435 *〜よう/*〜ようがない/〜すべがない

動詞(どうし):[ます]形(かたち) +  よう
           かた
動詞(どうし):[ます]形(かたち) +  ようがない/ようのない
動詞(どうし): 原形(げんけい)   +  すべがない


♪ 会話(かいわ) ♪
山田(やまだ):彼(かれ)はもう少(すこ)し他人(たにん)の意見(いけん)を聞(き)くべきだ。あれでは、アドバイスのしようがないよ。
李(り) :自分(じぶん)の能力(のうりょく)に自信(じしん)を持(も)つのはいいけど、少(すこ)しうぬぼれが過(す)ぎてるね。どうも鼻持(はなも)ちならない。
佐藤(さとう):こんなことを言(い)ったら言(い)い過(す)ぎかもしてないけれど、彼(かれ)の心(こころ)の持(も)ちようにも問題(もんだい)がありそうだね。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 接尾(せつび)語(ご)「〜よう」は「苦(くる)しむ・悲(かな)しむ・嘆(なげ)く・怒(おこ)る・驚(おどろ)く・喜(よろこ)ぶ・変(か)わる・〜がる…」などの感情(かんじょう)や状態(じょうたい)を表(あらわ)す自動詞(じどうし)の[ます]形(かたち)について、様子(ようす)や状態(じょうたい)を表(あらわ)します。また、「する・言(い)う・例(たと)える・話(はな)す・直(なお)す…」など動作(どうさ)性(せい)の他動詞(たどうし)の[ます]形(かたち)について、方法(ほうほう)を表(あらわ)します。
 問題(もんだい)になるのは同(おな)じ方法(ほうほう)・手段(しゅだん)を表(あらわ)す「〜方(かた)」との違(ちが)いですが、動作(どうさ)そのものは「〜方(かた)」がよく、困難(こんなん)さや程度(ていど)など内容(ないよう)に近(ちか)づくほど「〜よう」がよくなると言(い)えます。どちらも使(つか)える「言(い)いようが悪(わる)い」と「言(い)いかたが悪(わる)い」を比(くら)べても、話(はなし)の内容(ないよう)を問題(もんだい)にしたのが「言(い)いよう」で、話(はな)す態度(たいど)・言葉遣(ことばづか)いを問題(もんだい)にしたのが「言()い方(いかた)」です。
  料理(りょうり)の作(つく)り方(かた)(?作(つく)りよう)を教(おし)えて。
  喩(たと)えよう(×喩(たと)え方(かた))のない美(うつく)しさ。
 「すべ」は方法(ほうほう)を表(あらわ)す名詞(めいし)で、「〜ようがない/〜すべがない」はどちらも「〜する方法(ほうほう)がない」と言(い)う意味(いみ)を表(あらわ)します。→例題(れいだい)1)

§ 例文(れいぶん) §
1.その両親(りょうしん)は事故(じこ)で娘(むすめ)を失(うしな)い、ひどい悲(かな)しみようでした。
2.彼(かれ)がそのことを知(し)ったときの驚(おどろ)きようは、尋常(じんじょう)ではなかったですよ。
3.よくも解釈(かいしゃく)できるし、悪(わる)くも解釈(かいしゃく)できる。何事(なにごと)も、ものは取(と)りようだよ。
4.知(し)らないんですから、答(こた)えようがないじゃありませんか。
5.彼(かれ)はただ今(いま)出掛(でか)けていて、連絡(れんらく)を取(と)るすべがないんです。

★ 例題(れいだい) ★
1) 弾薬(だんやく)も尽(つ)き食料(しょくりょう)も尽(つ)き(ては/ても)、もはや(戦(たたか)う/戦(たたか)おう)にも(戦(たたか)う/戦(たたか)い)(よう/方(かた))がない。
2) この(痛(いた)い→   )(がる→   )ようは普通(ふつう)じゃない。すぐ医者(いしゃ)( )連(つ)れて行(い)った方(ほう)がいい。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) が/失(うしな)った(〜が最後(さいご)→文型(ぶんけい)030)/ない
2) もの/存在(そんざい)し(〜得(え)る→文型(ぶんけい)017)/得(え)なかった(過去(かこ)文(ぶん))


↑前(ぜん)頁(ぺーじ)へ435↓次(つぎ)頁(ぺーじ)へ

日本語(にほんご)駆(か)け込(こ)み寺(てら) 参拝(さんぱい)口(ぐち)へ戻(もど)る