほうほう)はない」という意味(いみ)を表(あらわ)し、それが唯一(ゆいいつ)の選択(せんたく)であることを強調(きょうちょう)する表現(ひょうげん)になります。なお、下(した)の例(れい)のように「〜(より)ほか〜ない」の間(あいだ)に語(かたり)が入(はい)ることもあります。
  こうなったら、引(ひ)き返(かえ)す しかない。
              ほかない。
              よりほかない。
              よりほか残(のこ)された方法(ほうほう)はない。

§ 例文(れいぶん) §
1.今(いま)は再起(さいき)を期(き)して、時節(じせつ)到来(とうらい)を待(ま)つほかはない。
2.どう答(こた)えていいのかわからず、笑(わら)ってごまかすよりほかしかたがなかった。
3.数(すう)千(せん)年(ねん)も前(まえ)の遺体(いたい)が、そのままの姿(すがた)で発掘(はっくつ)されたなんて、ただただ驚(おどろ)くほかない。
4.もう手術(しゅじゅつ)をするよりほか患者(かんじゃ)を救(すく)う道(みち)はありません。
5.長年(ながねん)の苦労(くろう)が元(もと)の木阿弥(もくあみ)になったけど、くよくよしても始(はじ)まらないし、また一(いち)から出直(でなお)すよりほかないね。

★ 例題(れいだい) ★
1) (わざわざ/せっかく)の縁談(えんだん)だが、本人(ほんにん)が嫌(いや)だという(からには/からこそ)、断(ことわ)るより(しか/ほか)ない。
2) やれるだけのことは(やる→   )んだから、後(こう)は結果(けっか)が出(で)る( )を待(ま)つほか(ある→   )よ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) からと言(い)って(→文型(ぶんけい)053)/放題(ほうだい)/なる(当然(とうぜん)の結果(けっか))
2) 暴(あば)れ/できない/か(詰問(きつもん))


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