423 *〜もので/*〜ものだから/〜んだもの

名詞(めいし)    :  である/な   +  もので
動詞(どうし)・形容詞(けいようし):普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち)ーな>    もんで<口(くち)>
                    ものだから
                    もんだから<口(くち)>
                    んだもの<口(くち)>


♪ 会話(かいわ) ♪
李(り) :学生(がくせい)の頃(ころ)によく通(とお)った飲(の)み屋(や)を、八方(はっぽう)手(て)を尽(つ)くして探(さが)したけれど、だいぶ昔(むかし)のことなもので、見(み)つからなくてね。がっくりきたよ。
良子(りょうこ):本当(ほんとう)に残念(ざんねん)ね。最近(さいきん)は至(いた)る所(ところ)が再(さい)開発(かいはつ)されてるものだから、取(と)り壊(こわ)されたのかもしれないわ。
李(り) :記念(きねん)にビデオに撮(と)っておこうと思(おも)ったのに。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜もので/〜ものだから/〜んだもの」は「ので」系(けい)の原因(げんいん)・理由(りゆう)を表(あらわ)す表現(ひょうげん)ですが、予定(よてい)しない事情(じじょう)や不本意(ふほんい)な事情(じじょう)があって、「そうするつもりはなかったんですが〜ので/そうしたくはなかったんですが〜ので」という意味(いみ)を表(あらわ)します。謝(あやま)るときの言()い訳(いわけ)によく使(つか)われる表現(ひょうげん)です。
 会話(かいわ)での注意(ちゅうい)として、謝(あやま)るときの理由(りゆう)には「〜から」は使(つか)わないことです。「〜から」は原因(げんいん)・理由(りゆう)を強調(きょうちょう)しますから、自己(じこ)の責任(せきにん)回避(かいひ)の印象(いんしょう)を与(あた)えるのです。謝罪(しゃざい)の時(とき)は「〜ので」か「〜もので」を使(つか)いましょう。
  電車(でんしゃ)が遅(おく)れたもので、遅刻(ちこく)しました。<不本意(ふほんい)な理由(りゆう)>
  電車(でんしゃ)が遅(おく)れたもので、遅刻(ちこく)しました。<客観(きゃっかん)的(てき)な理由(りゆう)説明(せつめい)>
  電車(でんしゃ)が遅(おく)れたから、遅刻(ちこく)しました。 <私(わたし)は悪(わる)くない。JRが悪(わる)い>

§ 例文(れいぶん) §
1.近(ちか)くまで来(き)たものですから、ちょっとお寄(よ)りしました。
2.まだ小(ちい)さかったもので、当時(とうじ)のことはよく覚(おぼ)えていない。
3.「どうして学校(がっこう)に行(い)かないの?」「だってつまらないんだもの」
4.この服(ふく)、安(やす)かったもんで、つい買(か)ってしまったんですがね、とんだ「安物(やすもの)買(か)いの銭(ぜに)失(うしな)い」でした。
5.田中(たなか)さん。あっ、ごめんなさい、人違(ひとちが)いでした。後(うし)ろ姿(すがた)があまりに似(に)ていたもので。

★ 例題(れいだい) ★
1) 人身(じんしん)事故(じこ)(で/なので)電車(でんしゃ)に遅(おく)れが(出(で)た/出(だ)した)(から/もので)、遅刻(ちこく)してしまいました。
2) 「どうして結婚(けっこん)(する→    )の?」 「( )( )( )、適当(てきとう)な相手(あいて)がいないんだ( )( )」

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) まで/見(み)られた(可能(かのう)形(かたち))/なった(「する」は意図(いと)的(てき)動作(どうさ))
2) と(共同(きょうどう)動作(どうさ)の相手(あいて))/来(き)た/語(かた)り合(あ)った


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