455 *〜わけではない

動詞(どうし)・形容詞(けいようし): 普通(ふつう)形(がた)<ナ形(かたち) ーな> +  わけではない
                     わけでもない
                     わけじゃない<口(くち)>


♪ 会話(かいわ) ♪
山田(やまだ):最近(さいきん)はパソコンの新(しん)機種(きしゅ)が次々(つぎつぎ)に出(で)てきて、どれにするか目移(めうつ)りがするよ。
李(り) :普段(ふだん)使(つか)う分(ぶん)には、新(しん)機能(きのう)や高性能(こうせいのう)が常(つね)に必要(ひつよう)だというわけではないし、革命(かくめい)的(てき)なソフトが次々(つぎつぎ)に出(で)てるわけでもないよ。用途(ようと)に応(おう)じて決(き)めればいいんだよ。
山田(やまだ):パソコン自体(じたい)が何(なに)かを生(う)み出(だ)すわけじゃないしな。

♯ 解説(かいせつ) ♭
 「〜わけではない」は文(ぶん)全体(ぜんたい)の婉曲(えんきょく)に否定(ひてい)するときも、文(ぶん)の一部(いちぶ)を部分(ぶぶん)否定(ひてい)するときもあります。なお、相手(あいて)の言葉(ことば)や考(かんが)えを引用(いんよう)するときは「〜というわけではない」という形(かたち)になります。
  人間(にんげん)は食(た)べるためだけに生(い)きているわけではない。<婉曲(えんきょく)否定(ひてい)>
  北京(ぺきん)は寒(さむ)いが、我慢(がまん)できないというわけでもない。<部分(ぶぶん)否定(ひてい)>
  「食(た)べたくないの?」「食(た)べたくないというわけじゃないけど、・・・」
 この「〜わけではない」と完全(かんぜん)否定(ひてい)の「〜わけがない」(→文型(ぶんけい)453)は文脈(ぶんみゃく)によって使(つか)い分(わ)けが必要(ひつよう)となりますから、注意(ちゅうい)しましょう。
  こんな難(むずか)しい問題(もんだい)が小学生(しょうがくせい)にできるわけがない(×わけではない)。

§ 例文(れいぶん) §
1.忙(いそが)しいと言(い)っても年(ねん)がら年中(ねんじゅう)忙(いそが)しいというわけでもない。
2.金(きん)が惜(お)しくて言(い)うわけじゃないが、返(かえ)すあてはあるのかい?
3.別(べつ)に恋人(こいびと)というわけじゃないわ。彼(かれ)とは友達(ともだち)としてつき合(あ)っているだけなの。
4.冷蔵庫(れいぞうこ)の便利(べんり)さを否定(ひてい)するわけではないが、物(もの)が腐(くさ)らないわけではないから、過信(かしん)は禁物(きんもつ)だ。
5.君(くん)一人(ひとり)が悪(わる)いわけではないが、君(きみ)に責任(せきにん)がないわけでもないだろう。

★ 例題(れいだい) ★
1) いくら会社(かいしゃ)に尽(つ)くし(たら/ても)、死(し)ぬ(まで/までに)面倒(めんどう)を見(み)てくれる(わけだ/わけではない)よ。
2) 誰(だれ)( )でも彼(かれ)( )ような真似(まね)ができるって(わけだ→      )よ。彼(かれ)は一種(いっしゅ)の天才(てんさい)なんだ。

(^^)前(まえ)課(か)の解答(かいとう)(^^)
1) おかない/が(自(じ)V)/わけ(当然(とうぜん)の帰結(きけつ))
2) てきた(完了(かんりょう))/ような/残念(ざんねん)(逆説(ぎゃくせつ)「〜ながら」→文型(ぶんけい)270)


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